これまでの展示

多名賀コレクションの中国絵画
2018年6月12日 ~ 2018年7月 8日

多名賀コレクションは、長年、日本と中国の絵画を収集されてきた多名賀昭雄氏が平成24年(2012)に当館に寄贈した11件の絵画からなります。長崎の南画家の三大家に数えられる木下逸雲(1800~66)の絶筆の山水図や、江戸時代の長崎に滞在した張莘の珍しい花卉雑画をはじめ、どれもが日中の近世・近代絵画史に新しい知見をもたらす優品です。多名賀氏の確かな審美眼は、かつて関西で開かれていた橋本末吉氏(1902~91)が主宰する中国書画の研究会で研鑽を積まれて培われました。今回の中国絵画展示室では、新収品展にあわせて多名賀コレクションのなかの中国絵画を展示します。

展示作品リスト

指定 作品名 員数 所蔵  
四季花卉図屏風 張莘筆 6曲1双 京都国立博物館 音声ガイド
万年如意図 張莘筆 1幅 京都国立博物館
山水図 顛道人筆 1幅 京都国立博物館
山水図 季開生筆 1幅 京都国立博物館
臨楊文驄山水図 高邕筆 1幅 京都国立博物館
松林山水図 王震筆 1幅 京都国立博物館
嵐峡泛舟図 張大千筆 1幅 京都国立博物館 音声ガイド
秋嶺古木図 溥儒筆 1幅 京都国立博物館

展示作品及び展示期間は、都合により変更される場合があります。ご了承ください。
:音声ガイドで解説がお聞きになれます(有料・館内で貸し出し)。

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