これまでの展示

梅を愛でる
2022年1月 2日 ~ 2022年3月13日

梅は寒い冬を耐え、春の訪れを知らせるかのように咲き、その甘く芳しい香りは私たちに春の衣をまとわせてくれます。中国よりもたらされた梅は、日本最古の漢詩集である『懐風藻』にも詠まれており、奈良時代以降、貴族をはじめ、さまざまな身分の人々に賞玩されました。また、梅を愛したとされる菅原道真と天神信仰との関わりもあり、梅は日本人に親しみのある花木となっています。今回は陶磁と絵画の分野より、梅にまつわる作品を展示します。春の訪れを展示室でも感じながらご鑑賞ください。

展示作品リスト【梅を愛でる】

指定 作品名 員数 所蔵  
  染付名花十友図三段重箱 青木木米作  1合 京都国立博物館
  色絵松竹梅文高杯 1口 京都国立博物館
(岩佐静子氏寄贈)
  鉄砂地色絵梅文瓢形徳利 1口 京都・青龍寺  
  色絵松梅文徳利 1口 京都国立博物館
  色絵梅文菱繋手鉢 1口    
  青白磁刻花唐子蓮華唐草文瓶 1口 奈良・談山神社  
  青白磁刻花雲文瓶 1対 奈良・談山神社  
  青白磁刻花唐子唐草文梅瓶
京都市法勝寺跡出土
1口 京都国立博物館
(久保田甚三郎氏寄贈)
 
  灰釉瓶子 美濃須衛窯 1口 京都国立博物館  
  黒釉刻花牡丹文梅瓶 磁州窯 1口 京都国立博物館
(広田松繁氏寄贈)
  玳玻天目 吉州窯 1口 京都国立博物館
  玳玻天目 吉州窯 1口 京都国立博物館  
  青磁陰刻蓮華文梅瓶 1口 京都国立博物館  
  青花丸に梅枝文壺 1口 京都国立博物館
(笠川正誠氏寄贈)
 
  青花梅鳥文壺 1口 京都国立博物館
(笠川正誠氏寄贈)
 
重美 灰釉瓶子 瀬戸窯 1口    
  渡唐天神像 鑑貞筆
(1月2日~2月13日展示予定)
1幅 静岡・鉄舟寺  
重文 墨梅図 白雲慧暁賛
(1月2日~2月13日展示予定)
3幅のうち
2幅
京都・栗棘庵  
  梅樹小禽図 遮莫筆
(1月2日~2月13日展示予定)
1幅 京都国立博物館  
  花下八哥図 斉白石筆
(2月15日~3月13日展示予定)
1幅 京都国立博物館
(須磨コレクション)
 
  白梅図 斉白石筆
(2月15日~3月13日展示予定)
1幅 京都国立博物館
(須磨コレクション)
 
  墨梅図 呉昌碩筆
(2月15日~3月13日展示予定)
1幅 京都国立博物館  
  紅梅図 張枏筆
(2月15日~3月13日展示予定)
1幅 京都国立博物館
(須磨コレクション)
 

展示作品及び展示期間は、都合により変更される場合があります。ご了承ください。
:音声ガイドで解説がお聞きになれます(展示期間のみ・有料・館内で貸し出し)。

 

日本と東洋のやきもの
2022年1月2日 ~ 2022年3月13日

やきものは観賞するだけでなく、食器や日常の調度品などに多く用いられており、私たちにとって身近な工芸品といえます。特に東アジア各地では、文様や形、色に至るまで多種多様なものが作られ、その用途も幅広いものです。また、やきものは産地により、磁器や陶器といった材質や、土や釉薬の原料、装飾や焼成の技術に強い個性を持っています。
日本と中国、朝鮮半島を中心に、東アジア地域でつくられたやきものの個性やその魅力について紹介します。

重文 銹絵寒山拾得図角皿 尾形光琳画 尾形乾山作 当館

展示作品リスト【日本と東洋のやきもの】

指定 作品名 員数 所蔵  
重文 色絵蓮華香炉
伝野々村仁清作
1基 京都・法金剛院  
重文 銹絵寒山拾得図角皿
尾形光琳画 尾形乾山作
1対 京都国立博物館
  色絵三番叟香炉 1基 京都国立博物館
  加彩婦女俑  1躯 京都国立博物館
重文 青磁水注 越州窯 1口 京都国立博物館
  白磁浄瓶 1口    
  黄釉絞胎盤 1口    
  藍彩壺 1口 京都国立博物館
(錢高衣子氏寄贈)
 
白磁万年壺 1口 京都国立博物館
白磁龍耳瓶 1口 京都国立博物館
三彩明器
伝洛陽北邙山出土
 三彩文官 1対
 三彩神王 1対
 三彩魌頭 1対
 三彩胡人 1躯
 三彩駱駝俑 1対
 三彩馬俑 1対
一括11躯 京都国立博物館

展示作品及び展示期間は、都合により変更される場合があります。ご了承ください。
:音声ガイドで解説がお聞きになれます(展示期間のみ・有料・館内で貸し出し)。

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