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出張

2024年3月15日

九州国立博物館 特別展「生誕270年 長沢芦雪 ―若冲、応挙につづく天才画家」に行ってきたリン!

こんにちリン!
トラりんだリン!

トラりん、登場

九州国立博物館、特別展会場にやってきたよ!

九州国立博物館鷲頭研究員(鷲頭研究員)
こんにちは、トラりん!九州国立博物館の鷲頭(わしず)です。

torarin(トラりん)
鷲頭研究員、はじめましてだリン!

トラりんと鷲頭研究員がハイタッチ

九州国立博物館鷲頭研究員
京都からはるばる、きゅーはくに来てくれてありがとう!

torarin
気になる虎がいるから、来てみたリン♪

九州国立博物館鷲頭研究員
トラりんが「芦雪虎りん」と呼んでいた、あの虎だね。
今回一緒に見に行く展示は、長沢芦雪の生誕270年を記念した特別展「生誕270年 長沢芦雪 ―若冲、応挙につづく天才画家」だよ。 トラりんは、長沢芦雪がどんな人か知ってるかな?

torarin
うーん、聞いたことあるような...?

九州国立博物館鷲頭研究員
長沢芦雪は江戸時代、京都を拠点に活躍した画家なんだ。
トラりんの生みの親、尾形光琳と同じだね!

torarin
親近感☆
どんな絵を描く人だったの?

九州国立博物館鷲頭研究員
どんな主題でも上手だったよ。人物、花鳥、それに龍や虎!

torarin
ワクワク♪早く展示室で芦雪虎りんに会いたいリーン!

九州国立博物館鷲頭研究員
それでは、さっそく...

九州国立博物館鷲頭研究員torarin
いってみよう!

入口看板前のトラりんと鷲頭研究員

torarin
入り口から迫力満点だリン!このマークはなぁに?

九州国立博物館鷲頭研究員
これは、芦雪がよく用いた「魚」の字の印鑑をモチーフにしているよ。一説には、まわりの囲みを氷に見立てて、芦雪は後年、氷が解けた水を自在に泳ぐ魚と、師の円山応挙から自由になった自分を重ねて、わざと、このかけた部分を割ったといわれているんだ。

torarin
ここのすきまから、おさかなりんの芦雪さんが飛び出してくるってことかな?!

マークとトラりん

九州国立博物館鷲頭研究員
それじゃあいよいよ、展示作品の紹介をしよう。まず最初は、「龍図襖(りゅうずふすま)」だよ。

龍図襖 長沢芦雪筆 島根・西光寺所蔵(全体画像)
龍図襖 長沢芦雪筆 島根・西光寺所蔵 <前期・後期で4面ずつ展示替> ※こちらの4面は3月3日で展示終了

torarin
大きなふすまを泳ぐ辰りんだリン~!

九州国立博物館鷲頭研究員
この龍、トラりんはどんな印象かな?

torarin
うーん、くねくねと体をよじらせて、おめめもくるっと丸くて、なんだか楽しそうだリン!

九州国立博物館鷲頭研究員
まるで笑っているような表情だね。それに、龍は中国古代にルーツをもつ霊獣で、重厚な雰囲気で描かれることが多いけど、この龍はリズミカルで軽い筆の線で描かれていて、ところどころ落書きっぽい線もある。

torarin
うん、あんまり怖くないリン!

龍図襖 長沢芦雪筆 島根・西光寺所蔵(部分拡大画像)

九州国立博物館鷲頭研究員
胴体を見てみよう。幅の広い筆で、直線を連ねるようにして描いているよ。このあたりの筆の掠れ具合も印象的だよね。さて、ここでトラりんにクイズです。

torarin
ぬ!?

九州国立博物館鷲頭研究員
実はこの作品、龍とよく一緒に描かれるものがないんだ。何かわかるかな?

torarin
うーん、何だろう?
...虎?

九州国立博物館鷲頭研究員
惜しい!!ヒントを出すね。龍はどんな風景の中に描かれることが多いかな?

torarin
えっと、辰りんはお空にいるリン!

九州国立博物館鷲頭研究員
そうだね。龍がいるお空ってどんな状態かな?

torarin
えっと、雨が降っていたり、雷が光っていたり...あ、雲があるリン!

九州国立博物館鷲頭研究員
その通り!本来、龍は雨雲を呼び、雷鳴を従える存在なんだけど、この龍は雲一つない空に描かれているよ。

torarin
え!じゃあこの辰りんは、青空を泳いでいるの!?

九州国立博物館鷲頭研究員
そういうこと!さっきトラりんは楽しそうって言っていたけど、きっと気持ちよく空をのぼっているんだね!

torarin
そうだったんだ!辰りんの笑い声まで聞こえてきそうだリン♪

九州国立博物館鷲頭研究員
続いて紹介するのは、「松虎図襖(しょうこずふすま)」だよ。

torarin
あ!虎だ!!!

松虎図襖 長沢芦雪筆 奈良・薬師寺所蔵(全体画像)
松虎図襖 長沢芦雪筆 奈良・薬師寺所蔵 <2月6日~3月3日展示>

九州国立博物館鷲頭研究員
今回の芦雪展では、前期・後期合わせて、個性豊かな虎が4匹も登場するんだよ!

torarin
そうなんだ!いろんな芦雪虎りんがいるリン!

九州国立博物館鷲頭研究員
こちらの虎の印象はどうかな?

torarin
キリッとしたおめめで、すらりとしていて、ボクとそっくりだリン☆(キラリン)

松虎図襖 長沢芦雪筆 奈良・薬師寺所蔵(部分拡大画像)

九州国立博物館鷲頭研究員
(...あえて何も言わないでおこう)こちらは長いしっぽが特徴の虎さんで、ごきげんな表情にも味わいがあるよね。
この襖絵には、松の木のほかにレンゲのような花が咲いているよ。ツツジは色鮮やかで、全体の落ち着いた色の中で映えているね。季節は春かな?

torarin
なるほどリン!春だからウキウキ顔なんだね!

九州国立博物館鷲頭研究員
スズメやシジュウカラなどの小鳥さんもたくさんもいるよ。

torarin
あ!ここに小鳥りんたちが並んでいるリン♪

松虎図襖 長沢芦雪筆 奈良・薬師寺所蔵(スズメ拡大画像)

九州国立博物館鷲頭研究員
春を喜ぶ小鳥たちの声が、今にも聞こえてきそうだね!

torarin
今の季節にぴったりの作品だリン♪

九州国立博物館鷲頭研究員
そして、最後に紹介するのは、「岩上猿・唐子遊図屏風(がんじょうさるからこあそびずびょうぶ)」だよ。

岩上猿・唐子遊図屏風 長沢芦雪筆(全体画像)
岩上猿・唐子遊図屏風 長沢芦雪筆 <2月6日~3月3日展示>

torarin
2枚セットなの?全然違う雰囲気だリン!

九州国立博物館鷲頭研究員
右隻の屏風には、岩の上で遊ぶ猿がいるね。墨で黒々と大胆に描いた岩が特徴だよ。アクション・ペインティングみたいに表現が斬新だよね!

torarin
あ!おさるりんがこっちを見ているリン!

九州国立博物館鷲頭研究員
岩とは対照的に、猿は細い線で丁寧に、ふわふわとした毛を描いているね。

岩上猿・唐子遊図屏風 長沢芦雪筆(右隻・全体画像)

torarin
みんな笑っているみたいだリン♪

九州国立博物館鷲頭研究員
芦雪は猿を描くのが好きだったみたい。お師匠さんの応挙も、左右反転させたような猿を描いているよ。
続いて、左隻。子どもと仔犬たちがいるよ。力強い印象を与える右隻とは打って変わって、細くて繊細な線がきれいだね。子どもたちの着物の描線は、特にすっとしているね。

torarin
こいぬりんはみんなコロコロしてかわいいリン!

岩上猿・唐子遊図屏風 長沢芦雪筆(左隻・部分拡大画像)

九州国立博物館鷲頭研究員
仔犬たちは丸々として、トラりんぽいフォルムだね!芦雪は仔犬もたくさん描いたよ。

torarin
いろんなこいぬりんたちが展示室で遊んでいたけど、みんなボクと同じくらい自然体だったリン♪

「岩上猿・唐子遊図屏風 長沢芦雪筆」の前でくつろぐトラりん

九州国立博物館鷲頭研究員
芦雪は、優れた描写力があっただけじゃなく、生きもののかわいい動きをよく観察していたのかもね!

torarin
芦雪さん、きっと生きものが大好きだったんだね♪

「重要文化財 群猿図 長沢芦雪筆 兵庫・大乗寺所蔵」の猿をあしらった館内掲示物



九州国立博物館鷲頭研究員
トラりん、きょうは来てくれてありがとう!

torarin
鷲頭研究員、ボクこそありがとリーン!最後に、おともだちに伝えたいことはある?

九州国立博物館鷲頭研究員
国内外でとても人気のある長沢芦雪で、九州では初めての回顧展です。後期も作品を入れ替えてご紹介するので、ぜひお越しください。

九州国立博物館鷲頭研究員torarin
きゅーはくで待っているリン!!



特別展「生誕270年 長沢芦雪 ―若冲、応挙につづく天才画家」
https://www.kyuhaku.jp/exhibition/exhibition_s71.html

■会期:2024年2月6日(火)~3月31日(日)
※会期中に展示替えを行います。
■会場:九州国立博物館 3階 特別展示室
■休館日:月曜日
■開館時間:
日曜日・火曜日〜木曜日
9:30〜17:00(入館は16:30まで)
金曜日・土曜日
9:30〜20:00(入館は19:30まで)
※夜間開館の実施については変更になることがあります。



芦雪虎りんに会えたリン!

「龍図襖(龍・虎図襖のうち) 長沢芦雪筆 和歌山 無量寺・串本応挙芦雪館所蔵」と虎ポーズのトラりん

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