こんにちリン!
トラりんだリン!
今日は、新春特集陳列「さるづくし ―干支を愛でる―」を見た時に、
井並さんからオススメしてもらったミュージアム・カートを体験するリン。
今回は、教育室で働いている作花さんに見せてもらうよ。
トラりん:こんにちは。ミュージアム・カートはここのことだリン?
作花 :こんにちは。そうです。
ミュージアム・カートは、3Fと2Fの展示室の入口前に設置しています。
普段は京博ナビゲーターさんがここで活動しています。
トラりん:京博ナビゲーターさんには、
琳派展のミニワークショップを体験した時に会ったよ!
ところで、その小さいのは何だリン?
作花 :よく見て下さい。トラりんもきっと知っているものですよ。
トラりん:どこかで見た気が......。あ!全部お猿さんだ!展示室で見たリン!
確か...「根付」と「緒締(おじめ)」っていう名前だね!
もしかして本物?!
作花 :よく覚えていましたね。
でもこれは、3Dプリンターで本物そっくりに作った複製です。
トラりん:そういえばそうだったリン...
確かに本物そっくりだなぁ。
手で持って見られるから、展示室で見えなかった後ろや裏側も、
どんな風に作られているのかよく分かるリン!
作花 :では、これらはどうやって使うものか分かりますか?
トラりん:井並さんが言っていたような気もするけど忘れたリン...
作花 :根付は、こんな風に紐を通して、
印籠が落ちないようにするためのものです。
帯にひっかけて使っていました。
緒締は、印籠の蓋を閉じたりするためのものです。
トラりん:どういうこと??
作花 :実際に体験してみましょう。でも帯の長さが足りるかな...
トラりん:!!き、きっと大丈夫だリン...!
作花 :よいしょ...ギリギリ足りましたね。
では、帯の上から印籠を通して...はい、できました。
トラりん:かっこよくておしゃれだリン~!
帯の上に根付のお猿さんが座っているみたいで可愛いな。
作花 :今回は拡大版も用意しています。
これはトラりんが展示室で感心していた緒締を大きくしたものですよ。
トラりん:す、すごく大きくなっているリン!
指や毛が彫られているのがよく分かるね。
このサイズになってもすごく細かいよ。昔の職人さんは凄かったんだな~
トラりん:なんだか本物をまた見たくなってきた!もう一度展示室に行ってくるリン!
作花 :体験した後だと、また違った見え方になると思いますよ。
行ってらっしゃ~い!