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2016年6月 6日

みんな、ありがとリン♪

こんにちリン!
トラりんだリン!

今日はみんなにありがとうの報告があるリン♪

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ちょっと前の話になるんだけどね、昨年は琳派展や名品ギャラリーにたくさんのお客様が来てくれたんだ!
そのおかげで、色々な分野の文化財を京博のコレクションに加えることができたよ。

今日はその中の1つ、金工分野から「刀 銘越後守藤原国儔(めいえちごのかみふじわらくにとも)」(桃山時代・17世紀)を紹介するリン♪

刀


作者である国儔(くにとも)は、近世の京都を代表する刀工・信濃守国広(しなののかみくにひろ)の甥と伝わる名工で堀川派を代表する人物だよ!
ちなみに彼の弟子である河内守国助(かわちのかみくにすけ)、和泉守国貞(いずみのかみくにさだ)から大阪での作刀が花開いていったんだ☆
す、すごいリン!!

国儔の作品には、国広との合作で、紀州東照宮に奉納された重要文化財「刀 銘信濃守藤原国広造(めいしなののかみふじわらくにひろ)/越後守藤原国儔(えちごのかみふじわらくにとも)」が存在するよ☆
今回購入した「刀 銘越後守藤原国儔」はこれに匹敵する名品で、室町時代の和泉守兼定(いずみのかみかねさだ)(之定(ゆきさだ))の作風を強く意識した作品だリン!

これまで京博は、新刀期(慶長年間から江戸時代後期)の上方の刀剣をあまり収蔵していなかったんだ。
だから、京都にゆかりある堀川派の名刀を収蔵できたのは、大変幸運なことなんだよ☆

みんなが京博に来てくれることは、こういうことに繋がっているんだね!
作品の保存や展示という形でみんなにお返しができることを、とっても嬉しく思うよ☆
みんなのおかげで、後世に作品を伝えることができるんだもん!
本当にありがとリン♪

作品と一緒にみんなの想いも伝えていかないとね!
ボクもPR大使として、燃えてきたリ~~ン!

今後も京博の展示を期待していてね!


最後に、刀剣でおなじみ末兼研究員とぱちり☆

4月からは東京国立博物館で働いているんだ!
また、刀のことを教えてほしいリン♪

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ほな、ばいリン☆

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