メニュー

出張

2018年6月 1日

筆の里工房さんへお邪魔したリン♪ ~エピソードⅡ~

こんにちリン!
トラりんだリン!

torarin

さっそく、広島県熊野町の筆の里工房さんにお邪魔したときのことをお話しするね!

え、なんでそんなに急いでいるのかって?
終わる気がしないからだよ。
※トラりんは「ブログが長い」と定評があります。/京博職員談

3日間お邪魔した中で、筆の里工房さんの館内を案内してもらったリン♪

筆の里工房さんでは、6月10日(日)まで熊野町制施行100周年記念展「竹久夢二の詩と画の世界」を開催しているよ☆

torarin

竹久夢二さんは、美人画、装幀、作詩など幅広く活躍した大正ロマンを代表する画家だそう☆

ほら、ボクって、まず展示のタイトルの意味が気になっちゃうタイプじゃない?
夢二さんと熊野町と100年という時間がどう関係しているのか...
気になったおともだちは、ぜひ筆の里工房さんの展示室で知ってもらえたらいいな☆

ボクも、京博で見る作品とは違う時代の作品や町の歴史を知ることができて、新しい発見でいっぱいだったリン!

torarin

そして、もちろん筆についても知ることができるリン!

torarin

触って学ぶこともできたよ☆

torarin

筆に使われる、いろいろな種類の毛☆

torarin

触り心地がこんなに違うんだね!
たしかに、お肌にふれるものは柔らかくて気持ちがいい毛だとうれしいリン♪
まぁ、ボクの肌にはもともと毛が生えているけど...
(ちなみに、虎の毛を使った筆はないらしいよ☆)

気持ちよくて、しばらく触っていたリン♪

\さわさわ/

torarin

気になっているおともだちもたくさんいると思うけど、おともだちの熊野町観光大使「ふでりん」の元になった筆も見つけたよ☆

torarin
torarin

ふでりんにそっくリンな、綺麗な色の筆だリン!

この筆は、木村陽山(きむらようざん)コレクション「鳩居堂製イ方古本朝名人用筆(きゅうきょどうせいほうこほんちょうめいじんようひつ) 乾(けん)・坤(こん)」の11本のなかのひとつだそうだよ。

歴史学者の黒板勝美(くろいたかつみ)さんが、歴代の書の名人たちの用いた筆を残された文献を手がかりに再現したもので、鳩居堂さんは京都にあるお店らしいよ!!

木村陽山コレクションの主要な作品なんだって☆

さすが、ふでりん!
とっても素敵な筆が元になっているんだね♪
ボク、こんなに美しい色をした筆はじめて見たよ☆

torarin

ちなみに、筆の里工房の職員さんが教えてくれたんだけど、筆の里工房さんのパンフレットをリニューアルしたときに、この作品名を英訳したのが京博の職員なんだって!

えぇぇぇぇえええ?!!

思わぬところにも、つながりがっ!
なんだか、運命感じちゃうよね♪

筆の里工房さんでは、実際に職人の方が筆を作っているところを見学できるんだって!
ボクも見させてもらったよ♪

torarin

筆ってこういうふうに、職人さんの手で1本1本丁寧に作られていたんだね。
ボクは、いままで何も知らずに筆を使っていたんだなぁ...

torarin
torarin
torarin

ふむふむ...
筆を作る職人さんのことを「筆司(ふでし)」さんというんだって☆

かっこいいリン...

torarin

す、すみません...っ!

torarin

ボクを弟子にしてくださいっ!

torarin

え?
筆を綺麗にとかすの?

任せてほしいリンっ!

torarin

~2秒後に挫折~

ボクたちが使っている筆には、やっぱり長年筆づくり一筋で取り組んできたからこそできる筆司さんの素晴らしい技術が不可欠なんだね!
身をもって知ったリン!

筆づくりはボクには難しかったけど、筆ができるまでの過程をとっても丁寧に教えてくれたよ♪

torarin
torarin
torarin

長い時間の中で身に付けた筆司さんの素晴らしい技術があるおかげで、ボクたちは素敵な筆を使うことができているんだね。

お身体に気を付けて、これからも素敵な筆づくりをよろしくお願いしますリン♪

torarin

つづく☆




熊野町制施行100周年記念展「竹久夢二の詩と画の世界」
会場:筆の里工房
〒731-4293 広島県安芸郡熊野町中溝5-17-1
会期:2018年4月28日(土)~6月10日(日)

torarin

【京都国立博物館】展示のおしらせ☆

展覧会名:特集展示「新収品展」

■会期:2018(平成30)年6月12日(火)~ 7月16日(月・祝)
■会場:京都国立博物館 平成知新館2F-1、1F-2~6
■交通:JR、近鉄、京阪電車、阪急電車、市バス 交通アクセス
■休館日:月曜日

■開館時間:
火~木・日曜日:午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
6月の金・土曜日:午前9時30分~午後8時(入館は午後7時30分まで)
7月の金・土曜日:午前9時30分~午後9時(入館は午後8時30分まで)

■観覧料:
一般 520円(410円) 大学生 260円(210円)
高校生以下および満18歳未満、満70歳以上の方は無料です(年齢のわかるものをご提示ください)。
※( )内は20名以上の団体料金。
※大学生の方は学生証をご提示ください。
※障害者手帳等(*)をご提示の方とその介護者1名は、観覧料が無料になります。
(*) 身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、戦傷病者手帳、被爆者健康手帳
※キャンパスメンバーズは、学生証または教職員証をご提示いただくと無料になります。 

■関連土曜講座:
6月16日(土)午後1時30分~午後3時
「織田信長と蘭奢待―正親町天皇宸翰消息―」
詳細はこちら!

TOP
TOP

タイトルとURLをコピーしました

SNSでシェアする
X
facebook
LINE
copy