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2019年2月 8日

特別企画「中国近代絵画の巨匠 斉白石」を見に行くリン♪エピソードⅠ

特別企画「中国近代絵画の巨匠 斉白石」を見に行くリン♪エピソードⅠ

こんにちリン!
トラりんだリン!

torarin

みんな☆
いま京博で開催中の
日中平和友好条約締結40周年記念 特別企画「中国近代絵画の巨匠 斉白石」は、楽しんでくれている?
ボクは呉研究員と、これから展示室に行く約束をしているリン♪

今回の展示も見どころ盛りだくさんのようだけど...

呉研究員:トラりん、ひさしぶり。

torarin

トラりん:呉研究員!
展示を見る前に聞きたいことがあるリン!
今回のタイトルに斉白石(せいはくせき)ってあるけど...どんなひとなの?

呉研究員:近現代の中国に生きた画家で、中国の人ならだれでもその名を知っている水墨画の巨匠だよ。
若いときは大工さんだったけど、一大決心をして画家に転身したんだ。
華やかな色づかいと力強い墨の線で、味わい深い水墨画をたくさん描いているよ。
素朴でかわいい水墨画に中国のみんなが癒されているんだ。

トラりん:大工さんから画家に?!!
強い想いを持っていたのかな...
どんなひとなのか、さらに気になっちゃった!
斉白石りんが描いた絵を早く見たいリン♪

呉研究員:スタスタスタスタスタ...

トラりん:いや、ちょっ、待って!
\置いてかないでー!!/

torarin



呉研究員:まずは、「墨梅図(ぼくばいず) 斉白石筆(北京画院所蔵)」(通期展示)から見てみよう。

torarin

トラりん:梅の花がひとつひとつ丁寧に描かれているね☆
とってもかわいいリン♪

呉研究員:白石の絵画のなかで早い時期の作品だよ。
描かれたのは1917年だから、100年ほど前だね。
同郷の友人の誕生日を祝って水墨だけで梅を描いたんだ。
絵のなかに書かれた文章から、あえて重厚な画風で仕上げたと述べていることがわかるよ。
たくさんの梅で画面が埋め尽くされているから、絵自体がちいさくても迫力があるね。

torarin

トラりん:おたんじょう日のお祝いの絵だったんだね!
100年前に描かれたものでも、おともだちへの想いは変わることなく感じるリン♪

呉研究員:つづいて、「松鷹図(しょうようず) 斉白石筆(北京画院所蔵)」(通期展示)だよ。

torarin

トラりん:鷹も松も、ダイナミック!!
力強いけど、なんだか鷹がかわいいリン♪

torarin

呉研究員:松の木に鷹が止まっている絵だね。
水墨画ではよくある画題だけれども、鷹の目が上を向いているね。
白石が描くと力強い鷹もかわいらしさが際立つよね。
中国語で鷹は「イン」と発音し、英雄の「英」と同じなんだ。
「英」は、すぐれた人という意味があるし、松もおめでたいモチーフだよね。
掛け言葉でモチーフにいろんな意味を重ねて、「洒落(しゃれ)」でおめでたい絵にしたわけ。

トラりん:松がおめでたいモチーフだというのは、前の特集展示「美麗を極める中国陶磁」で教わったリン!
(虎ブログ「特集展示「美麗を極める中国陶磁」~陶磁編~」
絵も素晴らしいけれど、「鷹」という言葉が洒落になっているなんて予想外だリン!
でもそんなところが、斉白石りんが長年たくさんのひとに愛されている理由のひとつでもあるのかなぁ☆

呉研究員:さいごは、前期(~2月24日(日))の展示作品、「葡萄松鼠図(ほとうしょうそず) 斉白石筆(北京画院所蔵)」

torarin

トラりん:りす、かわいいいいいいい!!!!!
ボクと同じ「すいぼくがタイプ」のりすー!!
親近感ー♪

torarin

呉研究員:ポケモンみたいに言うね。

トラりん(カリスマPR大使):この素晴らしい作品が、前期(~2月24日(日))しか見られないんだ!
じゃあ、急がなくちゃねー
見逃せないもんねー

呉研究員:これもおめでたい絵だよ。
蔓(つる)を長く伸ばし、実を多くつける葡萄(ぶどう)は、長く子孫が繁栄するようにとの願いが込められているんだ。
豊かに墨面が広がる葡萄の葉、青から淡紫へと複雑に色が変化する葡萄の実を丁寧に描いているね。
小さな手で実を取りあうリスがまた愛くるしいね。
実はリスも子供をたくさん産むから、子宝に恵まれるというおめでたい動物なんだ。

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トラりん:どの絵にも、意味が込められているんだね。
大工さんから、一大決心をして画家になっただけあるリン!(感動)
イメージで申し訳ないんだけど...展示室に来る前は、なんとなく「渋い」作品が多いのかなって思っていたリン。
でも、かわいい生き物やお花がやさしい色使いで描かれていて、斉白石りんの絵で癒されていた中国のひとたちの気持ちがわかるリン♪
特別企画「中国近代絵画の巨匠 斉白石」は、とっても興味深いリン!

呉研究員:そうなんだ。
斉白石自身も、作品も魅力がたくさんあるんだ。
ちなみに、2F-5では関連展示として「須磨コレクションにみる斉白石の名品」というテーマで展示を行っているよ。
特別企画「中国近代絵画の巨匠 斉白石」の展示期間と同じで、こちらも、
前期:2019年1月30日(水)~2月24日(日)
後期:2019年2月26日(火)~3月17日(日)

で作品が入れ替わるよ。

torarin

トラりん:ということは...
それだけ展示作品がたくさんあるということだリン!
それなら、今回の「虎ブログ」だけで紹介し終えるのは難しいリン...
そんなときはー?!

ふたり:つ・づ・く☆

torarin



おまけ☆

呉研究員:今回ご紹介する商品はこちら!
特別企画「中国近代絵画の巨匠 斉白石」図録でございます!
中国側の編集に日本側も協力して出来上がった、日中合作の珍しい図録だよ。

torarin

カリスマ販売員:まー☆
見開きで作品をゆったり見ることができるし、もちろん斉白石りんがどんなひとだったかまで紹介されているリーン!
でも、こんなに素敵で内容盛りだくさんの図録じゃ...
お高いんでしょう?

呉研究員:税込2,500円!

カリスマ販売員:お値段以上のボリュームっ!!!!!
これは...

カリスマ販売員の2人:絶対に買わなきゃねー☆

torarin



日中平和友好条約締結40周年記念 特別企画
中国近代絵画の巨匠 斉白石

■会期:2019年1月30日(水) ~ 3月17日(日)
※会期中、展示替えを行います。
 前期:2019年1月30日(水)~2月24日(日)
 後期:2019年2月26日(火)~3月17日(日)
■会場:京都国立博物館 平成知新館2F-1~4
■交通:JR、近鉄、京阪電車、阪急電車、市バス
■休館日:
月曜日
※ただし、月曜日が祝日・休日となる場合は開館し、翌火曜日を休館とします。
■開館時間:
火~木・日曜日:午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
金・土曜日:午前9時30分~午後8時(入館は午後7時30分まで)

■観覧料:
一般  520円(410円)
大学生 260円(210円)
高校生以下および満18歳未満、満70歳以上の方は無料です(年齢のわかるものをご提示ください)。
※( )内は20名以上の団体料金。
※大学生の方は学生証をご提示ください。
※障害者手帳等(*)をご提示の方とその介護者1名は、観覧料が無料になります。
 (*) 身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、戦傷病者手帳、被爆者健康手帳
※キャンパスメンバーズは、学生証または教職員証をご提示いただくと無料になります。
天皇陛下御在位30年を慶祝して、2019年2月24日(日)は無料観覧日といたします。トラりんも登場します。

■関連映像
  平成知新館2Fミュージアムラボラトリーでは、会期中
  「斉白石の作品と生涯」(約10分)を上映しています。
  詳細はこちら

■関連土曜講座:
  ○2月9日(土)午後1時30分~午後3時
  「須磨コレクションの中国近代絵画」
  ○2月23日(土)午後1時30分~午後3時
  「木匠から巨匠へ:斉白石の人生と芸術」
  ○3月9日(土)午後1時30分~午後3時
  「斉白石の絵画における現代性」
   詳細はこちら

■関連イベント:
  中国茶会
  【日 程】2019年3月16日(土)、17日(日)
  【場 所】京都国立博物館 茶室「堪庵」(博物館「東の庭」奥)
  【定 員】16名×1日6席
  【料 金】1,000円(中国茶と菓子付き)※別途、当日の観覧券が必要
  時間など詳細はこちら

torarin
※呉研究員は、大きな動物が苦手です。(by 京博スタッフ)

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