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新春特集展示 寅づくし─干支を愛でる─
2022年1月 2日 ~ 2022年2月13日

2022年の干支は寅(虎)ですね。日本には野生の虎がいませんでした。そのため昔の人たちは、海の向こうから伝えられる絵やお話、毛皮などをもとに、虎について想像を膨らませてきました。生きた姿を見ることが難しかったはずなのに、虎は、たくさんの日本の美術に登場します。
日本や東アジアの人たちは、さまざまな思いを込めて虎を表しました。美術の中には、いったいどんな虎たちがいるのでしょう。展示室に探しに行ってみましょう!

1.強いトラ、かわいいトラ、どんなトラ?

虎は、美しいしま模様としなやかな体を持つ、ネコ科の大型の肉食動物です。東アジアの人々は、虎は強くて、特別な力を持つ、めでたい生き物だと考えてきました。
でも、美術の中の虎は、実はそれだけではありません。情けない虎や、優しそうな虎、猫のようなかわいいい虎もいます。あなたの好きな虎は、どんな虎ですか?

展示作品リスト

指定 作品名 員数 所蔵  
虎図押絵貼屏風 横山華山筆 6曲1双  
龍虎豹図 狩野松栄筆
(1月2日~1月23日展示予定)
3幅  
鍾馗図 雪村筆
(1月2日~1月23日展示予定)
1幅  
重文 龍虎図屏風 単庵智伝筆
(1月25日~2月13日展示予定)
6曲1双 京都・慈芳院
子連虎図 1幅 京都・東海庵  
猛虎図 伝李公麟筆 1幅 京都・正伝寺
嗥虎図 李義養筆 1幅 京都・両足院  

展示作品及び展示期間は、都合により変更される場合があります。ご了承ください。
:音声ガイドで解説がお聞きになれます(展示期間のみ・有料・館内で貸し出し)。

本展示室以外の展示作品リスト

2F-1展示室【1.強いトラ、かわいいトラ、どんなトラ?】
2F-3展示室【2.トラと一緒に】【3.本当のトラは……】

新春特集展示 寅づくし─干支を愛でる─

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