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2019年3月 8日

特別企画「中国近代絵画の巨匠 斉白石」を見に行くリン♪エピソードⅣ

特別企画「中国近代絵画の巨匠 斉白石」を見に行くリン♪エピソードⅣ

こんにちリン!
トラりんだリン!

torarin

おともだちのみんなー!
特別企画「中国近代絵画の巨匠 斉白石」の後期展示も楽しんでくれているー?

斉白石、作品ともに魅力も見どころ満載!
これまでの「虎ブログ」とあわせて、展示を楽しんでもらえたらうれしいリン♪
特別企画「中国近代絵画の巨匠 斉白石」を見に行くリン♪エピソードⅠ
特別企画「中国近代絵画の巨匠 斉白石」を見に行くリン♪エピソードⅡ
特別企画「中国近代絵画の巨匠 斉白石」を見に行くリン♪エピソードⅢ

ところで...

今日は呉研究員、来るの?

待ち合わせても、ぜんぜん来てくれないんだけどー!!
(※エピソードⅡ、Ⅲ参照)
なんで、なんで、なんでーーー!!!!!

えっ。
まさか......
呉研究員って、ボクのこと......

torarin

呉研究員:トラりん、お待たせ。
東博の植松研究員や、周 企画室員とは、仲良く作品を楽しめた?
さっ、みんなに紹介したい作品がまだまだたくさんあるから、早く展示室に行こうか。

トラりん:ちょっっっと待った!!

その前にひとつ聞いておきたいことがあるリン。
今後のふたりのためにも、とても大事なことだリン。

呉研究員:どうしたの、トラりん。
珍しく真剣な顔して。

torarin

トラりん:いや、だいたいこの顔だリン。
呉研究員は、こどもの頃に大きな犬に追いかけられてから、大きな動物が怖いって言ってたけど...
ボクのことは、好きだよね?
ボクだけは、特別だよね?!
ねぇっっ?!!!

呉研究員:さ、展示室に行くよー
スタスタスタスタスタ...

トラりん:えーっ!!
呉研究員、えぇえーっ!!!


torarin




呉研究員:今日は、「篆書四言聯(てんしょしごんれん) 斉白石筆(北京画院所蔵)」(後期展示)から紹介するよ。

torarin

トラりん:ショックが尾を引いて、ボクのガラスのハートがバッキバキだけど、どうぞ。
(プンッ=3)

呉研究員:篆書という、ハンコを彫るときの字体で、それぞれ「月円天宝(げつえんてんぽう)」「華好年豊(かこうねんほう)」という4つの漢字を書いた対幅だよ。
この2幅で、月が満ちて天が宝のように輝き、花が咲いて豊作の年になるとの意味になるんだ。
「月円天宝」は、日本でいうお彼岸の「中秋節」のころによく言うことばだよ。
91歳という長寿の白石が揮毫(きごう)したこともあって、めでたさも倍増したにちがいないよ。

トラりん:この力強い書を、91歳で?
ハッ!!本当だ!
「九十一歳 白石」って書いてあるリン!!
すごいリン!!

torarin

呉研究員:つづいて、こちら。
「柴筢図(さいはず) 斉白石筆(北京画院所蔵)」(後期展示)だよ。

torarin

トラりん:なにこれ、ほうき?
そうかっ!
この作品にも、深い意味が込められているんだね!!
ほうきとか、なんかありがたいメッセージかなっ?!
ここから白石りんが伝えようとしていたことを読み取るんだ...
白石りんの...
はぅぁぁあああああっ!!
わからないっ!!!!!


torarin

呉研究員:書に近い作品として、熊手を描いた絵を紹介するよ。
これは、熊手を墨の線だけで表し、その隙間を埋めるかのようにたくさんの文字を書いているんだよ。
白石はこれまで画題になりえなかった日常の生活用具も1幅の作品に仕上げたんだ。
この熊手は、幼いころ、家の東隣で、7文で売っていた7股の熊手だそう。
白石にとって、故郷の湖南省湘潭での思い出は、年老いても忘れ難いものであったようだね。

トラりん:え、長寿とか、7回生まれかわるとかじゃなく、思い出の熊手ね...
今回は深読みし過ぎたリン...
でも、平和への想いや、故郷の思い出を大切にしたり...
作品を見るたびに、白石りんをどんどん好きになるリン!

呉研究員:エピソードⅣまで来た「虎ブログ」だけど、最後は「中国近代絵画の巨匠 斉白石」の関連展示「須磨コレクションにみる斉白石の名品」(2F-5)から「宋法山水図(そうほうさんすいず) 斉白石筆 須磨弥吉郎(すまやきちろう)氏収集・須磨未千秋(すまみちあき)氏寄贈(京都国立博物館所蔵)」(通期展示)を紹介するよ。

torarin

トラりん:うわー!
ものすごい迫力を感じる作品だリン!!

呉研究員:そびえ立つ山々がこちらに迫りくるかのように高く伸びているね。
一見するとマンガのようだけど、斉白石は壮大な景観を描いた北宋時代の山水図に学んだものと説明しているんだ。
白石の山水図は描いた当初は周りからなかなか理解されなかったけど、日本人外交官として北京にいた須磨弥吉郎にその良さを見出されて有名になったんだって。
この絵は斉白石と須磨弥吉郎の交流を物語る、友情の証でもあるんだ。

トラりん:えっ!
白石りんが、そのようなかたちで日本と関係があったなんて!
苦労していたと聞くと、余計に成功したことがうれしいよね...(泣)
しかも、いま目の前にある作品が友情の証...(号泣)

呉研究員:「宋法山水図」は博物館Dictionaryでも紹介しているから、そちらも読んでもらえたらうれしいな。 
博物館ディクショナリー「斉白石筆 宋法山水図 近代 中華民国11年(1922)」

torarin

トラりん:呉研究員、白石りんの作品をたくさん紹介してくれてありがとリン♪

呉研究員:日中平和友好条約締結40周年記念 特別企画「中国近代絵画の巨匠 斉白石」、そして関連展示「須磨コレクションにみる斉白石の名品」(2F-5)。
トラりんも、この展示で斉白石について知ってもらえたかな。

トラりん:もちろんだリン!
今回の展示をきっかけに、ボクも白石りんのことが大好きになったよ♪
いろんなひとからお話を聞くことができて、「虎ブログ」もとっても豪華だったね!
エピソードⅡでお話を聞かせてくれた東博の植松研究員にも、また会いたいリン♪

呉研究員:本当は、まだまだ紹介したい作品がたくさんあるんだけどね。
日本ともゆかりの深い斉白石の作品を通して、中国絵画の面白さを感じてもらえるとうれしいな。

トラりん:...ちょっと待った。
なにごともなく締めようとしているみたいだけど、そうはさせないリン。
呉研究員。
もう一度聞くけど、ボクのこと好きになってくれた?!

呉研究員:ぜひ、特別企画「中国近代絵画の巨匠 斉白石」の図録もあわせて楽しんでねー!
じゃ、トラりんまたね。

torarin
torarin

トラりん:え......




おまけ☆

torarin
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torarin

\さみしかったリンっ!!/

torarin




日中平和友好条約締結40周年記念 特別企画
中国近代絵画の巨匠 斉白石

■会期:2019年1月30日(水) ~ 3月17日(日)
※会期中、展示替えを行います。
 前期:2019年1月30日(水)~2月24日(日)
 後期:2019年2月26日(火)~3月17日(日)
■会場:京都国立博物館 平成知新館2F-1~4
■交通:JR、近鉄、京阪電車、阪急電車、市バス
■休館日:
月曜日
※ただし、月曜日が祝日・休日となる場合は開館し、翌火曜日を休館とします。
■開館時間:
火~木・日曜日:午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
金・土曜日:午前9時30分~午後8時(入館は午後7時30分まで)

■観覧料:
一般  520円(410円)
大学生 260円(210円)
高校生以下および満18歳未満、満70歳以上の方は無料です(年齢のわかるものをご提示ください)。
※( )内は20名以上の団体料金。
※大学生の方は学生証をご提示ください。
※障害者手帳等(*)をご提示の方とその介護者1名は、観覧料が無料になります。
 (*) 身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、戦傷病者手帳、被爆者健康手帳
※キャンパスメンバーズは、学生証または教職員証をご提示いただくと無料になります。

■関連映像
  平成知新館2Fミュージアムラボラトリーでは、会期中
  「斉白石の作品と生涯」(約10分)を上映しています。
  詳細はこちら

■関連土曜講座:
  ○3月9日(土)午後1時30分~午後3時
  「斉白石の絵画における現代性」
   詳細はこちら

■関連イベント:
  中国茶会
  【日 程】2019年3月16日(土)、17日(日)
  【場 所】京都国立博物館 茶室「堪庵」(博物館「東の庭」奥)
  【定 員】16名×1日6席
  【料 金】1,000円(中国茶と菓子付き)※別途、当日の観覧券が必要
  時間など詳細はこちら

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