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展示

2019年9月20日

特別展「流転100年 佐竹本三十六歌仙絵と王朝の美」を予習するリン♪

本展は2019年10月12日(土)から開催です。勇み足にご注意ください。

こんにちリン!
トラりんだリン!

torarin

京博では、2019年10月12日(土)から特別展「流転100年 佐竹本三十六歌仙絵と王朝の美」がはじまるよ♪

お手紙やSNSのコメントで、「一年前から楽しみにしてたよ!」って言ってくれるおともだちが多くて、とってもうれしいリン!

「虎ブログ」でもお馴染み、展覧会主担当の井並研究員が、みんなに楽しんでもらえるように一生懸命準備しているよ☆
京博のホープ☆井並研究員は初「主担当」だリン♪

torarin

でも...
「佐竹本」ってなんだろう?
「三十六歌仙絵」ってなんだろう?
って思っているおともだちも、きっといるよね!

ボクもだリン!(キラリ☆)

今日はボクといっしょに、特別展「流転100年 佐竹本三十六歌仙絵と王朝の美」を予習しない?!
いっしょにやれば、楽しいリン♪

見どころをつかむチャンスが隠されているかもしれないから、まずは展覧会のタイトルの意味が知りたいな☆
「さたけぼんさんじゅうろっかせんえ」は予習に欠かせないポイントだと思うけど、ぜんぶはじめて聞く言葉でさっぱりわからないリン...

展覧会チラシで詳しく説明してくれているから、じっくり読んでみよう☆

torarin
展覧会チラシPDF版
torarin

どこに書いてあるかな?
えっとー...あっ!見つけたリン!
なになに...?

「佐竹本」とは
「佐竹本三十六歌仙絵」は、旧秋田藩主・佐竹侯爵(さたけこうしゃく)家に伝わったことから「佐竹本」と呼ばれている

持ち主のお名前だったー!
ということは、佐竹家に伝わった三十六歌仙絵が今回の展覧会で見られる作品なんだね!

torarin

「三十六歌仙」とは
「歌仙」は、すぐれた和歌の詠み人という意味。
歌人・藤原公任(ふじわらのきんとう)の「三十六人撰(さんじゅうろくにんせん)」に選ばれた歌詠み人。
柿本人麻呂(かきのもとのひとまろ)や小野小町(おののこまち)、在原業平(ありわらのなりひら)など、飛鳥時代から平安時代に活躍した歌人が挙げられている。

選ばれし36人...!
あれ?!
三十六歌仙の中には、ボクも聞いたことがあるお名前があるリン!
「佐竹本三十六歌仙絵」ってはじめて聞く言葉だから難しく考えてしまっていたけど、調べてみるとボクの知っていることにもつながって距離が縮まった気がするリン☆

torarin

流転100年
もともとは2巻の絵巻だった作品が、大正8年(1919)に一歌仙ずつに分割され、別々の所有者の元へ秘蔵された。
2019年は「佐竹本三十六歌仙絵」が分割されてからちょうど100年を迎える年。
これを機に、展覧会としては過去最大の規模で、離れ離れになった歌仙絵の31件が一堂に集まる。

100年ぶりに...!
離れ離れだったみんなが...っ!
井並研究員が、チラシの「流転」と書いて「ドラマ」とルビを振っているところをすごく気に入っていたけど、いまならわかる気がするリン。

torarin

絵巻が分割されてから100年の中で、時代の変化とともにきっといろいろなことがあったよね。
そんな作品が、新しい時代「令和」に京博に集まってくれるなんて...
今回も、展示室で作品の背景を想像してたくさんの想いがこみあげてしまいそう...

どばー!(涙)

torarin

会期中、平成知新館2階「レファレンスコーナー」では、関連ワークショップが開催されるよ♪
特別展「流転100年 佐竹本三十六歌仙絵と王朝の美」関連ワークショップ
顔を描こう!~和歌で感じる歌仙のこころ~

一足先にボクも体験したけど、分割された「佐竹本三十六歌仙絵」の購入者は、なんと!くじ引きで決められたんだって!
ボクなら、くじを引く手が緊張で震えてしまいそうだリンっ☆

torarin

それでね、歌仙絵はただの肖像画ではなく、歌の意味に寄り添って歌仙一人一人の表情や姿勢が描かれていることをお話してくれたリン。

肖像画を目の前にすると、いまは会えなくてもそのひとを身近な存在に思うリン。
「佐竹本三十六歌仙絵」では、歌とともに描かれた、歌仙たちのより細かい様子を感じることができそうで、素敵だなぁって思ったよ☆

京博の展示室で、素晴らしい歌を詠んだ歌仙たちに会えるのがとっても楽しみだリン☆

torarin




\まもなくっ/

特別展 流転100年 佐竹本三十六歌仙絵と王朝の美
■会期:2019年10月12日(土)~ 11月24日(日)
※会期中、一部の作品は展示替を行います。
主な展示替
 前期:2019年10月12日(土)~ 11月4日(月・休)
 後期:2019年11月6日(水)~ 11月24日(日)
■会場:京都国立博物館 平成知新館
■休館日:月曜日
※10月14日(月・祝)と11月4日(月・休)は開館し、翌火曜日(10月15日、11月5日)休館

■開館時間:
 火~木・日曜日: 9:30~18:00(入館は17:30まで)
 金・土曜日: 9:30~20:00(入館は19:30まで)

■観覧料:
 一 般 1,600円(1,400円)
 大学生 1,200円(1,000円)
 高校生  700円 (500円)

※( )内は20名以上の団体料金。
※中学生以下は無料です。
※障害者手帳等(*)をご提示の方とその介護者1名は、観覧料が無料になります。
 (*) 身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、戦傷病者手帳、被爆者健康手帳
※大学生・高校生の方は学生証をご提示ください。
※キャンパスメンバーズ(含教職員)は、学生証または教職員証をご提示いただくと、各種当日料金より500円引きとなります。
\~10月11日(金)までお得な前売チケットを販売!/

■特別講演
○11月4日(月・休)
「巡る美 変わる美 −流転する日本文化−」
 講師:彬子女王殿下
【時間】14:00~15:00
【会場】平成知新館 講堂
【定員】180名
【料金】聴講無料(ただし特別展の当日の観覧券が必要)
【参加方法】当日11:00より、平成知新館1階グランドロビーにて整理券を配布し、定員になり次第、配布を終了します。

■記念講演会
○10月13日(日)
開幕記念講演会
「冷泉家の歴史と文化 -冷泉流歌道をめぐって-」
講師:冷泉 為人氏(冷泉家時雨亭文庫 理事長・京都美術工芸大学 学長)

○10月19日(土)
「歌仙絵の成立と展開 -佐竹本への道のり-」
 講師:土屋 貴裕氏(東京国立博物館 主任研究員)

○11月2日(土)
「歌仙絵の最高峰 -佐竹本三十六歌仙絵の表現と情緒-」
 講師:井並 林太郎(京都国立博物館 研究員)

○11月16日(土)
「佐竹本三十六歌仙絵への想い」
 講師:降矢哲男(京都国立博物館 研究員)

【時間】13:30~15:00
【会場】平成知新館 講堂
【定員】200名
【料金】聴講無料(ただし特別展の当日の観覧券が必要)
【参加方法】当日11:00より、平成知新館1階グランドロビーにて整理券を配布し、定員になり次第、配布を終了します。

■キャンパスメンバーズ向け講演会
〇2019年11月1日(金)17:00~18:00(16:30開場)
 日程や参加方法など、詳しくは、キャンパスメンバーズ向け講演会

torarin



\音声ガイドもごいっしょに☆/
ナビゲーターは 瀬戸麻沙美りん!
スペシャルゲストに 宮野真守りんも!
展示とあわせて楽しんでね♪
torarin

京博サイトでは「章解説」まで掲載!!
予習に復習に、または会場で看板を読む時間短縮に、どうぞご覧ください。
(京博ウェブ担当スタッフ談)
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