本展覧会は、新型コロナウイルス感染症の感染予防・拡大防止のため、変更の場合があります。 随時、公式Twitter等にてお知らせいたしますので、ご来館の際は最新情報をご確認ください。
こんにちリン!
トラりんだリン!
_人人人人人人人人人_ > 特別展スタート <  ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
やったー! やったぁぁぁぁああああ!!
開催が延期になったけど、どの展示も京博スタッフが心を込めて準備していたから、開催できて本当にうれしいリン♪
そうだね、今回は特にうれしいよ。
(トラりん)
羽田研究員☆
羽田研究員は、特別展「聖地をたずねて─西国三十三所の信仰と至宝─」の主担当だし、喜びも大きいよね♪
(羽田研究員)
いろいろと対策を考えて、ようやく開催することができた展覧会だから、観覧してくれるみんなにも協力してもらって、安全に展示を楽しんでもらいたいな。
「安全に楽しんでもらうためのお願い」だリン♪のことだね☆
おともだちが協力してくれるおかげで、作品を見てもらうことができてうれしいね☆
西国三十三所 草創1300年記念 特別展「聖地をたずねて─西国三十三所の信仰と至宝─」を予習するリン♪、
西国三十三所 草創1300年記念 特別展「聖地をたずねて─西国三十三所の信仰と至宝─」を予習するリン♪エピソードⅡ
をがんばったら、ボクも特別展へのわくわくが止まらなくなったリンっ!
はやく羽田研究員といっしょに展示を見たいリン♪
「虎ブログ」、ちゃんと見ているよ。
ステイホーム中もしっかり予習をして、えらかったね。
さっそく展示室に行ってみよう。
\やったー♪/
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まずは、西国巡礼の祖ともいえる長谷寺の開基・徳道上人を描いた肖像画「徳道上人像(とくどうしょうにんぞう)(奈良・法起院所蔵)」(2F-1 通期展示)を見てみよう。
徳道上人...チラシで見たリン!
徳道上人は8世紀前後に活躍した、徳のあるお坊さん。
病で仮死状態になった時、閻魔大王から「生前の悪行により地獄へ送られてくるものが多い。
観音の功徳が得られるよう、人々に観音の慈悲の心を説くように」とお告げを受けて、起請文(きしょうもん)と33の宝印を授かったのが三十三所のはじまりとされているよ。
こ、このひとが、あの閻魔大王からじきじきにお告げを受けたの?!
とっても興味深いスタートだリン...(ごくリン)
徳道上人が閻魔大王から授かった宝印を納めた場所(札所)が、観音の功徳を得られる場所、すなわち観音霊場となって人々に信仰されるようになったんだ。
今回の特別展では、札所の三分の一が集中している京都の地で、観音信仰とともに守り伝えられてきた至宝の数々を紹介しているよ。
33か所のべつべつのお寺に伝えられたたくさんの宝物を、京博でいっぺんに見ることができるなんて、とっても貴重な機会だリン!
おっ、さすが予習しただけあってわかっているね。
つぎは、こちらの作品を見てみよう。
「清水寺再興勧進状(きよみずでらさいこうかんじんじょう) 願阿弥(がんあみ)筆(京都・清水寺所蔵)」(2F-4 7月23日~8月10日展示)だよ。
んんんんん...漢字ばかりだけど「清水寺」は読めるリン!
どんな内容が書かれているのかな?
「勧進(かんじん)」とは、もとはお寺や神社を造営するためにお寺の縁起(由来)などを記したもので、中世、特に室町時代からは、人々から寄付を募るためのものになったよ。
この勧進状は、応仁・文明の乱で焼けてしまった清水寺の伽藍(がらん)を再興するための寄付を訴えるもの。
伽藍は、お寺の建物のことだリン!
清水寺の復興を願う人々の想いが、この作品に詰まっているんだね☆
こんどは、実際に札所を巡った巡礼者たちが参拝の証(あかし)にお寺の柱や天井などに打ち付けた札、「西国三十三所巡礼札(さいこくさんじゅうさんしょじゅんれいふだ)(滋賀・石山寺所蔵)」(1F-4 通期展示)を紹介するね。
えっ!
巡礼したひとが実際にお寺に置いていったの?!
材質や大きさはまちまちだけど、中央には西国三十三所巡礼であること、左右には年月日や出身地などが記されているよ。
石山寺に伝わる巡礼札は、室町時代の年紀が記されている古いものなんだ。
本当だ、大きいものもあるね!
なんだか生々しくて、むかしのひとと時空を超えてつながることができた気分だリン!
世界のほかの国々にも巡礼路があるように、巡礼というのは老若男女、国籍を問わず人々をひきつける魅力があると思うんだ。
この展覧会で、多くの人が祈りとともに辿った西国三十三所の魅力を知ってもらえたらいいな。
京博に西国三十三所の素晴らしい作品が集まる大変貴重な機会!
みんなに京博を楽しんでもらえたら、とってもうれしいリン☆
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おまけ☆
カリスマ販売員の2人:
\図録(税込 2,700円)もあわせて何卒っ☆/
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\羽田研究員が講師の記念講演会もお見逃しなく♪/
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8月8日(土)13:30~15:00
「資料からみる西国三十三所」
講師:羽田 聡(京都国立博物館 美術室長兼列品管理室長)
定員:100名(通常の半数)
整理券配布開始は当日の12:00を予定していますが、待ち列が長くなり、適切な間隔が保てないと判断した場合には、配布の開始を早めさせていただきます。あらかじめご了承ください。
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西国三十三所 草創1300年記念 特別展
聖地をたずねて─西国三十三所の信仰と至宝─
■会期:2020年7月23日(木・祝)~9月13日(日)
■会場:京都国立博物館 平成知新館
■交通:JR、近鉄、京阪電車、阪急電車、市バス
■休館日:月曜日
※ただし、8月10日(月・祝)は開館。
<8月4日(火)~8月16日(日)まで続けて開館>
■開館時間:
9:30~18:00(入館は17:30まで)
※金・土曜日の夜間開館は中止し、18:00閉館といたします。
■観覧料:
一 般 1,600円(1,400円)
大学生 1,200円(1,000円)
高校生 700円 (500円)
※( )内は20名以上の団体料金・前売り料金。
※中学生以下は無料です。
※障害者手帳等ご提示の方とその介護者1名は、観覧料が無料になります。
※大学生・高校生の方は学生証をご提示ください。
※キャンパスメンバーズは、学生証または教職員証をご提示いただくと、各種当日料金より500円引きとなります。
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おうちで楽しむ「特別展」
京博に来られないおともだちも、おうちで「特別展」を楽しんでもらえたらうれしいリン♪
YouTube トラりんチャンネル展覧会
特別展「聖地をたずねて」を見に行くリン♪
特別展解説プリント
解説プリント
特別展オリジナル「七観音」ぬりえ
聖観音
十一面観音
千手観音
如意輪観音
馬頭観音
准胝観音
不空羂索観音