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2018年11月 9日

特別展「京のかたな 匠のわざと雅のこころ」を見に行くリン♪
エピソードⅢ

特別展「京のかたな 匠のわざと雅のこころ」を見に行くリン♪
エピソードⅢ

こんにちリン!
トラりんと末兼研究員だリン!

torarin

トラりん:末兼研究員!
いよいよ、後期展示がはじまったね!
後期もたくさんの素晴らしい作品が、みんなを待っているんだよね?!

出品一覧表(PDF)
torarin

末兼研究員:もちろんだよ。
どれも紹介したい作品だから、お話が止まらない!
早速だけど、前回(エピソードⅡ)前々回(エピソードⅠ)の「虎ブログ」のつづきを展示室へ見に行ってもいいかな?!

トラりん:いいともー!!!



末兼研究員:今日は、こちらの作品から見てみよう。
「重要文化財 薙刀直シ刀(なぎなたなおしがたな) 無銘(名物骨喰藤四郎(めいぶつ ほねばみとうしろう))」(京都・豊国神社所蔵)。

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トラりん:覚えているリン!!

2年前に末兼研究員と見た、『斬り付ける真似をするだけで、敵の骨が砕ける』という、あの骨喰藤四郎でしょ?!

末兼研究員:トラりん、よく覚えているね。
この刀は薙刀を改造したもので、刀にまつわる伝説が名物名につけられたパターンだよ。
今回は刀に彫られている彫刻を見ていこう。
この彫刻には仏教的な意味が込められているよ。
よく見ると龍が絡みついている剣の柄が三鈷杵(さんこしょ)の形になっているのがわかるかな?
三鈷杵は古代インドの武器で、のちに密教の儀式で使われる法具となったもの。
また、剣に絡みつく龍は不動明王の化身とされているよ。
展示では見えないけれど、裏には不動明王と毘沙門天をあらわす梵字(種子)(しゅじ)が彫られているんだ。
不動明王と毘沙門天の組み合わせは比叡山の横川で生み出されたもので、刀の所有者を観音菩薩に見立てて、不動明王と毘沙門天による守護が得られるように、という願いが込められていると考えられるね。

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トラりん:骨が砕けるというお話が印象的だったけど...
よく見たら、素晴らしい彫刻だリン!
前に見たときには気付けなかった美しさや、刀の持ち主の願いが込められていると知ることができたから、今回の特別展で再会できてうれしいリン♪

末兼研究員:つづけてこちらの「重要文化財 光徳刀絵図(こうとくかたなえず)(毛利本・文禄三年) 本阿弥光徳筆」(毛利報公会所蔵)を見てほしいな。
あいにく今は展示場面が替わってしまったけれど、この刀絵図には「骨喰藤四郎」が描かれているんだ。
刀剣の鑑定をなりわいにしていた本阿弥光徳の手によるもので、戦国武将・毛利輝元の求めに応じて製作されたもの。
刀剣の絵とともに名前や特徴、見どころなどが記してあり、「骨喰藤四郎」を含め65口が紹介されていて、当時どんな刀が名刀とされていたかがわかる、とても貴重な資料だよ。

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トラりん:特別展「京のかたな」図録の151ページだね!
みんなも、ぜひチェックしてみてほしいリン♪

末兼研究員:次は、「国宝 太刀 銘来国光(めいらいくにみつ)」(九州国立博物館所蔵)

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トラりん:凛として、堂々としているように見えるリン!!
九博には、ボクもお邪魔したことがあるよ♪
展示も素晴らしかったし、みんなとっても可愛がってくれたから、大すき☆

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末兼研究員:この太刀は、鎌倉時代の中頃から活躍した鍛冶集団・来派のうち、来国光の作品だよ。
身幅が広く、とても豪壮(ごうそう)な姿をしているよね。
来国光は来派のなかでも作風の幅が広い人なんだけど、この太刀のように豪壮な造りのものが得意だったみたいだね。
来派の刀工は、近江や越前、肥後に移住してそれぞれ刀を作ったので、京文化や山城鍛冶の技術が各地に展開していく上でとても重要な役割を果たしたんだ。

torarin

トラりん:大きな影響を与えた刀のひとつなんだね!

それで、末兼研究員!
特別展「京のかたな」を「虎ブログ」で見に来たのは今回で3回目だけど、紹介したい刀を全部伝えられ...

末兼研究員:てない!!!

トラりん:と、いうことは...

2人:\つづくー!/

torarin



おまけ☆

特別展「京のかたな」の音声ガイドは、日・英・中・韓の4か国語対応!
日本語版は、「伊武雅刀」りんバージョンと「刀剣乱舞-ONLINE-」声優陣バージョンの2種類を用意しているリン♪

ということは...

\何度でも楽しめちゃうね!/
torarin



特別展 京のかたな 匠のわざと雅のこころ
■会期:2018(平成30)年9月29日(土)~ 11月25日(日)
■会場:京都国立博物館 平成知新館
■交通:JR、近鉄、京阪電車、阪急電車、市バス
■休館日:月曜日

■開館時間:
火~木・日曜日:午前9時30分~午後6時(入館は午後5時30分まで)
金・土曜日:午前9時30分~午後8時(入館は午後7時30分まで)

■観覧料:
一 般 1,500円(1,300円)
大学生 1,200円(1,000円)
高校生  700円 (500円)

※( )内は20名以上の団体料金。
※中学生以下は無料です。
※障害者手帳等(*)をご提示の方とその介護者1名は、観覧料が無料になります。
 身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、戦傷病者手帳、被爆者健康手帳
※大学生・高校生の方は学生証をご提示ください。
※キャンパスメンバーズは、学生証または教職員証をご提示いただくと、各種当日料金より500円引きとなります。

■ワークショップ
まぢかで見よう!はじめての刀

■記念講演会
●11月10日(土)
「合戦絵巻と武器・武具の研究」
 講師:井並 林太郎(京都国立博物館 研究員)

参加方法はこちら

■関連イベント
明治古都館で復元模造刀剣の特別公開
長野県無形文化財保持者の刀剣作家・宮入法廣氏の手による「重文 薙刀直シ刀 無銘(名物 骨喰藤四郎)豊国神社所蔵」の復元模造が特別に公開されます。その姿を忠実に再現した刀と一緒に記念撮影もできます!
【時間】入館は閉館の30分前まで
【場所】明治古都館
【料金】無料(ただし「京のかたな」展の当日の観覧券が必要)

■「刀剣乱舞-ONLINE-」コラボ企画
明治古都館で刀剣男士の等身大パネルを展示!
展覧会会期中、京都国立博物館・明治古都館中央ホール(重要文化財)で、「刀剣乱舞-ONLINE-」コラボ刀剣男士の等身大パネルを展示します。
【時間】入館は閉館の30分前まで
【場所】明治古都館
【料金】無料(ただし「京のかたな」展の当日の観覧券が必要)

■キャンパスメンバーズ限定講演会
京都国立博物館キャンパスメンバーズ会員校の学生及び教職員を対象に、本展示の見どころなどをご紹介する講演会を開催します。
【日時】11月16日(金)17時 ~18時
【場所】平成知新館 講堂(B1)
【料金】無料(ただし「京のかたな」展の当日の観覧券が必要)
【参加方法】事前のお申込みが必要です。詳細はこちら




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