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2019年5月31日

特別展「国宝 一遍聖絵と時宗の名宝」を見に行くリン♪
エピソードⅣ―志を受け継ぐ

特別展「国宝 一遍聖絵と時宗の名宝」を見に行くリン♪
エピソードⅣ―志を受け継ぐ

展示は終了いたしました。ご来館ありがとうございました。

こんにちリン!
トラりんだリン!

torarin

特別展「国宝 一遍聖絵と時宗の名宝」楽しんでくれているかーーーいっ?!

torarin

いや、ロック調に聞いたらなんか盛り上がっている雰囲気になるかな、と思って。
だって、「国宝 一遍聖絵と時宗の名宝」についての虎ブログも、いよいよエピソードⅣだしね!
エピソードⅣだしね!!
ⅠとⅡとⅢも、読んでもらえたらうれしいしね!!!
予告編: 特別展「国宝 一遍聖絵と時宗の名宝」を予習するリン♪
 〇予告編I
 〇予告編Ⅱ
本編: 特別展「国宝 一遍聖絵と時宗の名宝」を見に行くリン♪
 〇エピソードⅠ―新発見
 〇エピソードⅡ―全12巻公開
 〇エピソードⅢ―700年

ラストを飾るのは、このお方。
それでは紹介します、京博のホープ☆井並研究員でっす!!!

torarin

井並研究員:やめてやめてやめて!
この前から肩書が重いの!押しつぶされそうだから!

トラりん:だいじょうぶ。
万が一のときは、モザイク処理の術があるし。


torarin

井並研究員:はじめから、その紹介の仕方をやめればいいんじゃないかな!!



トラりん:なんかうやむやな感じで展示室に来たけど、作品の紹介はちゃんとやってよね=3

井並研究員:こっちのセリフだよ!
じゃあ、京博のホープとして、きっちり紹介させてもらうね!
...えっ!なに、その顔!!

torarin

トラりん:いや、だいたいこの顔だリン。
空気変えるために、一旦モザイクしとく?

井並研究員:大丈夫です!

トラりん:あっ!一遍上人だリン☆

井並研究員:こちらは、「一遍上人像(いっぺんしょうにんぞう)(神奈川 清浄光寺(遊行寺)所蔵)」(後期展示)だよ。

torarin

井並研究員:合掌して立ち、力強いまなざしを前方に向けているね。
「一遍聖絵(いっぺんひじりえ)」でも見たように、一遍は生涯をかけて日本各地を遊行したんだ。
この肖像画は、そんな一遍にふさわしいように足を前に出した立ち姿で表されているね。

torarin

トラりん:本当だリン!
まるで、いまも旅を続けているかのようだリン!

井並研究員:また、よく見てみると合掌した手に、お札を持っているよ。
これは「南無阿弥陀仏 決定往生六十万人」と書かれた念仏札。
一遍は遊行の旅路でこの念仏札を何万もの人々に配ったんだ。
これを「賦算(ふさん)」というよ。
「遊行」「賦算」そして「踊り念仏」。
これらは時宗の三大行儀として、今でもおこなわれるとても大事な行事なんだ。

torarin

トラりん:一遍上人のがんばりや想いが、いまでもずーっと受け継がれているんだね。

井並研究員:つづいて、「重要文化財 遊行上人縁起絵(ゆぎょうしょうにんえんぎえ) 真光寺本(しんこうじぼん) (兵庫・真光寺所蔵)」だよ。

torarin

トラりん:縁起がいい絵なの?

井並研究員:ここでの「縁起」というのは、ものごとの起源とか由来という意味。
つまり、時宗の指導者である「遊行上人」が生まれた歴史を物語る絵巻と言えるかな。
遊行上人は現在74代の方が継いでおられるけど、初代は一遍。
つまりこれは一遍を紹介する絵巻なんだ。

トラりん:一遍上人のことを紹介する絵巻...じゃあ前に見た「一遍聖絵」と同じかな?
それに「遊行上人縁起絵」は、上杉研究員が真教の活躍を描いた絵巻って言っていた気がするけど...

torarin

井並研究員:よく覚えているね。
じつは「遊行上人縁起絵」は、全10巻のうち前半(~巻4)で一遍を、後半(巻5~)で真教を紹介しているんだ。
これが一遍のことだけを描く「一遍聖絵」とは大きく異なるところだね。
つまり、この絵巻は10巻を通して、遊行上人としての志が一遍から真教へ受け継がれ、そして時宗が発展していったというストーリーを語っているんだ。

トラりん:志を受け継ぐ!!
今回のサブタイトルの意味がわかったリン☆

torarin

井並研究員:さいごは、「鉦鼓(しょうこ)(滋賀・蓮華寺所蔵)」(通期展示)だよ。

torarin

謎の男:ちょっと待ったぁぁあああああ!!

トラりん・井並研究員:ビクッ!!!

井並研究員:ま、まぶしくて見えないっ...!

torarin

トラりん:誰だっ!
姿を見せるリン!!

謎の男:フハハハハハ。
その作品の説明は、私がしてさしあげよう。

井並研究員:あのシルエットは...まさかっ!

トラりん・井並研究員:末兼研究員!!!

torarin

末兼研究員:金工は、僕の担当なんだ。
まかせなさいっ!

トラりん:えー、そんだけのために尺使ったの...?
もういいから早くこっち来てくれるー?

末兼研究員:...ごめんなさい。

torarin

トラりん:ところで、これはなんだろう?
たらい?

torarin

末兼研究員:これは「鉦鼓」と言って、もともとは雅楽(ががく)の楽器だったものだよ。
仏教では、儀式や法要のときに打楽器を使うことが多くて、こういった楽器を「梵音具(ぼんおんぐ)」と呼ぶよ。

torarin

トラりん:お寺の鐘や木魚もその仲間?

末兼研究員:YES!

トラりん:ビクッ!!

末兼研究員:時宗では特にこの鉦鼓を用いる機会が多くて、踊り念仏には欠かせない仏具だよ。
では、サラバだ!!
フハハハハハ。
フハハハハハ。
フハハ...

torarin

トラりん:ホープ研究員。
この空気から救ってほしいリン。

井並研究員:時宗では、一遍以来の「遊行」「賦算」「踊り念仏」などを受け継いで、今日にその教えを伝えている。
それは現代に生きる僕たちにいろんな示唆を与えてくれるものだと思う。
そんな時宗の、魅力ある文化財を目の当たりにするこの機会を逃すなんてことをしてしまったら、
後悔するよ。

2人:

\後悔するよ!!/

torarin



カリスマ販売員:

\図録 2,500円(税込) も好評販売中☆/

torarin



特別展 時宗二祖上人七百年御遠忌記念
国宝 一遍聖絵と時宗の名宝

■会期:2019年4月13日(土)~ 6月9日(日)
    前期:2019年4月13日(土)~ 5月12日(日)
    後期:2019年5月14日(火)~ 6月9日(日)
    ※会期中、一部の作品は上記以外にも展示替を行います。
■会場:京都国立博物館 平成知新館
■交通:JR、近鉄、京阪電車、阪急電車、市バス
■休館日:月曜日
※月曜日が祝日・休日となる場合は開館し、翌火曜日を休館とします。

■開館時間:
火~木・日曜日:9:30~18:00(入館は17:30まで)
金・土曜日:9:30~20:00(入館は19:30まで)

■観覧料:
一 般 1,500円(1,300円)
大学生 1,200円(1,000円)
高校生  900円 (700円)

※( )内は前売り料金・20名以上の団体料金。
※中学生以下は無料です。
※障害者手帳等(*)をご提示の方とその介護者1名は、観覧料が無料になります。
 身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、戦傷病者手帳、被爆者健康手帳
※大学生・高校生の方は学生証をご提示ください。
※キャンパスメンバーズは、学生証または教職員証をご提示いただくと、各種当日料金より500円引きとなります。

\奈良国立博物館「国宝の殿堂 藤田美術館展」との相互割引もあるリーン♪/
会期中、奈良国立博物館「国宝の殿堂 藤田美術館展」の一般観覧券および無料観覧券、またはその各半券を、当館チケット売場にてご提示いただくと、特別展「国宝 一遍聖絵と時宗の名宝」一般当日券が1回のみ200円引となります。

■ワークショップ
一遍さんを探そう!~さわって楽しむ絵巻物~
平成知新館2Fレファレンスコーナーで、関連ワークショップを行うよ♪
今回、特別に用意した「国宝 一遍聖絵」巻七のレプリカを手にとって鑑賞できるんだって!!
とっても貴重な機会だから、展示とあわせて楽しんでもらえたらうれしいリン♪

torarin

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