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2019年7月12日

特集展示「赤ってじつはどんな色?」を見に行くリン♪

特集展示「赤ってじつはどんな色?」を見に行くリン♪

こんにちリン!
トラりんだリン!

torarin

前回の「虎ブログ」で宮川研究員といっしょに、8月4日(日)まで開催の特集展示「新収品展」を見に行ったけど、みんなもう読んでくれたー?

なんと!
いま京博では「新収品展」のほかにも特集展示を開催しているリン!!

その名も、特集展示「赤ってじつはどんな色?」!!!

2つの特集展示が行われているだなんて、
ゴージャス☆

「赤」は大好きな色だから、持っているお洋服も「赤」が多いよ♪
今日は展示にあわせて、「赤」の陣羽織を着て、やる気満々だリン!

さー!
それでは、このコーナーがやってまいりました!

いっしょに展示を見に行ってくれるのはー?
ドゥルルルルル...(ドラム音)

ジャンッ☆
\安部研究員!/


torarin

安部研究員:トラりん、どうぞよろしくね。

トラりん:よろしくリン♪
ボクも「赤ってじつはどんな色?」って、ずっと考えているんだ!
だから「京都府立植物園」りんにお邪魔して、美しい赤、かわいい赤、おいしい赤...いろいろな「赤」を見つけたんだけど、その中には染色に使われるベニバナもあったよ♪
(そのときの「虎ブログ」はこちら☆

torarin

安部研究員:展示がはじまる前に「赤」について、たくさん考えてくれてありがとう。
特集展示「赤ってじつはどんな色?」の期間中は、平成知新館2F「ミュージアム・カート」に赤色の染料を用意していて、トラりんが見たベニバナの花びらを固めた「紅花餅」も見られるよ。

トラりん:お餅?!
見てみたいリン!
それで、どうして「赤ってじつはどんな色?」という展覧会名にしたの?

安部研究員:赤色を見た時、さまざまなイメージが浮かぶよね。
たとえば、炎を想像させる情熱的な色、とか、危険を感じる色、とか。
じゃあ、むかしの人は赤色に対して、どんなことを感じていたんだろう。
そして、自然界からみつかる赤いものを使って、どんな風に絵や工芸品を飾っていたんだろう。
展示室の作品を見ながら、そんな想いを感じてもらおうと思って、このタイトルにしたよ。

トラりん:確かに「赤」って、いまもいろいろなところに使われていて、それぞれに違った意味があるもんね!
むかしのひとの生活や想いを想像しながら、「赤」について考える展示ってとっても面白そうだリン♪
展示を見る前にタイトルに込められた意味を聞かせてもらえてよかったリン!
ボクも想像しながら作品を見てみよう☆

2人:\しゅっぱーつ!/

torarin




トラりん:わー☆
「赤」に関係した作品が、たくさんあるリン♪
あれ?
あそこにいるのは...東京国立博物館のトーハクくん?!

torarin

安部研究員:これは「埴輪(はにわ) 帽子をかぶった男子(京都国立博物館所蔵)」だよ。
残念だけど、おともだちのトーハクくんとは別の埴輪だね。

torarin

トラりん:別埴輪かぁ...
そういえば、こちらの埴輪は赤いお化粧をしているもんね!

安部研究員:トラりん、よく気づいたね!
トラりんの言う通り、この埴輪の頬やおでこのところには、赤い線がついているよ。
こうやって顔を赤く塗ったヒト形の埴輪は、他にもたくさん見つかっているんだけれど、なぜそんなことをしたんだと思う?

トラりん:バンドでもはじめたのかなぁ?

安部研究員:埴輪は、むかしのひとのお墓である古墳から出土することは知っているかな? 埴輪の役割は、はっきりしたことはわかっていないんだけど、古墳の外から入ってくる悪霊を追い払うこととか、死者に仕えることとか、色々なことが考えられているよ。 埴輪につけられた赤色には、その力を強くするという意味があったんじゃないかな。きっと、人間には叶えられそうにない願いを赤色に込めていたんだね。

torarin

トラりん:この「赤」には、人々のいのりが込められているんだね!
あれっ?!
あそこに展示されている着物...かっこいいリン!!

安部研究員:こちらは、「赤地唐獅子牡丹文様陣羽織(あかじからじしぼたんもんようじんばおり)(京都国立博物館所蔵)」だよ。

torarin

トラりん:陣羽織!ボクも、陣羽織!おそろい!!(興奮)
とってもかっこいいリン!!

torarin

安部研究員:陣羽織は、武士が鎧(よろい)の上に羽織った上着のこと。
戦いに向かう時に、赤色のものを身につけることで、モチベーションを上げたり、自分の存在をアピールしていたみたい。
この陣羽織は、幕末に活躍した島津斉彬(しまづなりあきら)というお殿さまが着ていたと伝えられていて、高度な技術を使って織られた、贅沢な羽織物だよ。
戦いのない時代でも、赤い陣羽織は武士の憧れだったんだね。

torarin

トラりん:わかるリン!
すいぼくがタイプの体に「赤」の組み合わせは1番のお気に入りだけど、いま着ている陣羽織は気合いや、やる気の表れだよ!
「赤」が美しくて、どの作品のお話を聞かせてもらうか迷ってしまうリン♪

安部研究員:それじゃあ、こちらはどう?
「五彩麒麟花鳥文盤(ごさいきりんかちょうもんばん)(京都国立博物館所蔵)」だよ。

torarin

トラりん:お、お、お、大きなお皿っ...!

安部研究員: 麒麟(きりん)という想像上の動物が中央に、その周りには蓮華や菊、尾長鳥などがぎっしりと描かれているよ。
色彩にも注目してみよう。
赤を基調に、青や緑で彩られていて、とってもにぎやかな印象だね。
さて、これは中国でつくられたんだけど、このようなデザインのお皿は「赤絵(あかえ)」と呼ばれて、日本に持ち込まれると大人気になったんだ。
そのうち、ただ輸入するだけではなくて、それを真似て、赤絵風のもの(赤絵写)を作るようにもなったよ。
展示室には、京都の職人さんが赤絵を写した器もあるから、ぜひ見比べてみてほしいな。

torarin

トラりん:いつの時代も「赤」は人気で、たくさんのひとが「赤」に想いを込めたんだね!
とってもたくさんの「赤」を楽しむことができたリン☆

安部研究員:展示室では、今日紹介した作品のほかにもたくさんの赤を見つけることができるよ。
むかしの人々が赤色にこめた想いや色彩感覚を感じて、みなさんなりの「赤ってじつはこんな色!」を考えてもらえたら嬉しいな。
また、今回の展示に合わせて、クイズラリー形式のワークシートを用意したよ。
1階の特別展示室と2階のミュージアム・カートの2カ所で、赤にまつわるクイズに挑戦してもらう内容なんだ。
全問正解の人は、オリジナルのエンボススタンプを押してもらえるよ!

トラりん:ボクも、特別なスタンプほしいリン!

torarin

安部研究員:それに、2階のミュージアム・カートでは、トラりんが紹介してくれたベニバナの他にも、赤色の材料をいくつか用意しているから、クイズと合わせて楽しんでほしいな。

\お知らせ☆/
7月13日(土)に土曜講座、8月4日(日)に子ども向けのギャラリートークを開催するリン♪
どちらも安部研究員が講師だよ☆
無料で参加することができるから(観覧券が必要だリン☆)お見逃しなく!

torarin

特集展示 赤ってじつはどんな色?
■会期: 2019(令和元)年7月2日(火) ~ 8月12日(月・休)
■会場:京都国立博物館 平成知新館1F-2
■交通:JR、近鉄、京阪電車、阪急電車、市バス
■休館日:月曜日
※2019年7月15日(月・祝)、8月12日(月・休)は開館し、それぞれの翌日を休館

■開館時間:
火~木・日曜日:9:30~18:00(入館は17:30まで)
金・土曜日:9:30~21:00(入館は20:30まで)

■観覧料:
一般  520円(410円)
大学生 260円(210円)

※( )内は20名以上の団体料金。
※大学生の方は学生証をご提示ください。
※高校生以下および満18歳未満、満70歳以上の方は無料です(年齢のわかるものをご提示ください)。
※障害者手帳等(*)をご提示の方とその介護者1名は、観覧料が無料になります。
 (*) 身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、戦傷病者手帳、被爆者健康手帳
※キャンパスメンバーズ(含教職員)は、学生証または教職員証をご提示いただくと無料になります。

■関連イベント
〇2019年8月4日(日) ギャラリートーク
お子さま向けのギャラリートークです。研究員と一緒にお話ししながら鑑賞しましょう。
時  間:①10:30~11:00、②14:00~14:30
定  員:各回先着20名
推奨年齢:小学校高学年~中学生
講  師:安部 真里奈(京都国立博物館 研究員)
料  金:無料(ただし、当日の観覧券等が必要)
参加方法:当日受付(開始5分前までに、平成知新館1Fグランドロビーに集合)

■関連土曜講座
〇2019年7月13日(土)13:30~15:00
「赤ってじつはどんな色?」
安部 真里奈(京都国立博物館 研究員)
詳細はこちら

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