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2019年3月アーカイブ

2019年3月29日

特別展「国宝 一遍聖絵と時宗の名宝」を予習するリン♪

特別展「国宝 一遍聖絵と時宗の名宝」を予習するリン♪

本展は2019年4月13日(土)から開催です。勇み足にご注意ください。

こんにちリン!
トラりんだリン!
torarin

みんなー!
2019年4月13日(土)~6月9日(日)に京博で開催される、特別展はなにか知っている?

特別展「国宝 一遍聖絵と時宗の名宝(いっぺんひじりえとじしゅうのめいほう)」だリン!
(えっへん☆)
torarin

淺湫(あさぬま)研究員:おっ!
トラりん、間違えずに言えたね。
torarin

トラりん:うん、でもいまのところタイトルしかわからないリン!(きっぱり☆)
でも、ほら、ボクって京博のカリスマPR大使でしょ。
展覧会がはじまる前に博物館の外に出てPR活動をすることもあるから、ちゃんとお勉強しておかなくちゃって☆
そしたら、みんなにもっと展覧会の面白さが届けられると思うリン!!
届けられると思うリン!!!
torarin

淺湫研究員:PR大使として立派な心掛けだね、トラりん。
その意気込み、しかと受け止めたよ!
じゃあ、頑張っているトラりんと一緒に特別展「国宝 一遍聖絵と時宗の名宝」の予習をしよう!

トラりん:予習!!!
わーい☆
淺湫研究員、よろしくリーン♪



淺湫研究員:トラりんが気になっているのは、どんなことかな?

トラりん:「一遍聖絵」って2017年の国宝展でも展示されていたよね?
展示をみたから絵巻物だというのはわかったけど...何が描かれているの?
torarin

淺湫研究員:この「一遍聖絵」は、時宗(じしゅう)という、鎌倉時代に新しくできた宗派をひらいた一遍(いっぺん)(1239~1289)の生涯を描いた絵巻。
国宝展で展示されたのは12巻のうち2巻だけだったけど、今回は全12巻を展示するよ。
一遍さんは、阿弥陀さまの浄土へいくことをひたすら願って、全国を遊行(ゆぎょう)して歩き、踊り念仏なんかを行ったんだ。

トラりん:え?踊り念仏って?

淺湫研究員:南無阿弥陀仏を唱えながら、輪になって鉦(かね)をたたいたりして熱狂的に踊るんだ。
小屋仕立てで行うこともあって、屋根をかけたり、床をはったり、まさに「芸能」だよ。

トラりん:お坊さんが輪になって踊る?!
もっと知りたくなってしまうリン!!

淺湫研究員:一遍さんは全国を歩きまわって、南無阿弥陀仏と書いた札を60万人に配るのを目的としたんだ。
だから絵巻のなかではとても痩せていて、日に焼けた姿で描かれているよ。
torarin

トラりん:全国を...?!
スケールが大きいリン!!
ボクだったら、すぐにお腹が空いてしまいそうだリン...

淺湫研究員:じつは展覧会の予習をする上で重要な人物がもうひとり。
展覧会タイトルについている「時宗二祖上人七百年御遠忌記念」の「二祖上人(にそしょうにん)」というのは一遍の最初のお弟子さんの真教(しんきょう)(1237~1319)のことなんだ。
2019年は真教さんが亡くなってから700年という節目の年。
この展覧会では時宗寺院に伝えられた名宝を一堂に紹介するよ。

トラりん:そうだったんだ!
真教さんはどんな人なの?

淺湫研究員:真教さんは師の一遍さんよりも年上で、とても温和なひとだったと伝えられているよ。
晩年には病で顔が大きくゆがんだみたいだけど、残された肖像はにっこりと笑っているよ。

トラりん:そうなんだ!
作品を通して、真教さんの優しい人柄を知ることができるんだね☆
淺湫研究員のおかげで、特別展「国宝 一遍聖絵と時宗の名宝」マスターになれたよ!
よーし、いますぐ京博の外に出てPRしてくるリン!
淺湫研究員、ありがとリーン♪

淺湫研究員:え、あ、いろいろ気が早いと思うけど...いってらっしゃい...
torarin




特別展 時宗二祖上人七百年御遠忌記念
国宝 一遍聖絵と時宗の名宝

■会期:2019年4月13日(土)~ 6月9日(日)
    前期:2019年4月13日(土)~ 5月12日(日)
    後期:2019年5月14日(火)~ 6月9日(日)
    ※会期中、一部の作品は上記以外にも展示替を行います。
■会場:京都国立博物館 平成知新館
■交通:JR、近鉄、京阪電車、阪急電車、市バス
■休館日:月曜日
※月曜日が祝日・休日となる場合は開館し、翌火曜日を休館とします。 ※ただし、4月29日(月・祝)~5月6日(月・休)までは続けて開館し、5月7日(火)を休館とします。

■開館時間:
火~木・日曜日:9:30~18:00(入館は17:30まで)
金・土曜日:9:30~20:00(入館は19:30まで)

■観覧料:
一 般 1,500円(1,300円)
大学生 1,200円(1,000円)
高校生  900円 (700円)

※( )内は前売り料金・20名以上の団体料金。
※中学生以下は無料です。
※障害者手帳等(*)をご提示の方とその介護者1名は、観覧料が無料になります。
 身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、戦傷病者手帳、被爆者健康手帳
※大学生・高校生の方は学生証をご提示ください。
※キャンパスメンバーズは、学生証または教職員証をご提示いただくと、各種当日料金より500円引きとなります。
\お得な前売りチケットも、好評発売中♪/

■ワークショップ
一遍さんを探そう!~さわって楽しむ絵巻物~
平成知新館2Fレファレンスコーナーで、関連ワークショップを行うよ♪
今回、特別に用意した「国宝 一遍聖絵」巻七のレプリカを手にとって鑑賞できるんだって!!
とっても貴重な機会だから、展示とあわせて楽しんでもらえたらうれしいリン♪

torarin

■関連イベント
<記念講演会>
〇4月13日(土)
「時宗教団の変遷」
 講師:長澤 昌幸 氏(時宗宗学林学頭)

〇4月27日(土)
「一遍・真教の念仏思想」
 講師:長島 尚道 氏(時宗教学研究所顧問/真光寺住職)

〇5月11日(土)
「国宝 一遍聖絵─旅と風景、その魅力と謎─」
 講師:井並 林太郎(京都国立博物館 研究員)

〇5月18日(土)
「時宗のみほとけ─阿弥陀と祖師像を中心に─」
 講師:淺湫 毅(京都国立博物館 連携協力室長)

〇5月25日(土)
「一遍聖絵に見る聖性と熊野信仰」
 講師:遠山 元浩 氏(遊行寺宝物館長)

【時 間】 13:30~15:00
【会 場】 平成知新館 講堂
【定 員】 200名
【聴講料】 無料(ただし、当日の観覧券等が必要)
当日12:00より、平成知新館1階グランドロビーにて整理券を配布します。
定員になり次第、整理券配布を終了します。

<キャンパスメンバーズ向け講演会>
〇4月26日(金)17:00~18:00
日程や参加方法など、詳しくは、キャンパスメンバーズ向け講演会

<研究発表と座談会>
「一遍聖絵と遊行上人縁起絵」
【日 時】 4月20日(土)13:00~17:00(受付12:30~)
【会 場】 平成知新館 講堂
【定 員】 150名
【料 金】 無料(ただし、当日の観覧券が必要)
詳しくは、公益財団法人仏教美術研究上野記念財団ウェブサイト

<記念イベント>
「時宗声明と踊躍念仏」
【出 演】 時宗京都声明研究会
【日 時】 4月28日(日)13:30~15:00
【会 場】 平成知新館 講堂
【定 員】 200名
【料 金】 無料(ただし、当日の観覧券が必要)
12:00より、平成知新館1Fグランドロビーにて整理券を配布します。定員になり次第、配布を終了します。

■公式Twitter
特別展「国宝 一遍聖絵と時宗の名宝」の情報が得られる、公式アカウントもチェックしてみてね☆
特別展「国宝 一遍聖絵と時宗の名宝」公式Twitter




\時宗の予習☆/
torarin

2019年3月22日

「京都・東山花灯路-2019」にお邪魔したリン♪

「京都・東山花灯路-2019」にお邪魔したリン♪

こんにちリン!
トラりんだリン!

torarin

今年も文化庁のみんなといっしょに「京都・東山花灯路」にお邪魔したよ☆

「京都・東山花灯路」は、京都を代表する寺院・神社をはじめとする歴史的な文化遺産や街並みなどを、「灯り」で彩る京都の春の風物詩だよ♪

花灯路で飾られた京都の街は、日本情緒に溢れていて本当に美しいリン!

だがしかし、だがしかし、だがしかーし。

遊びじゃないリン。

ボクには「文化庁京都移転」と「ICOM京都大会2019」のPRをするという任務があるリン!
そのために、おしごとで来ているんだからっ!
ぜったいに遊ばないリン!!!

「文化庁京都移転」と「ICOM京都大会2019」のPR活動...そう。

文化庁が京都に移転するリン!!
ICOM京都大会2019が開催するリン!!

よーし、がんばってPRするリン!

文化庁のみんなと、着物男子タレントの吉岡淳りんといっしょにぱちリン♪
みんな、着物がとっても似合っているよね!
たくさんのおともだちに知ってもらうために、チラシを配布したり、呼びかけを行ったりしたよ☆

torarin

\わー!きれーい♪/

torarin

いや。

遊びじゃないリン。

文化庁が京都に移転するリン!!
ICOM京都大会2019が開催するリン!!

よーし、がんばってPRするリン!

...え?
絵を描いたら、オリジナルの花灯路が作れるの?

torarin

\カキカキ☆/

torarin

\るんるん♪/

torarin

\フゥ~~~♪/

torarin

いや。

遊びじゃないリン。

文化庁が京都に移転するリン!!
ICOM京都大会2019が開催するリン!!

よーし、がんばってPRするリン!

...え?
描いた絵を、ここの灯りにセットして飾っていいの?

\見て―♪/

torarin

ちゃっかり4月13日(土)から京博ではじまる、特別展「国宝 一遍聖絵と時宗の名宝」も宣伝しておいたリン。

風情があって、とっても美しいよね♪
はぁぁあああ!!!

\たっのしーい!!/

torarin

あれ...
おかしい。

まるで「京都・東山花灯路」を楽しむために行ったみたいだリン!!!
それだけは絶対にダメだリン!

それではみなさん、ごいっしょに。

文化庁が京都に移転するリン!!
ICOM京都大会2019が開催するリン!!


torarin

文化庁が京都に移転するリン!!
ICOM京都大会2019が開催するリン!!


torarin

ボク、おしごとがんばったリン♪
...がんばったよね?!

ほな、ばいリン☆



おまけ☆

\イケメン揃っちゃって、スミマセン/

torarin

2019年3月 8日

特別企画「中国近代絵画の巨匠 斉白石」を見に行くリン♪エピソードⅣ

特別企画「中国近代絵画の巨匠 斉白石」を見に行くリン♪エピソードⅣ

展示は2019年3月17日をもって終了いたしました。

こんにちリン!
トラりんだリン!

torarin

おともだちのみんなー!
特別企画「中国近代絵画の巨匠 斉白石」の後期展示も楽しんでくれているー?

斉白石、作品ともに魅力も見どころ満載!
これまでの「虎ブログ」とあわせて、展示を楽しんでもらえたらうれしいリン♪
特別企画「中国近代絵画の巨匠 斉白石」を見に行くリン♪エピソードⅠ
特別企画「中国近代絵画の巨匠 斉白石」を見に行くリン♪エピソードⅡ
特別企画「中国近代絵画の巨匠 斉白石」を見に行くリン♪エピソードⅢ

ところで...

今日は呉研究員、来るの?

待ち合わせても、ぜんぜん来てくれないんだけどー!!
(※エピソードⅡ、Ⅲ参照)
なんで、なんで、なんでーーー!!!!!

えっ。
まさか......
呉研究員って、ボクのこと......

torarin

呉研究員:トラりん、お待たせ。
東博の植松研究員や、周 企画室員とは、仲良く作品を楽しめた?
さっ、みんなに紹介したい作品がまだまだたくさんあるから、早く展示室に行こうか。

トラりん:ちょっっっと待った!!

その前にひとつ聞いておきたいことがあるリン。
今後のふたりのためにも、とても大事なことだリン。

呉研究員:どうしたの、トラりん。
珍しく真剣な顔して。

torarin

トラりん:いや、だいたいこの顔だリン。
呉研究員は、こどもの頃に大きな犬に追いかけられてから、大きな動物が怖いって言ってたけど...
ボクのことは、好きだよね?
ボクだけは、特別だよね?!
ねぇっっ?!!!

呉研究員:さ、展示室に行くよー
スタスタスタスタスタ...

トラりん:えーっ!!
呉研究員、えぇえーっ!!!


torarin




呉研究員:今日は、「篆書四言聯(てんしょしごんれん) 斉白石筆(北京画院所蔵)」(後期展示)から紹介するよ。

torarin

トラりん:ショックが尾を引いて、ボクのガラスのハートがバッキバキだけど、どうぞ。
(プンッ=3)

呉研究員:篆書という、ハンコを彫るときの字体で、それぞれ「月円天宝(げつえんてんぽう)」「華好年豊(かこうねんほう)」という4つの漢字を書いた対幅だよ。
この2幅で、月が満ちて天が宝のように輝き、花が咲いて豊作の年になるとの意味になるんだ。
「月円天宝」は、日本でいうお彼岸の「中秋節」のころによく言うことばだよ。
91歳という長寿の白石が揮毫(きごう)したこともあって、めでたさも倍増したにちがいないよ。

トラりん:この力強い書を、91歳で?
ハッ!!本当だ!
「九十一歳 白石」って書いてあるリン!!
すごいリン!!

torarin

呉研究員:つづいて、こちら。
「柴筢図(さいはず) 斉白石筆(北京画院所蔵)」(後期展示)だよ。

torarin

トラりん:なにこれ、ほうき?
そうかっ!
この作品にも、深い意味が込められているんだね!!
ほうきとか、なんかありがたいメッセージかなっ?!
ここから白石りんが伝えようとしていたことを読み取るんだ...
白石りんの...
はぅぁぁあああああっ!!
わからないっ!!!!!


torarin

呉研究員:書に近い作品として、熊手を描いた絵を紹介するよ。
これは、熊手を墨の線だけで表し、その隙間を埋めるかのようにたくさんの文字を書いているんだよ。
白石はこれまで画題になりえなかった日常の生活用具も1幅の作品に仕上げたんだ。
この熊手は、幼いころ、家の東隣で、7文で売っていた7股の熊手だそう。
白石にとって、故郷の湖南省湘潭での思い出は、年老いても忘れ難いものであったようだね。

トラりん:え、長寿とか、7回生まれかわるとかじゃなく、思い出の熊手ね...
今回は深読みし過ぎたリン...
でも、平和への想いや、故郷の思い出を大切にしたり...
作品を見るたびに、白石りんをどんどん好きになるリン!

呉研究員:エピソードⅣまで来た「虎ブログ」だけど、最後は「中国近代絵画の巨匠 斉白石」の関連展示「須磨コレクションにみる斉白石の名品」(2F-5)から「宋法山水図(そうほうさんすいず) 斉白石筆 須磨弥吉郎(すまやきちろう)氏収集・須磨未千秋(すまみちあき)氏寄贈(京都国立博物館所蔵)」(通期展示)を紹介するよ。

torarin

トラりん:うわー!
ものすごい迫力を感じる作品だリン!!

呉研究員:そびえ立つ山々がこちらに迫りくるかのように高く伸びているね。
一見するとマンガのようだけど、斉白石は壮大な景観を描いた北宋時代の山水図に学んだものと説明しているんだ。
白石の山水図は描いた当初は周りからなかなか理解されなかったけど、日本人外交官として北京にいた須磨弥吉郎にその良さを見出されて有名になったんだって。
この絵は斉白石と須磨弥吉郎の交流を物語る、友情の証でもあるんだ。

トラりん:えっ!
白石りんが、そのようなかたちで日本と関係があったなんて!
苦労していたと聞くと、余計に成功したことがうれしいよね...(泣)
しかも、いま目の前にある作品が友情の証...(号泣)

呉研究員:「宋法山水図」は博物館Dictionaryでも紹介しているから、そちらも読んでもらえたらうれしいな。 
博物館ディクショナリー「斉白石筆 宋法山水図 近代 中華民国11年(1922)」

torarin

トラりん:呉研究員、白石りんの作品をたくさん紹介してくれてありがとリン♪

呉研究員:日中平和友好条約締結40周年記念 特別企画「中国近代絵画の巨匠 斉白石」、そして関連展示「須磨コレクションにみる斉白石の名品」(2F-5)。
トラりんも、この展示で斉白石について知ってもらえたかな。

トラりん:もちろんだリン!
今回の展示をきっかけに、ボクも白石りんのことが大好きになったよ♪
いろんなひとからお話を聞くことができて、「虎ブログ」もとっても豪華だったね!
エピソードⅡでお話を聞かせてくれた東博の植松研究員にも、また会いたいリン♪

呉研究員:本当は、まだまだ紹介したい作品がたくさんあるんだけどね。
日本ともゆかりの深い斉白石の作品を通して、中国絵画の面白さを感じてもらえるとうれしいな。

トラりん:...ちょっと待った。
なにごともなく締めようとしているみたいだけど、そうはさせないリン。
呉研究員。
もう一度聞くけど、ボクのこと好きになってくれた?!

呉研究員:ぜひ、特別企画「中国近代絵画の巨匠 斉白石」の図録もあわせて楽しんでねー!
じゃ、トラりんまたね。

torarin
torarin

トラりん:え......




おまけ☆

torarin
torarin
torarin

\さみしかったリンっ!!/

torarin




日中平和友好条約締結40周年記念 特別企画
中国近代絵画の巨匠 斉白石

■会期:2019年1月30日(水) ~ 3月17日(日)
※会期中、展示替えを行います。
 前期:2019年1月30日(水)~2月24日(日)
 後期:2019年2月26日(火)~3月17日(日)
■会場:京都国立博物館 平成知新館2F-1~4
■交通:JR、近鉄、京阪電車、阪急電車、市バス
■休館日:
月曜日
※ただし、月曜日が祝日・休日となる場合は開館し、翌火曜日を休館とします。
■開館時間:
火~木・日曜日:午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
金・土曜日:午前9時30分~午後8時(入館は午後7時30分まで)

■観覧料:
一般  520円(410円)
大学生 260円(210円)
高校生以下および満18歳未満、満70歳以上の方は無料です(年齢のわかるものをご提示ください)。
※( )内は20名以上の団体料金。
※大学生の方は学生証をご提示ください。
※障害者手帳等(*)をご提示の方とその介護者1名は、観覧料が無料になります。
 (*) 身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、戦傷病者手帳、被爆者健康手帳
※キャンパスメンバーズは、学生証または教職員証をご提示いただくと無料になります。

■関連映像
  平成知新館2Fミュージアムラボラトリーでは、会期中
  「斉白石の作品と生涯」(約10分)を上映しています。
  詳細はこちら

■関連土曜講座:
  ○3月9日(土)午後1時30分~午後3時
  「斉白石の絵画における現代性」
   詳細はこちら

■関連イベント:
  中国茶会
  【日 程】2019年3月16日(土)、17日(日)
  【場 所】京都国立博物館 茶室「堪庵」(博物館「東の庭」奥)
  【定 員】16名×1日6席
  【料 金】1,000円(中国茶と菓子付き)※別途、当日の観覧券が必要
  時間など詳細はこちら

torarin

2019年3月 1日

特別企画「中国近代絵画の巨匠 斉白石」を見に行くリン♪エピソードⅢ

特別企画「中国近代絵画の巨匠 斉白石」を見に行くリン♪エピソードⅢ

こんにちリン!
トラりんだリン!

torarin

いよいよ、特別企画「中国近代絵画の巨匠 斉白石」の後期展示がはじまったよ!

これまでの「虎ブログ」、
特別企画「中国近代絵画の巨匠 斉白石」を見に行くリン♪エピソードⅠ
特別企画「中国近代絵画の巨匠 斉白石」を見に行くリン♪エピソードⅡ
とあわせて、今日もみんなに斉白石を楽しんでもらいたいリン☆

だけど...

呉研究員が来ないリン。

前回のエピソードⅡも来てくれなかったし...
まぁ、東博の植松研究員といっしょの展示室も楽しかったけどさぁ...(ぶつぶつ)

周(しゅう) 企画室員:トラりん、你好(ニーハオ)!

トラりん:・・・・・・


torarin

周 企画室員:こんにちは。

トラりん:呉研究員は?

周 企画室員:他不来(ターブライ)。来ないよ。

2人:・・・・・・

torarin

トラりん:呉研きゅ...

周 企画室員:来ないよ。

トラりん:なんでっ?!
なんで、今回も呉研究員来ないのっ?!!


torarin

周 企画室員:呉研究員から、トラりんと展示を見に行くように言われたんだけど...
トラりんは、呉研究員と一緒に作品を見に行きたいんだね...
私じゃイヤなんだ...しくしくしく。(泣)

トラりん:えぇええええーーーっ!!!!!
いや...あの...そ、そんなことないリン!
呉研究員って誰?
あー!周 企画室員と展示室に行けるなんて光栄だなー!
今日は、よろしくリン!!
いや、よろしくお願いしますリン!!!
※女性の涙に弱いみたいです。(by 京博スタッフ)

周 企画室員:よかった♪
トラりんには毎日会っているけど、「虎ブログ」への登場は初めてだから、おともだちのみんなに、自己紹介をさせてもらうね!
私は、中国の広東省広州市に生まれて、6年前に留学生として日本に来て、今は京都で暮らしているよ。
展示作品の解説を中国語に翻訳したり、中国語圏のお客様が来たときの案内をしたりして、中国語で京博を紹介する仕事をしているんだ。
エピソードⅠで呉研究員が言っていたように、斉白石は中国でもとても人気の画家なんだ。
今日は中国人の視点からも、斉白石の魅力を伝えられたらいいなと思っているよ。
今日紹介するのは、すべて後期(2019年2月26日(火)~3月17日(日))の展示作品。
多くの作品が入れ替わったから、後期にもぜひ足を運んでほしいな。

トラりん:それは楽しみだリン!
来てくれて、ありがとリン♪
じゃあ、いっしょに展示室に
\出发(ツーファー)☆=出発

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周 企画室員:はじめに、「糸瓜大蜂図(しかたいほうず) 斉白石筆(北京画院所蔵)」から見てみよう。

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トラりん:ヘチマかな?
白石りんが描くと、植物までもかわいくなるね♪

周 企画室員:白石が郷里で目にした光景なのかな。
実をたわわにつけた、緑のヘチマが青々と茂っているよ。
ヘチマの花の黄色と、左上に飛ぶ蜂の黄色が呼応し、夏の明るい日差しを思わせるよう。
早く夏が来ないかな。

トラりん:たしかに、この絵を見ていると暑い季節が恋しくなるリン☆

周 企画室員:つづいて、「工虫画冊(こうちゅうがさつ)(第七図:楓林亭(ふうりんてい)) 斉白石筆(北京画院所蔵)」

torarin
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トラりん:む、虫?
白石りんって、本当にいろいろなものを主役に絵を描いたんだね!

周 企画室員:「工虫画冊」は、水墨のにじみを活かして墨色豊かに仕上げた植物と、繊細に描きこんだ昆虫を組み合わせた画冊だよ。
コオロギ、バッタ、カマキリ、クモなど、白石にとってなじみ深い虫たちが並んでいるよ。
この第七図は、自分の書斎に巣を張ったクモの絵。
中国の画家は、古くから凧の糸など、究極に細い線を筆で引くことで自分の力量を示してきたんだ。
たぶん、白石もそれを知っていてこの巣を描いたんじゃないかな。
全部で八図あるけれども、今は後半の四図を展示しているよ。

torarin

トラりん:このクモは、白石りんの書斎にいた子かぁ...
ふつうなら見過ごしてしまうような風景までも絵にしているのは、本当に絵が好きなひとだったんだなと感じるし、身近な絵からは、自然と白石りんの日々の暮らしを想像してしまうリン☆
ところで、今回の特別企画は、すべて北京画院りんからお借りした作品なんだね☆

周 企画室員:北京画院は1957年に設立された、中国で最も古く、規模の大きな美術アカデミーのひとつだよ。
著名な画家がいて絵を描いていたり、付属の美術館で展覧会を開いたりして、中国のみならず世界中の美術を紹介しているんだ。
斉白石が初代の名誉院長をつとめた縁で、白石の名品を数多く所蔵しているよ。

トラりん:すごいところだリン!
いつも思うけど、大切な美術作品を京博に貸し出してくれる所蔵者の協力のおかげで、みんなにたくさんの展示を楽しんでもらうことができるんだよね。
本当にありがとリンの気持ちでいっぱいだリン!

周 企画室員:さいごは、「蝦図(えびず) 斉白石筆(北京画院所蔵)」だよ。

torarin

トラりん:エビの絵、多っ!
でも、エビ...やっぱりかわいいリン♪
たくさんいて、それぞれ色も形も違うね☆

周 企画室員:エビって腰を自在に曲げて動き回るよね。
腰が曲がった様子は年老いて腰が曲がった老人を連想させるから、腰が曲がるまで長生き=長寿という意味があって、物事が順調に進むようにとの願いが込められているんだ。
池のほとりに生まれた白石にとっては、故郷でよく見かけたなじみ深い画題だったんじゃないかな。
この作品の、絶えず動き続けるエビの生命力に満ちた姿は、白石の実感に満ちているよね。
白石がエビを上手に描くことは、中国の小学校の教科書に載っているくらい、みんなが知っている有名なことだよ。
ちなみに、北京画院の人が教えてくれたけど、白石は、最後に展示してある「筆洗(ひっせん)」の鉢でエビを飼っていたこともあるんだって。

torarin

トラりん:白石りんは、エビがとっても好きだったんだね☆
作品からいろいろなことを想像するのは好きだけど、こんなにいろんなエピソードが秘められていたとは...
周 企画室員、教えてくれてありがとリン♪

周 企画室員:最近の中国は、いろいろな面で豊かになったけど、発展のスピードが速くてちょっと疲れるときもあると、京都に住んでいて感じるんだ。
そんなとき、白石の絵を見ると、昔からの中国人がもっていた人情や人懐っこさ、田舎での生活のゆとりが感じられるよ。
日本のみなさんにも白石の絵画のよさが伝わるとうれしいな。
それに、次回は、お待ちかねの呉研究員が作品を紹介してくれると思うよ。
トラりんも、おともだちのみんなも、ぜひ楽しみにしていてほしいな。

torarin




おまけ☆

呉研究員、来てくれるかなぁ...

torarin




日中平和友好条約締結40周年記念 特別企画
中国近代絵画の巨匠 斉白石

■会期:2019年1月30日(水) ~ 3月17日(日)
※会期中、展示替えを行います。
 前期:2019年1月30日(水)~2月24日(日)
 後期:2019年2月26日(火)~3月17日(日)
■会場:京都国立博物館 平成知新館2F-1~4
■交通:JR、近鉄、京阪電車、阪急電車、市バス
■休館日:
月曜日
※ただし、月曜日が祝日・休日となる場合は開館し、翌火曜日を休館とします。
■開館時間:
火~木・日曜日:午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
金・土曜日:午前9時30分~午後8時(入館は午後7時30分まで)

■観覧料:
一般  520円(410円)
大学生 260円(210円)
高校生以下および満18歳未満、満70歳以上の方は無料です(年齢のわかるものをご提示ください)。
※( )内は20名以上の団体料金。
※大学生の方は学生証をご提示ください。
※障害者手帳等(*)をご提示の方とその介護者1名は、観覧料が無料になります。
 (*) 身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、戦傷病者手帳、被爆者健康手帳
※キャンパスメンバーズは、学生証または教職員証をご提示いただくと無料になります。

■関連映像
  平成知新館2Fミュージアムラボラトリーでは、会期中
  「斉白石の作品と生涯」(約10分)を上映しています。
  詳細はこちら

■関連土曜講座:
  ○3月9日(土)午後1時30分~午後3時
  「斉白石の絵画における現代性」
   詳細はこちら

■関連イベント:
  中国茶会
  【日 程】2019年3月16日(土)、17日(日)
  【場 所】京都国立博物館 茶室「堪庵」(博物館「東の庭」奥)
  【定 員】16名×1日6席
  【料 金】1,000円(中国茶と菓子付き)※別途、当日の観覧券が必要
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\鼻低くないリン!/

torarin

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