開催概要

展覧会名 琳派誕生400年記念 琳派 京(みやこ)を彩る
会期 2015(平成27)年10月10日(土)~11月23日(月・祝)
会場 京都国立博物館 平成知新館
交通 JR、近鉄、京阪電車、阪急電車、市バス 交通アクセス
休館日 月曜日 ※月曜日が祝日の場合は開館し、翌火曜日休館
開館時間 午前9時30分から午後6時まで(入館は午後5時30分まで)
※ただし会期中の毎週金曜日は午後8時まで(入館は午後7時30分まで)
観覧料 一般 1,500円(1,300円)
大学生 1,200円(1,000円)
高校生 900円(700円)
中学生以下無料
お得な前売りペアチケット 2,400円(一般のみ、1名様で2回使用も可)

*( )内は前売りおよび団体20名以上。
*前売り券・ペアチケットの販売期間は、8/3~10/9までとなります。
*ペアチケット前売引換券をご購入いただいている方は、観覧日当日、南門入口にて風神雷神の絵柄入ペアチケットと交換いたします(券売所にお並びいただく必要はございません)。
*障がい者の方とその介護者(1名)は、障がい者手帳などのご提示で無料となります。
キャンパスメンバーズは、学生証をご提示いただくと団体料金になります。
※醍醐寺の拝観券(半券可)ご提示で本展の当日券が100円引きになります。また本展の観覧券(半券可)ご提示で醍醐寺の拝観料が100円引きになります(いずれも他の割引券との併用はできません)。
*会期中、一部の作品は展示替を行います。
【主な展示替:前期=10/10~11/1、後期=11/3~11/23】
チケット販売所 チケットぴあ(Pコード:766-952)、ローソン(Lコード:56456)、セブン-イレブン、イープラス、CNプレイガイド、JTB各店舗ほか主要プレイガイド、コンビニエンスストア、京都国立博物館ミュージアムショップ便利堂で販売。
※チケットの購入時に手数料がかかる場合もあります。
関連土曜講座 詳しくは、特別展覧会「琳派誕生400年記念 琳派 京を彩る」関連土曜講座
記念講演会 「くらしを彩る琳派の美」 河野元昭氏(京都美術工芸大学 学長)*終了しました。
日時:10月10日(土) 13:30~15:00
場所:京都国立博物館 平成知新館 講堂
参加方法:当日12時より平成知新館1階グランドロビーにて整理券を配布し、定員(200名)になり次第、配布を終了します。
料金:聴講は無料(ただし本展覧会の観覧券が必要です)。
ミュージアムズ・フォー連携フォーラム 「琳派を飾る―展覧会から見えるもの―」*終了しました。
日時:10月17日(土) 13:30~16:00
場所:京都国立博物館 平成知新館 講堂
参加方法:当日12時より平成知新館1階にて整理券を配布し、定員(200名)になり次第、配布を終了します。
料金:聴講は無料(ただし本展覧会の観覧券が必要です)。
シンポジウム 琳派400年記念国際シンポジウム「琳派この一作~私の見方・楽しみ方~」*終了しました。
日時:11月3日(火・祝) 14:00~16:00
場所:京都国立博物館 平成知新館 講堂
パネリスト:井浦新氏(俳優・京都国立博物館文化大使・日本美術応援団団員3号)、クリストフ・マルケ氏(日仏会館・フランス日本研究センター所長)、ジョン・カーペンター氏(メトロポリタン美術館日本美術キュレーター)、辻惟雄氏(MIHO MUSEUM館長)、山下裕二氏(明治学院大学教授・日本美術応援団団長)
主催:琳派400年記念祭委員会、京都国立博物館、古典の日推進委員会
料金:2,000円(本特別展覧会観覧料含む)
定員:200名 *応募多数の場合は抽選
応募方法:往復ハガキでお申し込みください。詳しくは、琳派400年記念国際シンポジウム「琳派この一作~私の見方・楽しみ方~」
ミニワークショップ 詳しくは、琳派デザインに挑戦!
展覧会ちらし 琳派誕生400年記念 琳派 京(みやこ)を彩る
主催 京都国立博物館、日本経済新聞社、テレビ大阪、BSジャパン、京都新聞
協賛 京都銀行、京都美術工芸大学、JR東海、パナソニック、ワコール、日本写真印刷
協力 岩谷産業、オムロン、日本香堂
公式サイト 琳派誕生400年記念 琳派 京(みやこ)を彩る

展覧会の見どころ

 琳派とは、江戸時代に現れた装飾的な作風を特色とする、俵屋宗達、尾形光琳・乾山、酒井抱一といった芸術家の一群をゆるやかにつなぐ言葉です。その源は、京都洛北の鷹峯に住し、書をはじめ様々な芸術に関与した本阿弥光悦へと遡ります。本展は、光悦が徳川家康から鷹峯の地を拝領して400年となることを記念し、琳派誕生の地である京都において初めて開催される本格的な琳派展です。琳派の名作を一堂に集め、その都ぶりな美意識、日本的と評される特質をご堪能いただくとともに、琳派の系譜をご紹介します。

風神雷神が、京博に降臨!
国宝 風神雷神図屏風 俵屋宗達筆 建仁寺 <展示期間:10/10~11/23>
重要文化財 風神雷神図屏風 尾形光琳筆 東京国立博物館 <展示期間:10/10~11/8>
風神雷神図屏風 酒井抱一筆 出光美術館 <展示期間:10/27~11/23>

光悦と宗達

信長、秀吉、家康―天下の覇者がめまぐるしく入れ替わり、世情不安定な時代の都に、光悦と宗達は生まれました。刀剣の手入れや鑑定に携わる家に生まれ、錚々たる武将たちと交わり、書家として、また陶芸家や漆芸のディレクターとして活躍した光悦。俵屋という絵屋を経営し、公家や社寺、上層町衆のために扇絵や障壁画などを描いて名を知られたという宗達。二人の交流は、美麗な料紙装飾と豊麗な書の競作によって、現代に伝えられています。

宗達、光悦共演―光と歌のシンフォニー 全期間、全巻、全長13.56メートル初公開!
海上を飛翔し、地上で羽を休める鶴が金銀泥で描かれ、その上に三十六歌仙の和歌が書される。緩急自在に展開する宗達の下絵と光悦の書は、観る者に息をもつかせぬ圧倒的なもの。かつてこの作品を入手した陶芸家・荒川豊蔵は、箱蓋裏に「天恵」と大書した。

重文 鶴下絵三十六歌仙和歌巻 部分 本阿弥光悦書・俵屋宗達下絵 京都国立博物館
重要文化財 鶴下絵三十六歌仙和歌巻 部分 本阿弥光悦書・俵屋宗達下絵 京都国立博物館 <展示期間:全期間>

光琳と乾山

徳川の治世がもたらした平和と繁栄の時代、元禄。琳派誕生からおよそ百年後のこの頃、京で壮年期を過ごしたのが、尾形光琳・乾山の兄弟でした。光悦とも縁戚関係にあった尾形家は、洛中でも指折りの高級呉服商・雁金屋。恵まれた環境にあった二人は、おそらく光悦や宗達の作品を身近に、書画や能などの教養を身につけて育ちます。
贅沢な暮らしが身になじんでいた二人は、自分たちが手にしたいものを制作したのではないでしょうか。そしてそれは、高級品を享受する人々が居住し、それを作り出す職人たちが集住する京であったからこそ可能だったのです。

京を彩る豪奢と美意識 尾形光琳
『伊勢物語』のうち三河国八橋での挿話は、「燕子花図屏風」「八橋図屏風」としても結実する、光琳お気に入りの主題。この硯箱もまた、同主題により、燕子花と板橋のみで物語を暗示する。硯箱としては異例な姿や、鉛板や割貝螺鈿を大胆に用いる趣向に、光琳蒔絵の特質が示される。

国宝 八橋蒔絵螺鈿硯箱 尾形光琳作 東京国立博物館
国宝 八橋蒔絵螺鈿硯箱 尾形光琳作 東京国立博物館 <展示期間:11/3~11/23>

京を象る夢幻とロマン 尾形乾山
金彩、銀彩や銹絵や染付、白泥を用い、まるで蒔絵や金銀泥絵などを想わせる蓋物である。蓋を開けると、内側に打ち寄せる波が描かれており、蓋上の松と合わせ、海辺の様子を表している。漆器や絵画の手法をやきものに用いるという意表性は、乾山ならではであろう。

重要文化財 松波文蓋物 尾形乾山作 出光美術館
重要文化財 松波文蓋物 尾形乾山作 出光美術館 <展示期間:全期間>

光琳を受け継ぐ 江戸琳派

江戸に幕府が開かれておよそ200年。それまで京大坂の文化に追随してきた江戸は都市としての成熟を迎え、戯作や浮世絵版画に代表される洒脱な世界が、武士や富裕な町人によって生み出されました。その中から登場した酒井抱一は、江戸文化を謳歌する粋人でした。
抱一が成し遂げた重要な事業が、文化12年(1815)の光琳百年忌にあたって出版した『光琳百図』と『尾形流略印譜』。光琳の作品をまとめるとともに、これまで流派として意識されていなかった芸術家たちを尾形流として整理し、現在の琳派研究の礎を築いたのでした。

悠々たる情趣 酒井抱一
背面全体を花咲く紅梅一樹で覆う描絵の小袖。立木文様と通称される、きものに類型的な意匠構成に基づくが、抱一の筆力により格別の印象に仕上がっている。光琳とは一線を画した写実的な画風だが、日々の暮らしを彩るという琳派のDNAが抱一にも確実に受け継がれていたことを示す。因州池田家伝来。

重要文化財 梅樹下草文様小袖 酒井抱一画 国立歴史民俗博物館
重要文化財 梅樹下草文様小袖 酒井抱一画 国立歴史民俗博物館 <展示期間:10/10~11/1>
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