京都国立博物館では、毎年夏に、さまざまな分野の研究者が一つの共通のテーマに沿って、最新の研究成果を盛り込んだ発表を行う集中講座(夏期講座)を開催しております。
今年は「転換の時代―15世紀」をテーマに設定し、総勢6名の講師が多彩な視点で語ります。
ご興味のある方は、ぜひご参加ください。
開催概要
- テーマ
- 転換の時代―15世紀
- 会期
- 2023年7月7日(金)、7月8日(土)
※1日3講、計6講座となります。見学会はありません。
- 会場
- 京都国立博物館 平成知新館 講堂
- 定員
- 200名
- 受講料
- 3,000円
※2日間の名品ギャラリー(平常展示)観覧料を含みます。
- 申込方法
- 往復はがきに住所・氏名・電話番号を明記の上、
京都国立博物館「夏期講座係」(〒605-0931 京都市東山区茶屋町527)
までお申し込みください。
※熱で消せるボールペン(フリクションボールペン等)は使用しないでください。
- 申込期限
- 2023年6月5日(月)(消印有効)
※申込人数が定員を超えた場合は抽選とさせていただきます。
- 主催
- 京都国立博物館
プログラム
7月7日(金) | ||
---|---|---|
9:30~9:55 | 受 付 | |
9:55~10:00 | 開会の挨拶 | 京都国立博物館長 松本 伸之 |
第1講 10:00~11:30 |
遺跡出土の土器・陶磁器から見た 15世紀日本社会の変革 |
京都国立博物館 学芸部長 尾野 善裕 |
第2講 13:00~14:30 |
騎馬から徒歩へ | 京都国立博物館 主任研究員 末兼 俊彦 |
第3講 14:45~16:15 |
初期ネーデルラント絵画の「写実」 | 大阪大谷大学文学部歴史文学科 教授 今井 澄子 氏 |
7月8日(土) | ||
第1講 10:00~11:30 |
中世水墨画と周文 | 京都国立博物館 研究員 森 道彦 |
第2講 13:00~14:30 |
中国絵画の15世紀 ―蘇州の復興と花開く文人の芸術 |
実践女子大学 名誉教授 宮崎 法子 氏 |
第3講 14:45~16:15 |
皇帝の磁器 ―明朝の建国と景徳鎮官窯の成立 |
東洋文庫研究部 研究員 金沢 陽 氏 |