2026.12.01の展示
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2026年12月1日(火)~ 12月20日(日):庭園のみ開館
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2026年12月22日(火)~2027年3月22日(月・休):名品ギャラリー(平常展示)開催
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2026.12.02の展示
12月の展示
2026年12月1日(火)~ 12月20日(日):庭園のみ開館
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2026年12月22日(火)~2027年3月22日(月・休):名品ギャラリー(平常展示)開催
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2026.12.03の展示
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2026.12.06の展示
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2026.12.07は休館日です。カレンダー展示の詳細を表示する
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2026年12月22日(火)~2027年3月22日(月・休):名品ギャラリー(平常展示)開催
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同時開催の名品ギャラリー特別展観覧料が必要
嘉禄の法難800年
2026年12月22日(火)~2027年1月24日(日)
絵巻|2F-1展示室
ちょうど800年前の嘉禄3年(1227)、15年前に亡くなった法然を祀る東山の大谷廟堂が、天台宗によって破却される事件が起きます。埋葬されていた法然の遺骸は門徒によって運び出され、最終的に西山の粟生野に移され火葬されました。配流や焚書も発生したこの一連の出来事を「嘉禄の法難」といい、浄土宗が直面した大きな弾圧のひとつに数えられています。今回は、この事件を描いた絵巻などをご紹介します。なお、嘉禄の法難にちなんで、例年1月24日には火葬(荼毘)の地に建てられた光明寺まで行脚する行事がおこなわれています。
国宝 法然上人絵伝 巻第四十二(部分)
京都・知恩院
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指定 作品名 員数 所蔵 音声ガイド 国宝 法然上人絵伝 四十八巻のうち巻第四十二 48巻のうち1巻 京都・知恩院 光明寺縁起絵巻 三巻のうち巻中・巻下 3巻のうち2巻 京都・光明寺
阿弥派の絵画Ⅰ
2026年12月22日(火)~2027年1月24日(日)
中世絵画|2F-3展示室
阿弥派は15世紀中頃から16世紀初頭にかけて、室町幕府に仕えて舶来の唐物の管理や鑑定、座敷飾りのコーディネート、水墨画制作などに携わった一族です。能阿弥(のうあみ)を始祖として芸阿弥(げいあみ)、相阿弥(そうあみ)と3代にわたって活動し、幾人かの絵の弟子も輩出しました。特に2代目の芸阿弥は上洛した鎌倉の禅僧画家、祥啓(しょうけい)に絵を教えて東日本の画壇に絶大な影響を与えています。阿弥派は南宋の画僧、牧谿(もっけい)や宮廷画家である夏珪(かけい)の作といった足利将軍家の優れた中国絵画コレクションを日々取り扱い、そのモチーフや筆致を丹念に学びました。幕府関係者に愛されたその画風は非常に端正で、この時代の水墨画壇の中でひと際洗練されています。
重文 瀟湘八景図屏風(右隻) 伝相阿弥筆
京都・妙心寺
- 展示作品リスト
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指定 作品名 員数 所蔵 音声ガイド 瀟湘八景図巻 希世霊彦等八僧賛 1巻 重文 瀟湘八景図 相阿弥筆 6幅のうち3幅 京都・大仙院 山水図 相阿弥筆 1幅 山水図 単庵筆 1幅 京都・成相寺 重美 遠寺晩鐘図 単庵筆 1幅 細見美術財団 富岳図 是庵筆 1幅 京都国立博物館 花鳥図 祥啓筆 1幅 京都国立博物館 重文 鍾秀斎図 玉隠英璵・子明紹俊賛、祥啓筆 1幅 京都国立博物館 重文 瀟湘八景図屏風 伝相阿弥筆 6曲1双 京都・妙心寺
画文交響
2026年12月22日(火)~2027年2月7日(日)
近世絵画|2F-4展示室
絵画表現は文学と密接な結び付きを有していますが、それは詩歌や物語の絵画化のような事例だけに留まるものではありません。特に東アジア文化圏においては、唐時代に唱えられた書画一致論―絵画と書が本質的には同一であるという考え方―が広く普及し、画と文がたがいに響き合うことで、重層的な芸術表現を築き上げてきた長い歴史があります。画と文が主従の区別なくそれぞれに主張しつつ、しかも見事な調和を奏でるさまは、音楽にも例えられましょう。ここでは、物語絵巻の詞書と画、書の料紙装飾としての画、紀行文学と俳画という三つの観点から、画文交響の魅力をご紹介します。
重文 鶴下絵三十六歌仙和歌巻(巻頭)
俵屋宗達画、本阿弥光悦書
当館
- 展示作品リスト
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指定 作品名 員数 所蔵 音声ガイド 堀江物語絵巻
岩佐又兵衛筆1巻 京都国立博物館 重文 鶴下絵三十六歌仙和歌巻
俵屋宗達画、本阿弥光悦書1巻 京都国立博物館 重文 奥の細道図巻 二巻のうち上巻
与謝蕪村筆2巻のうち1巻 京都国立博物館
歳寒三友―理想をうつす松竹梅
2026年12月22日(火)~2027年2月7日(日)
中国絵画|2F-5展示室
日本のお正月の定番である松竹梅。長寿や繁栄を意味する縁起物として喜ばれるこの植物ですが、中国では寒く厳しい環境でも枯れずに緑を保つ松や竹、雪の残るなかいち早く花を開き芳香を漂わせる梅を「歳寒三友(さいかんさんゆう)」と呼び、節義のある高潔な精神の象徴として捉えてきました。宋時代には士大夫たちが自身の内面を発露するにふさわしい画題として水墨で松竹梅を盛んに描き、のちの文人画家たちもこれを継承します。不屈で永遠性をもつ理想の姿として人々の望みを託されたこれらの植物をいかに表わしてきたのか、本展示では中国の作例を中心にご紹介します。
竹石図 詹仲和筆 当館
- 展示作品リスト
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指定 作品名 員数 所蔵 音声ガイド 墨梅図 伝王冕筆 1幅 京都国立博物館
上野理一氏収集・上野精一氏寄贈墨梅図 伝揚補之筆 1幅 京都・東福寺 歳寒三友図 海涯筆 1幅 京都・妙満寺 老松棲鷲図 林良筆 1幅 京都・雑華院 松石図 陳浩筆 1幅 京都・萬福寺 竹石図 詹仲和筆 1幅 京都国立博物館 墨竹図 李元達筆 2幅 京都・仁和寺 画松図冊 黄宗炎筆 1帖 京都国立博物館 九松図扇面 弘旿筆 1面 京都国立博物館 墨竹図冊 閔貞筆 1帖 京都国立博物館 墨竹図 溥儒筆 1幅 京都国立博物館
(伊藤紫虹氏寄贈)墨梅図冊 陳継儒筆 1帖 京都国立博物館
(上野理一氏収集・上野精一氏寄贈)梅花図冊 李方膺筆 1帖 京都国立博物館
仏像入門
2026年12月22日(火)~2027年3月22日(月・休)
彫刻|1F-1展示室
6世紀に仏教が伝わるまで、日本には偶像崇拝の伝統はありませんでした。仏像が伝わった当初は外国の神としてみられましたが、それから1500年近くにわたり、仏像は信仰の対象として拝まれ続けています。
仏像の種類は大きく「如来」「菩薩」「明王」「天」とその他にわけられます。
素材は「銅」「漆」「土」「石」「木」などを用いて造られます。
仏像はぱっと見て同じ姿をしていても、細部にそれぞれの時代の美意識や特徴があらわれています。
ここでは仏像の種類、素材、時代ごとの特徴を紹介します。仏像に親しんでいただく第一歩になれば幸いです。
愛染明王坐像 当館
『古今和歌集』の古筆
2026年12月22日(火)~2027年1月24日(日)
書跡|1F-3展示室
『古今和歌集』は平安時代の初めに成立した、日本で最初の勅撰和歌集です。和歌を学ぶ聖典として、また、身の回りに置いて鑑賞するための手本として、膨大な数の写本が作られました。こうして人がみずからの手で書いたものは、「読む」記号であると同時に、「見る」造形でもあり、後者の視点に立つ時、同集にはいにしえの名人たちの筆跡、すなわち古筆が多くのこり、人々の目を楽しませてくれます。このたびは新春の展示にふさわしく、「本阿弥切(ほんあみぎれ)」や「高野切(こうやぎれ)」など、よく知られた名品を中心に、『古今和歌集』の古筆を御覧いただきます。
国宝 古今和歌集巻第十二残巻(本阿弥切)(巻頭) 伝小野道風筆 当館
- 展示作品リスト
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指定 作品名 員数 所蔵 音声ガイド 国宝 手鑑「藻塩草」 1帖 京都国立博物館 重文 継色紙(あしひきの) 伝小野道風筆 1幅 国宝 古今和歌集巻第十七残巻(曼殊院本) 伝藤原行成筆 1巻 京都・曼殊院 重文 寸松庵色紙(わかきつる) 伝紀貫之筆 1幅 重文 古今和歌集巻第十八断簡(高野切第三種 貞観御時に)
伝紀貫之筆1幅 重美 古今和歌集巻第十七断簡(民部切 すみよしのきしの)
伝源俊頼筆1幅 国宝 古今和歌集巻第十二残巻(本阿弥切) 伝小野道風筆 1巻 京都国立博物館 古今和歌集巻第十三断簡(巻子本切 あふ事なきに)
伝源俊頼筆1幅 京都国立博物館 重美 古今和歌集巻第十三断簡(久海切 首に古今和歌集巻第十三とあり)
伝紫式部筆1幅 古今和歌集巻第十断簡(今城切 やまし 平篤行)
藤原教長筆1幅 京都国立博物館 古今和歌集巻第五断簡(昭和切 いなはのつゆに)
原俊成筆1幅 京都国立博物館 古今和歌集巻第十一断簡(寂恵本切 しのふれは)
寂恵筆1幅
染織を彩る金と銀
2026年12月22日(火)~2027年1月31日(日)
染織|1F-4展示室
光の輝きを宿す色である金と銀は、いにしえから財宝として珍重されてきました。その金銀で装飾した衣服は、富や権力、ときに聖性や超越性を示すものでもありました。
絹や麻といった柔らかい素材から成る染織品に、金属という硬質な素材を組み合わせるには工夫が必要です。その代表的な例が、金属箔を生地に貼り付ける摺箔(すりはく)と、金属そのものや金属箔を利用した金銀糸です。金銀のきらめきをまとうため、人々が編み出したさまざまな技法をご覧ください。
茶の湯釜
2026年12月22日(火)~2027年2月7日(日)
金工|1F-5展示室
新春に行われる茶の行事を「初釜」と言います。この釜とは、茶事に用いる湯を沸かすための専用の道具(茶釜)のことです。茶釜は茶会において中心となる道具の一つであることから「茶席の主」と呼ばれ、茶事や茶会をひらく行為そのものを「釜をかける」と言い習わすようになりました。この展示では京都の古寺に伝わった作品を中心に、中世から近世にかけての茶釜の名品を紹介いたします。
重文 浜松図真形釜 文化庁
- 展示作品リスト
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指定 作品名 員数 所蔵 音声ガイド 重文 芦屋霰地楓鹿図真形釜 1口 京都・細見美術館 重美 闘鶏図真形釜(立田釜) 1口 京都・芳春院 重美 住吉図真形釜 1口 重美 竹鷺図肩衝釜 1口 重文 浜松図真形釜 1口 文化庁 霰地肩衝釜 1口 大雲院釜 1口 京都・大雲院 肩衝尾垂釜 1口 京都・両足院 香炉釜 1口 京都・霊洞院 阿弥陀堂釜 慶長七年銘 1口 滋賀・聖衆来迎寺 七宝釜(花輪違釜) 1口 京都国立博物館
(廣海春木氏寄贈)万代屋釜 奥平了保作 1口 京都国立博物館
(廣海春木氏寄贈)肩衝切合釜 伝大西五郎左衛門作
附風炉 伝西村道爺作1口 京都国立博物館
(廣海春木氏寄贈)
アニマル☆蒔絵—漆芸にみる動物表現—
2026年12月22日(火)~2027年2月7日(日)
漆工|1F-6展示室
蒔絵は、ウルシの樹液がゆっくり固まる性質を利用した、日本を代表する装飾技法です。まず漆で絵を描き、固まる前に金や銀の粉、金属の薄い板などを蒔きつけます。漆が固まったあとに表面を磨き上げて美しい文様を生み出します。金銀はもちろん漆も貴重な素材ですので、中世までは限られた人々のための特別な工芸でしたが、江戸時代には町人にも広まり、表現はより自由で多彩になりました。古くは魔除けや吉祥への願いを込めた動物文様も、時代とともに、動物の姿を生かした意匠のおもしろさが楽しまれるようになります。身近な動物たちの姿を通して、蒔絵の魅力に触れてみましょう!
夕顔蒔絵象嵌料紙・硯箱 笠翁銘 当館
- 展示作品リスト
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指定 作品名 員数 所蔵 音声ガイド 獏蒔絵枕 1個 京都国立博物館
(田村伎都子氏寄贈)槙鹿蒔絵螺鈿料紙・硯箱 永田友治作 1具 京都国立博物館
(奥村重兵衛氏寄贈)重美 薄鶉蒔絵文台 1基 京都・金蓮寺 千鳥蒔絵手箱 1合 京都国立博物館 柳鷺蒔絵硯箱 1合 鷹蒔絵硯箱 1合 京都・下御霊神社 孔雀葵紋蒔絵耳盥 1口 京都・誓願寺 桐竹鳳凰菊桐紋蒔絵広蓋 1枚 京都国立博物館 蓮池雲龍蒔絵厨子 飯塚桃葉(初代)作 1基 京都・天授院 雲龍蒔絵硯箱 田付長兵衛高廣作 1合 京都国立博物館
(岡村健守氏寄贈)象蒔絵象嵌色紙箱 笠翁細工 1合 楼閣山水蒔絵カスケット 1合 月兎蒔絵象嵌盆 笠翁細工 1面 梅猿猴蒔絵硯箱 1合 京都国立博物館 南蛮人蒔絵硯箱 1合 騎牛帰家蒔絵丸額 沢田宗沢作 1面 竹虎蒔絵沈箱 1合 京都・神光院 綾杉地獅子牡丹葵紋蒔絵懸盤 1基 京都・東福寺 花鳥獣蒔絵螺鈿書箪笥 1基 野馬丸紋蒔絵螺鈿書箪笥 1基 京都国立博物館 重文 蓬莱山蒔絵硯箱 1合 京都国立博物館 大亀蒔絵太鼓胴 1口 海老蒔絵飯器 1合 鯉蒔絵盆 1面 夕顔蒔絵象嵌料紙・硯箱 笠翁銘 1具 京都国立博物館 蝶蒔絵盆 1面 蝶秋草蒔絵鞍 1背 京都国立博物館
同時開催の名品ギャラリー特別展観覧料が必要
嘉禄の法難800年
2026年12月22日(火)~2027年1月24日(日)
絵巻|2F-1展示室
ちょうど800年前の嘉禄3年(1227)、15年前に亡くなった法然を祀る東山の大谷廟堂が、天台宗によって破却される事件が起きます。埋葬されていた法然の遺骸は門徒によって運び出され、最終的に西山の粟生野に移され火葬されました。配流や焚書も発生したこの一連の出来事を「嘉禄の法難」といい、浄土宗が直面した大きな弾圧のひとつに数えられています。今回は、この事件を描いた絵巻などをご紹介します。なお、嘉禄の法難にちなんで、例年1月24日には火葬(荼毘)の地に建てられた光明寺まで行脚する行事がおこなわれています。
国宝 法然上人絵伝 巻第四十二(部分)
京都・知恩院
- 展示作品リスト
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指定 作品名 員数 所蔵 音声ガイド 国宝 法然上人絵伝 四十八巻のうち巻第四十二 48巻のうち1巻 京都・知恩院 光明寺縁起絵巻 三巻のうち巻中・巻下 3巻のうち2巻 京都・光明寺
阿弥派の絵画Ⅰ
2026年12月22日(火)~2027年1月24日(日)
中世絵画|2F-3展示室
阿弥派は15世紀中頃から16世紀初頭にかけて、室町幕府に仕えて舶来の唐物の管理や鑑定、座敷飾りのコーディネート、水墨画制作などに携わった一族です。能阿弥(のうあみ)を始祖として芸阿弥(げいあみ)、相阿弥(そうあみ)と3代にわたって活動し、幾人かの絵の弟子も輩出しました。特に2代目の芸阿弥は上洛した鎌倉の禅僧画家、祥啓(しょうけい)に絵を教えて東日本の画壇に絶大な影響を与えています。阿弥派は南宋の画僧、牧谿(もっけい)や宮廷画家である夏珪(かけい)の作といった足利将軍家の優れた中国絵画コレクションを日々取り扱い、そのモチーフや筆致を丹念に学びました。幕府関係者に愛されたその画風は非常に端正で、この時代の水墨画壇の中でひと際洗練されています。
重文 瀟湘八景図屏風(右隻) 伝相阿弥筆
京都・妙心寺
- 展示作品リスト
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指定 作品名 員数 所蔵 音声ガイド 瀟湘八景図巻 希世霊彦等八僧賛 1巻 重文 瀟湘八景図 相阿弥筆 6幅のうち3幅 京都・大仙院 山水図 相阿弥筆 1幅 山水図 単庵筆 1幅 京都・成相寺 重美 遠寺晩鐘図 単庵筆 1幅 細見美術財団 富岳図 是庵筆 1幅 京都国立博物館 花鳥図 祥啓筆 1幅 京都国立博物館 重文 鍾秀斎図 玉隠英璵・子明紹俊賛、祥啓筆 1幅 京都国立博物館 重文 瀟湘八景図屏風 伝相阿弥筆 6曲1双 京都・妙心寺
画文交響
2026年12月22日(火)~2027年2月7日(日)
近世絵画|2F-4展示室
絵画表現は文学と密接な結び付きを有していますが、それは詩歌や物語の絵画化のような事例だけに留まるものではありません。特に東アジア文化圏においては、唐時代に唱えられた書画一致論―絵画と書が本質的には同一であるという考え方―が広く普及し、画と文がたがいに響き合うことで、重層的な芸術表現を築き上げてきた長い歴史があります。画と文が主従の区別なくそれぞれに主張しつつ、しかも見事な調和を奏でるさまは、音楽にも例えられましょう。ここでは、物語絵巻の詞書と画、書の料紙装飾としての画、紀行文学と俳画という三つの観点から、画文交響の魅力をご紹介します。
重文 鶴下絵三十六歌仙和歌巻(巻頭)
俵屋宗達画、本阿弥光悦書
当館
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指定 作品名 員数 所蔵 音声ガイド 堀江物語絵巻
岩佐又兵衛筆1巻 京都国立博物館 重文 鶴下絵三十六歌仙和歌巻
俵屋宗達画、本阿弥光悦書1巻 京都国立博物館 重文 奥の細道図巻 二巻のうち上巻
与謝蕪村筆2巻のうち1巻 京都国立博物館
歳寒三友―理想をうつす松竹梅
2026年12月22日(火)~2027年2月7日(日)
中国絵画|2F-5展示室
日本のお正月の定番である松竹梅。長寿や繁栄を意味する縁起物として喜ばれるこの植物ですが、中国では寒く厳しい環境でも枯れずに緑を保つ松や竹、雪の残るなかいち早く花を開き芳香を漂わせる梅を「歳寒三友(さいかんさんゆう)」と呼び、節義のある高潔な精神の象徴として捉えてきました。宋時代には士大夫たちが自身の内面を発露するにふさわしい画題として水墨で松竹梅を盛んに描き、のちの文人画家たちもこれを継承します。不屈で永遠性をもつ理想の姿として人々の望みを託されたこれらの植物をいかに表わしてきたのか、本展示では中国の作例を中心にご紹介します。
竹石図 詹仲和筆 当館
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指定 作品名 員数 所蔵 音声ガイド 墨梅図 伝王冕筆 1幅 京都国立博物館
上野理一氏収集・上野精一氏寄贈墨梅図 伝揚補之筆 1幅 京都・東福寺 歳寒三友図 海涯筆 1幅 京都・妙満寺 老松棲鷲図 林良筆 1幅 京都・雑華院 松石図 陳浩筆 1幅 京都・萬福寺 竹石図 詹仲和筆 1幅 京都国立博物館 墨竹図 李元達筆 2幅 京都・仁和寺 画松図冊 黄宗炎筆 1帖 京都国立博物館 九松図扇面 弘旿筆 1面 京都国立博物館 墨竹図冊 閔貞筆 1帖 京都国立博物館 墨竹図 溥儒筆 1幅 京都国立博物館
(伊藤紫虹氏寄贈)墨梅図冊 陳継儒筆 1帖 京都国立博物館
(上野理一氏収集・上野精一氏寄贈)梅花図冊 李方膺筆 1帖 京都国立博物館
仏像入門
2026年12月22日(火)~2027年3月22日(月・休)
彫刻|1F-1展示室
6世紀に仏教が伝わるまで、日本には偶像崇拝の伝統はありませんでした。仏像が伝わった当初は外国の神としてみられましたが、それから1500年近くにわたり、仏像は信仰の対象として拝まれ続けています。
仏像の種類は大きく「如来」「菩薩」「明王」「天」とその他にわけられます。
素材は「銅」「漆」「土」「石」「木」などを用いて造られます。
仏像はぱっと見て同じ姿をしていても、細部にそれぞれの時代の美意識や特徴があらわれています。
ここでは仏像の種類、素材、時代ごとの特徴を紹介します。仏像に親しんでいただく第一歩になれば幸いです。
愛染明王坐像 当館
『古今和歌集』の古筆
2026年12月22日(火)~2027年1月24日(日)
書跡|1F-3展示室
『古今和歌集』は平安時代の初めに成立した、日本で最初の勅撰和歌集です。和歌を学ぶ聖典として、また、身の回りに置いて鑑賞するための手本として、膨大な数の写本が作られました。こうして人がみずからの手で書いたものは、「読む」記号であると同時に、「見る」造形でもあり、後者の視点に立つ時、同集にはいにしえの名人たちの筆跡、すなわち古筆が多くのこり、人々の目を楽しませてくれます。このたびは新春の展示にふさわしく、「本阿弥切(ほんあみぎれ)」や「高野切(こうやぎれ)」など、よく知られた名品を中心に、『古今和歌集』の古筆を御覧いただきます。
国宝 古今和歌集巻第十二残巻(本阿弥切)(巻頭) 伝小野道風筆 当館
- 展示作品リスト
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指定 作品名 員数 所蔵 音声ガイド 国宝 手鑑「藻塩草」 1帖 京都国立博物館 重文 継色紙(あしひきの) 伝小野道風筆 1幅 国宝 古今和歌集巻第十七残巻(曼殊院本) 伝藤原行成筆 1巻 京都・曼殊院 重文 寸松庵色紙(わかきつる) 伝紀貫之筆 1幅 重文 古今和歌集巻第十八断簡(高野切第三種 貞観御時に)
伝紀貫之筆1幅 重美 古今和歌集巻第十七断簡(民部切 すみよしのきしの)
伝源俊頼筆1幅 国宝 古今和歌集巻第十二残巻(本阿弥切) 伝小野道風筆 1巻 京都国立博物館 古今和歌集巻第十三断簡(巻子本切 あふ事なきに)
伝源俊頼筆1幅 京都国立博物館 重美 古今和歌集巻第十三断簡(久海切 首に古今和歌集巻第十三とあり)
伝紫式部筆1幅 古今和歌集巻第十断簡(今城切 やまし 平篤行)
藤原教長筆1幅 京都国立博物館 古今和歌集巻第五断簡(昭和切 いなはのつゆに)
原俊成筆1幅 京都国立博物館 古今和歌集巻第十一断簡(寂恵本切 しのふれは)
寂恵筆1幅
染織を彩る金と銀
2026年12月22日(火)~2027年1月31日(日)
染織|1F-4展示室
光の輝きを宿す色である金と銀は、いにしえから財宝として珍重されてきました。その金銀で装飾した衣服は、富や権力、ときに聖性や超越性を示すものでもありました。
絹や麻といった柔らかい素材から成る染織品に、金属という硬質な素材を組み合わせるには工夫が必要です。その代表的な例が、金属箔を生地に貼り付ける摺箔(すりはく)と、金属そのものや金属箔を利用した金銀糸です。金銀のきらめきをまとうため、人々が編み出したさまざまな技法をご覧ください。
茶の湯釜
2026年12月22日(火)~2027年2月7日(日)
金工|1F-5展示室
新春に行われる茶の行事を「初釜」と言います。この釜とは、茶事に用いる湯を沸かすための専用の道具(茶釜)のことです。茶釜は茶会において中心となる道具の一つであることから「茶席の主」と呼ばれ、茶事や茶会をひらく行為そのものを「釜をかける」と言い習わすようになりました。この展示では京都の古寺に伝わった作品を中心に、中世から近世にかけての茶釜の名品を紹介いたします。
重文 浜松図真形釜 文化庁
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指定 作品名 員数 所蔵 音声ガイド 重文 芦屋霰地楓鹿図真形釜 1口 京都・細見美術館 重美 闘鶏図真形釜(立田釜) 1口 京都・芳春院 重美 住吉図真形釜 1口 重美 竹鷺図肩衝釜 1口 重文 浜松図真形釜 1口 文化庁 霰地肩衝釜 1口 大雲院釜 1口 京都・大雲院 肩衝尾垂釜 1口 京都・両足院 香炉釜 1口 京都・霊洞院 阿弥陀堂釜 慶長七年銘 1口 滋賀・聖衆来迎寺 七宝釜(花輪違釜) 1口 京都国立博物館
(廣海春木氏寄贈)万代屋釜 奥平了保作 1口 京都国立博物館
(廣海春木氏寄贈)肩衝切合釜 伝大西五郎左衛門作
附風炉 伝西村道爺作1口 京都国立博物館
(廣海春木氏寄贈)
アニマル☆蒔絵—漆芸にみる動物表現—
2026年12月22日(火)~2027年2月7日(日)
漆工|1F-6展示室
蒔絵は、ウルシの樹液がゆっくり固まる性質を利用した、日本を代表する装飾技法です。まず漆で絵を描き、固まる前に金や銀の粉、金属の薄い板などを蒔きつけます。漆が固まったあとに表面を磨き上げて美しい文様を生み出します。金銀はもちろん漆も貴重な素材ですので、中世までは限られた人々のための特別な工芸でしたが、江戸時代には町人にも広まり、表現はより自由で多彩になりました。古くは魔除けや吉祥への願いを込めた動物文様も、時代とともに、動物の姿を生かした意匠のおもしろさが楽しまれるようになります。身近な動物たちの姿を通して、蒔絵の魅力に触れてみましょう!
夕顔蒔絵象嵌料紙・硯箱 笠翁銘 当館
- 展示作品リスト
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指定 作品名 員数 所蔵 音声ガイド 獏蒔絵枕 1個 京都国立博物館
(田村伎都子氏寄贈)槙鹿蒔絵螺鈿料紙・硯箱 永田友治作 1具 京都国立博物館
(奥村重兵衛氏寄贈)重美 薄鶉蒔絵文台 1基 京都・金蓮寺 千鳥蒔絵手箱 1合 京都国立博物館 柳鷺蒔絵硯箱 1合 鷹蒔絵硯箱 1合 京都・下御霊神社 孔雀葵紋蒔絵耳盥 1口 京都・誓願寺 桐竹鳳凰菊桐紋蒔絵広蓋 1枚 京都国立博物館 蓮池雲龍蒔絵厨子 飯塚桃葉(初代)作 1基 京都・天授院 雲龍蒔絵硯箱 田付長兵衛高廣作 1合 京都国立博物館
(岡村健守氏寄贈)象蒔絵象嵌色紙箱 笠翁細工 1合 楼閣山水蒔絵カスケット 1合 月兎蒔絵象嵌盆 笠翁細工 1面 梅猿猴蒔絵硯箱 1合 京都国立博物館 南蛮人蒔絵硯箱 1合 騎牛帰家蒔絵丸額 沢田宗沢作 1面 竹虎蒔絵沈箱 1合 京都・神光院 綾杉地獅子牡丹葵紋蒔絵懸盤 1基 京都・東福寺 花鳥獣蒔絵螺鈿書箪笥 1基 野馬丸紋蒔絵螺鈿書箪笥 1基 京都国立博物館 重文 蓬莱山蒔絵硯箱 1合 京都国立博物館 大亀蒔絵太鼓胴 1口 海老蒔絵飯器 1合 鯉蒔絵盆 1面 夕顔蒔絵象嵌料紙・硯箱 笠翁銘 1具 京都国立博物館 蝶蒔絵盆 1面 蝶秋草蒔絵鞍 1背 京都国立博物館
同時開催の名品ギャラリー特別展観覧料が必要
嘉禄の法難800年
2026年12月22日(火)~2027年1月24日(日)
絵巻|2F-1展示室
ちょうど800年前の嘉禄3年(1227)、15年前に亡くなった法然を祀る東山の大谷廟堂が、天台宗によって破却される事件が起きます。埋葬されていた法然の遺骸は門徒によって運び出され、最終的に西山の粟生野に移され火葬されました。配流や焚書も発生したこの一連の出来事を「嘉禄の法難」といい、浄土宗が直面した大きな弾圧のひとつに数えられています。今回は、この事件を描いた絵巻などをご紹介します。なお、嘉禄の法難にちなんで、例年1月24日には火葬(荼毘)の地に建てられた光明寺まで行脚する行事がおこなわれています。
国宝 法然上人絵伝 巻第四十二(部分)
京都・知恩院
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指定 作品名 員数 所蔵 音声ガイド 国宝 法然上人絵伝 四十八巻のうち巻第四十二 48巻のうち1巻 京都・知恩院 光明寺縁起絵巻 三巻のうち巻中・巻下 3巻のうち2巻 京都・光明寺
阿弥派の絵画Ⅰ
2026年12月22日(火)~2027年1月24日(日)
中世絵画|2F-3展示室
阿弥派は15世紀中頃から16世紀初頭にかけて、室町幕府に仕えて舶来の唐物の管理や鑑定、座敷飾りのコーディネート、水墨画制作などに携わった一族です。能阿弥(のうあみ)を始祖として芸阿弥(げいあみ)、相阿弥(そうあみ)と3代にわたって活動し、幾人かの絵の弟子も輩出しました。特に2代目の芸阿弥は上洛した鎌倉の禅僧画家、祥啓(しょうけい)に絵を教えて東日本の画壇に絶大な影響を与えています。阿弥派は南宋の画僧、牧谿(もっけい)や宮廷画家である夏珪(かけい)の作といった足利将軍家の優れた中国絵画コレクションを日々取り扱い、そのモチーフや筆致を丹念に学びました。幕府関係者に愛されたその画風は非常に端正で、この時代の水墨画壇の中でひと際洗練されています。
重文 瀟湘八景図屏風(右隻) 伝相阿弥筆
京都・妙心寺
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指定 作品名 員数 所蔵 音声ガイド 瀟湘八景図巻 希世霊彦等八僧賛 1巻 重文 瀟湘八景図 相阿弥筆 6幅のうち3幅 京都・大仙院 山水図 相阿弥筆 1幅 山水図 単庵筆 1幅 京都・成相寺 重美 遠寺晩鐘図 単庵筆 1幅 細見美術財団 富岳図 是庵筆 1幅 京都国立博物館 花鳥図 祥啓筆 1幅 京都国立博物館 重文 鍾秀斎図 玉隠英璵・子明紹俊賛、祥啓筆 1幅 京都国立博物館 重文 瀟湘八景図屏風 伝相阿弥筆 6曲1双 京都・妙心寺
画文交響
2026年12月22日(火)~2027年2月7日(日)
近世絵画|2F-4展示室
絵画表現は文学と密接な結び付きを有していますが、それは詩歌や物語の絵画化のような事例だけに留まるものではありません。特に東アジア文化圏においては、唐時代に唱えられた書画一致論―絵画と書が本質的には同一であるという考え方―が広く普及し、画と文がたがいに響き合うことで、重層的な芸術表現を築き上げてきた長い歴史があります。画と文が主従の区別なくそれぞれに主張しつつ、しかも見事な調和を奏でるさまは、音楽にも例えられましょう。ここでは、物語絵巻の詞書と画、書の料紙装飾としての画、紀行文学と俳画という三つの観点から、画文交響の魅力をご紹介します。
重文 鶴下絵三十六歌仙和歌巻(巻頭)
俵屋宗達画、本阿弥光悦書
当館
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指定 作品名 員数 所蔵 音声ガイド 堀江物語絵巻
岩佐又兵衛筆1巻 京都国立博物館 重文 鶴下絵三十六歌仙和歌巻
俵屋宗達画、本阿弥光悦書1巻 京都国立博物館 重文 奥の細道図巻 二巻のうち上巻
与謝蕪村筆2巻のうち1巻 京都国立博物館
歳寒三友―理想をうつす松竹梅
2026年12月22日(火)~2027年2月7日(日)
中国絵画|2F-5展示室
日本のお正月の定番である松竹梅。長寿や繁栄を意味する縁起物として喜ばれるこの植物ですが、中国では寒く厳しい環境でも枯れずに緑を保つ松や竹、雪の残るなかいち早く花を開き芳香を漂わせる梅を「歳寒三友(さいかんさんゆう)」と呼び、節義のある高潔な精神の象徴として捉えてきました。宋時代には士大夫たちが自身の内面を発露するにふさわしい画題として水墨で松竹梅を盛んに描き、のちの文人画家たちもこれを継承します。不屈で永遠性をもつ理想の姿として人々の望みを託されたこれらの植物をいかに表わしてきたのか、本展示では中国の作例を中心にご紹介します。
竹石図 詹仲和筆 当館
- 展示作品リスト
-
指定 作品名 員数 所蔵 音声ガイド 墨梅図 伝王冕筆 1幅 京都国立博物館
上野理一氏収集・上野精一氏寄贈墨梅図 伝揚補之筆 1幅 京都・東福寺 歳寒三友図 海涯筆 1幅 京都・妙満寺 老松棲鷲図 林良筆 1幅 京都・雑華院 松石図 陳浩筆 1幅 京都・萬福寺 竹石図 詹仲和筆 1幅 京都国立博物館 墨竹図 李元達筆 2幅 京都・仁和寺 画松図冊 黄宗炎筆 1帖 京都国立博物館 九松図扇面 弘旿筆 1面 京都国立博物館 墨竹図冊 閔貞筆 1帖 京都国立博物館 墨竹図 溥儒筆 1幅 京都国立博物館
(伊藤紫虹氏寄贈)墨梅図冊 陳継儒筆 1帖 京都国立博物館
(上野理一氏収集・上野精一氏寄贈)梅花図冊 李方膺筆 1帖 京都国立博物館
仏像入門
2026年12月22日(火)~2027年3月22日(月・休)
彫刻|1F-1展示室
6世紀に仏教が伝わるまで、日本には偶像崇拝の伝統はありませんでした。仏像が伝わった当初は外国の神としてみられましたが、それから1500年近くにわたり、仏像は信仰の対象として拝まれ続けています。
仏像の種類は大きく「如来」「菩薩」「明王」「天」とその他にわけられます。
素材は「銅」「漆」「土」「石」「木」などを用いて造られます。
仏像はぱっと見て同じ姿をしていても、細部にそれぞれの時代の美意識や特徴があらわれています。
ここでは仏像の種類、素材、時代ごとの特徴を紹介します。仏像に親しんでいただく第一歩になれば幸いです。
愛染明王坐像 当館
『古今和歌集』の古筆
2026年12月22日(火)~2027年1月24日(日)
書跡|1F-3展示室
『古今和歌集』は平安時代の初めに成立した、日本で最初の勅撰和歌集です。和歌を学ぶ聖典として、また、身の回りに置いて鑑賞するための手本として、膨大な数の写本が作られました。こうして人がみずからの手で書いたものは、「読む」記号であると同時に、「見る」造形でもあり、後者の視点に立つ時、同集にはいにしえの名人たちの筆跡、すなわち古筆が多くのこり、人々の目を楽しませてくれます。このたびは新春の展示にふさわしく、「本阿弥切(ほんあみぎれ)」や「高野切(こうやぎれ)」など、よく知られた名品を中心に、『古今和歌集』の古筆を御覧いただきます。
国宝 古今和歌集巻第十二残巻(本阿弥切)(巻頭) 伝小野道風筆 当館
- 展示作品リスト
-
指定 作品名 員数 所蔵 音声ガイド 国宝 手鑑「藻塩草」 1帖 京都国立博物館 重文 継色紙(あしひきの) 伝小野道風筆 1幅 国宝 古今和歌集巻第十七残巻(曼殊院本) 伝藤原行成筆 1巻 京都・曼殊院 重文 寸松庵色紙(わかきつる) 伝紀貫之筆 1幅 重文 古今和歌集巻第十八断簡(高野切第三種 貞観御時に)
伝紀貫之筆1幅 重美 古今和歌集巻第十七断簡(民部切 すみよしのきしの)
伝源俊頼筆1幅 国宝 古今和歌集巻第十二残巻(本阿弥切) 伝小野道風筆 1巻 京都国立博物館 古今和歌集巻第十三断簡(巻子本切 あふ事なきに)
伝源俊頼筆1幅 京都国立博物館 重美 古今和歌集巻第十三断簡(久海切 首に古今和歌集巻第十三とあり)
伝紫式部筆1幅 古今和歌集巻第十断簡(今城切 やまし 平篤行)
藤原教長筆1幅 京都国立博物館 古今和歌集巻第五断簡(昭和切 いなはのつゆに)
原俊成筆1幅 京都国立博物館 古今和歌集巻第十一断簡(寂恵本切 しのふれは)
寂恵筆1幅
染織を彩る金と銀
2026年12月22日(火)~2027年1月31日(日)
染織|1F-4展示室
光の輝きを宿す色である金と銀は、いにしえから財宝として珍重されてきました。その金銀で装飾した衣服は、富や権力、ときに聖性や超越性を示すものでもありました。
絹や麻といった柔らかい素材から成る染織品に、金属という硬質な素材を組み合わせるには工夫が必要です。その代表的な例が、金属箔を生地に貼り付ける摺箔(すりはく)と、金属そのものや金属箔を利用した金銀糸です。金銀のきらめきをまとうため、人々が編み出したさまざまな技法をご覧ください。
茶の湯釜
2026年12月22日(火)~2027年2月7日(日)
金工|1F-5展示室
新春に行われる茶の行事を「初釜」と言います。この釜とは、茶事に用いる湯を沸かすための専用の道具(茶釜)のことです。茶釜は茶会において中心となる道具の一つであることから「茶席の主」と呼ばれ、茶事や茶会をひらく行為そのものを「釜をかける」と言い習わすようになりました。この展示では京都の古寺に伝わった作品を中心に、中世から近世にかけての茶釜の名品を紹介いたします。
重文 浜松図真形釜 文化庁
- 展示作品リスト
-
指定 作品名 員数 所蔵 音声ガイド 重文 芦屋霰地楓鹿図真形釜 1口 京都・細見美術館 重美 闘鶏図真形釜(立田釜) 1口 京都・芳春院 重美 住吉図真形釜 1口 重美 竹鷺図肩衝釜 1口 重文 浜松図真形釜 1口 文化庁 霰地肩衝釜 1口 大雲院釜 1口 京都・大雲院 肩衝尾垂釜 1口 京都・両足院 香炉釜 1口 京都・霊洞院 阿弥陀堂釜 慶長七年銘 1口 滋賀・聖衆来迎寺 七宝釜(花輪違釜) 1口 京都国立博物館
(廣海春木氏寄贈)万代屋釜 奥平了保作 1口 京都国立博物館
(廣海春木氏寄贈)肩衝切合釜 伝大西五郎左衛門作
附風炉 伝西村道爺作1口 京都国立博物館
(廣海春木氏寄贈)
アニマル☆蒔絵—漆芸にみる動物表現—
2026年12月22日(火)~2027年2月7日(日)
漆工|1F-6展示室
蒔絵は、ウルシの樹液がゆっくり固まる性質を利用した、日本を代表する装飾技法です。まず漆で絵を描き、固まる前に金や銀の粉、金属の薄い板などを蒔きつけます。漆が固まったあとに表面を磨き上げて美しい文様を生み出します。金銀はもちろん漆も貴重な素材ですので、中世までは限られた人々のための特別な工芸でしたが、江戸時代には町人にも広まり、表現はより自由で多彩になりました。古くは魔除けや吉祥への願いを込めた動物文様も、時代とともに、動物の姿を生かした意匠のおもしろさが楽しまれるようになります。身近な動物たちの姿を通して、蒔絵の魅力に触れてみましょう!
夕顔蒔絵象嵌料紙・硯箱 笠翁銘 当館
- 展示作品リスト
-
指定 作品名 員数 所蔵 音声ガイド 獏蒔絵枕 1個 京都国立博物館
(田村伎都子氏寄贈)槙鹿蒔絵螺鈿料紙・硯箱 永田友治作 1具 京都国立博物館
(奥村重兵衛氏寄贈)重美 薄鶉蒔絵文台 1基 京都・金蓮寺 千鳥蒔絵手箱 1合 京都国立博物館 柳鷺蒔絵硯箱 1合 鷹蒔絵硯箱 1合 京都・下御霊神社 孔雀葵紋蒔絵耳盥 1口 京都・誓願寺 桐竹鳳凰菊桐紋蒔絵広蓋 1枚 京都国立博物館 蓮池雲龍蒔絵厨子 飯塚桃葉(初代)作 1基 京都・天授院 雲龍蒔絵硯箱 田付長兵衛高廣作 1合 京都国立博物館
(岡村健守氏寄贈)象蒔絵象嵌色紙箱 笠翁細工 1合 楼閣山水蒔絵カスケット 1合 月兎蒔絵象嵌盆 笠翁細工 1面 梅猿猴蒔絵硯箱 1合 京都国立博物館 南蛮人蒔絵硯箱 1合 騎牛帰家蒔絵丸額 沢田宗沢作 1面 竹虎蒔絵沈箱 1合 京都・神光院 綾杉地獅子牡丹葵紋蒔絵懸盤 1基 京都・東福寺 花鳥獣蒔絵螺鈿書箪笥 1基 野馬丸紋蒔絵螺鈿書箪笥 1基 京都国立博物館 重文 蓬莱山蒔絵硯箱 1合 京都国立博物館 大亀蒔絵太鼓胴 1口 海老蒔絵飯器 1合 鯉蒔絵盆 1面 夕顔蒔絵象嵌料紙・硯箱 笠翁銘 1具 京都国立博物館 蝶蒔絵盆 1面 蝶秋草蒔絵鞍 1背 京都国立博物館
同時開催の名品ギャラリー特別展観覧料が必要
嘉禄の法難800年
2026年12月22日(火)~2027年1月24日(日)
絵巻|2F-1展示室
ちょうど800年前の嘉禄3年(1227)、15年前に亡くなった法然を祀る東山の大谷廟堂が、天台宗によって破却される事件が起きます。埋葬されていた法然の遺骸は門徒によって運び出され、最終的に西山の粟生野に移され火葬されました。配流や焚書も発生したこの一連の出来事を「嘉禄の法難」といい、浄土宗が直面した大きな弾圧のひとつに数えられています。今回は、この事件を描いた絵巻などをご紹介します。なお、嘉禄の法難にちなんで、例年1月24日には火葬(荼毘)の地に建てられた光明寺まで行脚する行事がおこなわれています。
国宝 法然上人絵伝 巻第四十二(部分)
京都・知恩院
- 展示作品リスト
-
指定 作品名 員数 所蔵 音声ガイド 国宝 法然上人絵伝 四十八巻のうち巻第四十二 48巻のうち1巻 京都・知恩院 光明寺縁起絵巻 三巻のうち巻中・巻下 3巻のうち2巻 京都・光明寺
阿弥派の絵画Ⅰ
2026年12月22日(火)~2027年1月24日(日)
中世絵画|2F-3展示室
阿弥派は15世紀中頃から16世紀初頭にかけて、室町幕府に仕えて舶来の唐物の管理や鑑定、座敷飾りのコーディネート、水墨画制作などに携わった一族です。能阿弥(のうあみ)を始祖として芸阿弥(げいあみ)、相阿弥(そうあみ)と3代にわたって活動し、幾人かの絵の弟子も輩出しました。特に2代目の芸阿弥は上洛した鎌倉の禅僧画家、祥啓(しょうけい)に絵を教えて東日本の画壇に絶大な影響を与えています。阿弥派は南宋の画僧、牧谿(もっけい)や宮廷画家である夏珪(かけい)の作といった足利将軍家の優れた中国絵画コレクションを日々取り扱い、そのモチーフや筆致を丹念に学びました。幕府関係者に愛されたその画風は非常に端正で、この時代の水墨画壇の中でひと際洗練されています。
重文 瀟湘八景図屏風(右隻) 伝相阿弥筆
京都・妙心寺
- 展示作品リスト
-
指定 作品名 員数 所蔵 音声ガイド 瀟湘八景図巻 希世霊彦等八僧賛 1巻 重文 瀟湘八景図 相阿弥筆 6幅のうち3幅 京都・大仙院 山水図 相阿弥筆 1幅 山水図 単庵筆 1幅 京都・成相寺 重美 遠寺晩鐘図 単庵筆 1幅 細見美術財団 富岳図 是庵筆 1幅 京都国立博物館 花鳥図 祥啓筆 1幅 京都国立博物館 重文 鍾秀斎図 玉隠英璵・子明紹俊賛、祥啓筆 1幅 京都国立博物館 重文 瀟湘八景図屏風 伝相阿弥筆 6曲1双 京都・妙心寺
画文交響
2026年12月22日(火)~2027年2月7日(日)
近世絵画|2F-4展示室
絵画表現は文学と密接な結び付きを有していますが、それは詩歌や物語の絵画化のような事例だけに留まるものではありません。特に東アジア文化圏においては、唐時代に唱えられた書画一致論―絵画と書が本質的には同一であるという考え方―が広く普及し、画と文がたがいに響き合うことで、重層的な芸術表現を築き上げてきた長い歴史があります。画と文が主従の区別なくそれぞれに主張しつつ、しかも見事な調和を奏でるさまは、音楽にも例えられましょう。ここでは、物語絵巻の詞書と画、書の料紙装飾としての画、紀行文学と俳画という三つの観点から、画文交響の魅力をご紹介します。
重文 鶴下絵三十六歌仙和歌巻(巻頭)
俵屋宗達画、本阿弥光悦書
当館
- 展示作品リスト
-
指定 作品名 員数 所蔵 音声ガイド 堀江物語絵巻
岩佐又兵衛筆1巻 京都国立博物館 重文 鶴下絵三十六歌仙和歌巻
俵屋宗達画、本阿弥光悦書1巻 京都国立博物館 重文 奥の細道図巻 二巻のうち上巻
与謝蕪村筆2巻のうち1巻 京都国立博物館
歳寒三友―理想をうつす松竹梅
2026年12月22日(火)~2027年2月7日(日)
中国絵画|2F-5展示室
日本のお正月の定番である松竹梅。長寿や繁栄を意味する縁起物として喜ばれるこの植物ですが、中国では寒く厳しい環境でも枯れずに緑を保つ松や竹、雪の残るなかいち早く花を開き芳香を漂わせる梅を「歳寒三友(さいかんさんゆう)」と呼び、節義のある高潔な精神の象徴として捉えてきました。宋時代には士大夫たちが自身の内面を発露するにふさわしい画題として水墨で松竹梅を盛んに描き、のちの文人画家たちもこれを継承します。不屈で永遠性をもつ理想の姿として人々の望みを託されたこれらの植物をいかに表わしてきたのか、本展示では中国の作例を中心にご紹介します。
竹石図 詹仲和筆 当館
- 展示作品リスト
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指定 作品名 員数 所蔵 音声ガイド 墨梅図 伝王冕筆 1幅 京都国立博物館
上野理一氏収集・上野精一氏寄贈墨梅図 伝揚補之筆 1幅 京都・東福寺 歳寒三友図 海涯筆 1幅 京都・妙満寺 老松棲鷲図 林良筆 1幅 京都・雑華院 松石図 陳浩筆 1幅 京都・萬福寺 竹石図 詹仲和筆 1幅 京都国立博物館 墨竹図 李元達筆 2幅 京都・仁和寺 画松図冊 黄宗炎筆 1帖 京都国立博物館 九松図扇面 弘旿筆 1面 京都国立博物館 墨竹図冊 閔貞筆 1帖 京都国立博物館 墨竹図 溥儒筆 1幅 京都国立博物館
(伊藤紫虹氏寄贈)墨梅図冊 陳継儒筆 1帖 京都国立博物館
(上野理一氏収集・上野精一氏寄贈)梅花図冊 李方膺筆 1帖 京都国立博物館
仏像入門
2026年12月22日(火)~2027年3月22日(月・休)
彫刻|1F-1展示室
6世紀に仏教が伝わるまで、日本には偶像崇拝の伝統はありませんでした。仏像が伝わった当初は外国の神としてみられましたが、それから1500年近くにわたり、仏像は信仰の対象として拝まれ続けています。
仏像の種類は大きく「如来」「菩薩」「明王」「天」とその他にわけられます。
素材は「銅」「漆」「土」「石」「木」などを用いて造られます。
仏像はぱっと見て同じ姿をしていても、細部にそれぞれの時代の美意識や特徴があらわれています。
ここでは仏像の種類、素材、時代ごとの特徴を紹介します。仏像に親しんでいただく第一歩になれば幸いです。
愛染明王坐像 当館
『古今和歌集』の古筆
2026年12月22日(火)~2027年1月24日(日)
書跡|1F-3展示室
『古今和歌集』は平安時代の初めに成立した、日本で最初の勅撰和歌集です。和歌を学ぶ聖典として、また、身の回りに置いて鑑賞するための手本として、膨大な数の写本が作られました。こうして人がみずからの手で書いたものは、「読む」記号であると同時に、「見る」造形でもあり、後者の視点に立つ時、同集にはいにしえの名人たちの筆跡、すなわち古筆が多くのこり、人々の目を楽しませてくれます。このたびは新春の展示にふさわしく、「本阿弥切(ほんあみぎれ)」や「高野切(こうやぎれ)」など、よく知られた名品を中心に、『古今和歌集』の古筆を御覧いただきます。
国宝 古今和歌集巻第十二残巻(本阿弥切)(巻頭) 伝小野道風筆 当館
- 展示作品リスト
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指定 作品名 員数 所蔵 音声ガイド 国宝 手鑑「藻塩草」 1帖 京都国立博物館 重文 継色紙(あしひきの) 伝小野道風筆 1幅 国宝 古今和歌集巻第十七残巻(曼殊院本) 伝藤原行成筆 1巻 京都・曼殊院 重文 寸松庵色紙(わかきつる) 伝紀貫之筆 1幅 重文 古今和歌集巻第十八断簡(高野切第三種 貞観御時に)
伝紀貫之筆1幅 重美 古今和歌集巻第十七断簡(民部切 すみよしのきしの)
伝源俊頼筆1幅 国宝 古今和歌集巻第十二残巻(本阿弥切) 伝小野道風筆 1巻 京都国立博物館 古今和歌集巻第十三断簡(巻子本切 あふ事なきに)
伝源俊頼筆1幅 京都国立博物館 重美 古今和歌集巻第十三断簡(久海切 首に古今和歌集巻第十三とあり)
伝紫式部筆1幅 古今和歌集巻第十断簡(今城切 やまし 平篤行)
藤原教長筆1幅 京都国立博物館 古今和歌集巻第五断簡(昭和切 いなはのつゆに)
原俊成筆1幅 京都国立博物館 古今和歌集巻第十一断簡(寂恵本切 しのふれは)
寂恵筆1幅
染織を彩る金と銀
2026年12月22日(火)~2027年1月31日(日)
染織|1F-4展示室
光の輝きを宿す色である金と銀は、いにしえから財宝として珍重されてきました。その金銀で装飾した衣服は、富や権力、ときに聖性や超越性を示すものでもありました。
絹や麻といった柔らかい素材から成る染織品に、金属という硬質な素材を組み合わせるには工夫が必要です。その代表的な例が、金属箔を生地に貼り付ける摺箔(すりはく)と、金属そのものや金属箔を利用した金銀糸です。金銀のきらめきをまとうため、人々が編み出したさまざまな技法をご覧ください。
茶の湯釜
2026年12月22日(火)~2027年2月7日(日)
金工|1F-5展示室
新春に行われる茶の行事を「初釜」と言います。この釜とは、茶事に用いる湯を沸かすための専用の道具(茶釜)のことです。茶釜は茶会において中心となる道具の一つであることから「茶席の主」と呼ばれ、茶事や茶会をひらく行為そのものを「釜をかける」と言い習わすようになりました。この展示では京都の古寺に伝わった作品を中心に、中世から近世にかけての茶釜の名品を紹介いたします。
重文 浜松図真形釜 文化庁
- 展示作品リスト
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指定 作品名 員数 所蔵 音声ガイド 重文 芦屋霰地楓鹿図真形釜 1口 京都・細見美術館 重美 闘鶏図真形釜(立田釜) 1口 京都・芳春院 重美 住吉図真形釜 1口 重美 竹鷺図肩衝釜 1口 重文 浜松図真形釜 1口 文化庁 霰地肩衝釜 1口 大雲院釜 1口 京都・大雲院 肩衝尾垂釜 1口 京都・両足院 香炉釜 1口 京都・霊洞院 阿弥陀堂釜 慶長七年銘 1口 滋賀・聖衆来迎寺 七宝釜(花輪違釜) 1口 京都国立博物館
(廣海春木氏寄贈)万代屋釜 奥平了保作 1口 京都国立博物館
(廣海春木氏寄贈)肩衝切合釜 伝大西五郎左衛門作
附風炉 伝西村道爺作1口 京都国立博物館
(廣海春木氏寄贈)
アニマル☆蒔絵—漆芸にみる動物表現—
2026年12月22日(火)~2027年2月7日(日)
漆工|1F-6展示室
蒔絵は、ウルシの樹液がゆっくり固まる性質を利用した、日本を代表する装飾技法です。まず漆で絵を描き、固まる前に金や銀の粉、金属の薄い板などを蒔きつけます。漆が固まったあとに表面を磨き上げて美しい文様を生み出します。金銀はもちろん漆も貴重な素材ですので、中世までは限られた人々のための特別な工芸でしたが、江戸時代には町人にも広まり、表現はより自由で多彩になりました。古くは魔除けや吉祥への願いを込めた動物文様も、時代とともに、動物の姿を生かした意匠のおもしろさが楽しまれるようになります。身近な動物たちの姿を通して、蒔絵の魅力に触れてみましょう!
夕顔蒔絵象嵌料紙・硯箱 笠翁銘 当館
- 展示作品リスト
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指定 作品名 員数 所蔵 音声ガイド 獏蒔絵枕 1個 京都国立博物館
(田村伎都子氏寄贈)槙鹿蒔絵螺鈿料紙・硯箱 永田友治作 1具 京都国立博物館
(奥村重兵衛氏寄贈)重美 薄鶉蒔絵文台 1基 京都・金蓮寺 千鳥蒔絵手箱 1合 京都国立博物館 柳鷺蒔絵硯箱 1合 鷹蒔絵硯箱 1合 京都・下御霊神社 孔雀葵紋蒔絵耳盥 1口 京都・誓願寺 桐竹鳳凰菊桐紋蒔絵広蓋 1枚 京都国立博物館 蓮池雲龍蒔絵厨子 飯塚桃葉(初代)作 1基 京都・天授院 雲龍蒔絵硯箱 田付長兵衛高廣作 1合 京都国立博物館
(岡村健守氏寄贈)象蒔絵象嵌色紙箱 笠翁細工 1合 楼閣山水蒔絵カスケット 1合 月兎蒔絵象嵌盆 笠翁細工 1面 梅猿猴蒔絵硯箱 1合 京都国立博物館 南蛮人蒔絵硯箱 1合 騎牛帰家蒔絵丸額 沢田宗沢作 1面 竹虎蒔絵沈箱 1合 京都・神光院 綾杉地獅子牡丹葵紋蒔絵懸盤 1基 京都・東福寺 花鳥獣蒔絵螺鈿書箪笥 1基 野馬丸紋蒔絵螺鈿書箪笥 1基 京都国立博物館 重文 蓬莱山蒔絵硯箱 1合 京都国立博物館 大亀蒔絵太鼓胴 1口 海老蒔絵飯器 1合 鯉蒔絵盆 1面 夕顔蒔絵象嵌料紙・硯箱 笠翁銘 1具 京都国立博物館 蝶蒔絵盆 1面 蝶秋草蒔絵鞍 1背 京都国立博物館
同時開催の名品ギャラリー特別展観覧料が必要
嘉禄の法難800年
2026年12月22日(火)~2027年1月24日(日)
絵巻|2F-1展示室
ちょうど800年前の嘉禄3年(1227)、15年前に亡くなった法然を祀る東山の大谷廟堂が、天台宗によって破却される事件が起きます。埋葬されていた法然の遺骸は門徒によって運び出され、最終的に西山の粟生野に移され火葬されました。配流や焚書も発生したこの一連の出来事を「嘉禄の法難」といい、浄土宗が直面した大きな弾圧のひとつに数えられています。今回は、この事件を描いた絵巻などをご紹介します。なお、嘉禄の法難にちなんで、例年1月24日には火葬(荼毘)の地に建てられた光明寺まで行脚する行事がおこなわれています。
国宝 法然上人絵伝 巻第四十二(部分)
京都・知恩院
- 展示作品リスト
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指定 作品名 員数 所蔵 音声ガイド 国宝 法然上人絵伝 四十八巻のうち巻第四十二 48巻のうち1巻 京都・知恩院 光明寺縁起絵巻 三巻のうち巻中・巻下 3巻のうち2巻 京都・光明寺
阿弥派の絵画Ⅰ
2026年12月22日(火)~2027年1月24日(日)
中世絵画|2F-3展示室
阿弥派は15世紀中頃から16世紀初頭にかけて、室町幕府に仕えて舶来の唐物の管理や鑑定、座敷飾りのコーディネート、水墨画制作などに携わった一族です。能阿弥(のうあみ)を始祖として芸阿弥(げいあみ)、相阿弥(そうあみ)と3代にわたって活動し、幾人かの絵の弟子も輩出しました。特に2代目の芸阿弥は上洛した鎌倉の禅僧画家、祥啓(しょうけい)に絵を教えて東日本の画壇に絶大な影響を与えています。阿弥派は南宋の画僧、牧谿(もっけい)や宮廷画家である夏珪(かけい)の作といった足利将軍家の優れた中国絵画コレクションを日々取り扱い、そのモチーフや筆致を丹念に学びました。幕府関係者に愛されたその画風は非常に端正で、この時代の水墨画壇の中でひと際洗練されています。
重文 瀟湘八景図屏風(右隻) 伝相阿弥筆
京都・妙心寺
- 展示作品リスト
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指定 作品名 員数 所蔵 音声ガイド 瀟湘八景図巻 希世霊彦等八僧賛 1巻 重文 瀟湘八景図 相阿弥筆 6幅のうち3幅 京都・大仙院 山水図 相阿弥筆 1幅 山水図 単庵筆 1幅 京都・成相寺 重美 遠寺晩鐘図 単庵筆 1幅 細見美術財団 富岳図 是庵筆 1幅 京都国立博物館 花鳥図 祥啓筆 1幅 京都国立博物館 重文 鍾秀斎図 玉隠英璵・子明紹俊賛、祥啓筆 1幅 京都国立博物館 重文 瀟湘八景図屏風 伝相阿弥筆 6曲1双 京都・妙心寺
画文交響
2026年12月22日(火)~2027年2月7日(日)
近世絵画|2F-4展示室
絵画表現は文学と密接な結び付きを有していますが、それは詩歌や物語の絵画化のような事例だけに留まるものではありません。特に東アジア文化圏においては、唐時代に唱えられた書画一致論―絵画と書が本質的には同一であるという考え方―が広く普及し、画と文がたがいに響き合うことで、重層的な芸術表現を築き上げてきた長い歴史があります。画と文が主従の区別なくそれぞれに主張しつつ、しかも見事な調和を奏でるさまは、音楽にも例えられましょう。ここでは、物語絵巻の詞書と画、書の料紙装飾としての画、紀行文学と俳画という三つの観点から、画文交響の魅力をご紹介します。
重文 鶴下絵三十六歌仙和歌巻(巻頭)
俵屋宗達画、本阿弥光悦書
当館
- 展示作品リスト
-
指定 作品名 員数 所蔵 音声ガイド 堀江物語絵巻
岩佐又兵衛筆1巻 京都国立博物館 重文 鶴下絵三十六歌仙和歌巻
俵屋宗達画、本阿弥光悦書1巻 京都国立博物館 重文 奥の細道図巻 二巻のうち上巻
与謝蕪村筆2巻のうち1巻 京都国立博物館
歳寒三友―理想をうつす松竹梅
2026年12月22日(火)~2027年2月7日(日)
中国絵画|2F-5展示室
日本のお正月の定番である松竹梅。長寿や繁栄を意味する縁起物として喜ばれるこの植物ですが、中国では寒く厳しい環境でも枯れずに緑を保つ松や竹、雪の残るなかいち早く花を開き芳香を漂わせる梅を「歳寒三友(さいかんさんゆう)」と呼び、節義のある高潔な精神の象徴として捉えてきました。宋時代には士大夫たちが自身の内面を発露するにふさわしい画題として水墨で松竹梅を盛んに描き、のちの文人画家たちもこれを継承します。不屈で永遠性をもつ理想の姿として人々の望みを託されたこれらの植物をいかに表わしてきたのか、本展示では中国の作例を中心にご紹介します。
竹石図 詹仲和筆 当館
- 展示作品リスト
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指定 作品名 員数 所蔵 音声ガイド 墨梅図 伝王冕筆 1幅 京都国立博物館
上野理一氏収集・上野精一氏寄贈墨梅図 伝揚補之筆 1幅 京都・東福寺 歳寒三友図 海涯筆 1幅 京都・妙満寺 老松棲鷲図 林良筆 1幅 京都・雑華院 松石図 陳浩筆 1幅 京都・萬福寺 竹石図 詹仲和筆 1幅 京都国立博物館 墨竹図 李元達筆 2幅 京都・仁和寺 画松図冊 黄宗炎筆 1帖 京都国立博物館 九松図扇面 弘旿筆 1面 京都国立博物館 墨竹図冊 閔貞筆 1帖 京都国立博物館 墨竹図 溥儒筆 1幅 京都国立博物館
(伊藤紫虹氏寄贈)墨梅図冊 陳継儒筆 1帖 京都国立博物館
(上野理一氏収集・上野精一氏寄贈)梅花図冊 李方膺筆 1帖 京都国立博物館
仏像入門
2026年12月22日(火)~2027年3月22日(月・休)
彫刻|1F-1展示室
6世紀に仏教が伝わるまで、日本には偶像崇拝の伝統はありませんでした。仏像が伝わった当初は外国の神としてみられましたが、それから1500年近くにわたり、仏像は信仰の対象として拝まれ続けています。
仏像の種類は大きく「如来」「菩薩」「明王」「天」とその他にわけられます。
素材は「銅」「漆」「土」「石」「木」などを用いて造られます。
仏像はぱっと見て同じ姿をしていても、細部にそれぞれの時代の美意識や特徴があらわれています。
ここでは仏像の種類、素材、時代ごとの特徴を紹介します。仏像に親しんでいただく第一歩になれば幸いです。
愛染明王坐像 当館
『古今和歌集』の古筆
2026年12月22日(火)~2027年1月24日(日)
書跡|1F-3展示室
『古今和歌集』は平安時代の初めに成立した、日本で最初の勅撰和歌集です。和歌を学ぶ聖典として、また、身の回りに置いて鑑賞するための手本として、膨大な数の写本が作られました。こうして人がみずからの手で書いたものは、「読む」記号であると同時に、「見る」造形でもあり、後者の視点に立つ時、同集にはいにしえの名人たちの筆跡、すなわち古筆が多くのこり、人々の目を楽しませてくれます。このたびは新春の展示にふさわしく、「本阿弥切(ほんあみぎれ)」や「高野切(こうやぎれ)」など、よく知られた名品を中心に、『古今和歌集』の古筆を御覧いただきます。
国宝 古今和歌集巻第十二残巻(本阿弥切)(巻頭) 伝小野道風筆 当館
- 展示作品リスト
-
指定 作品名 員数 所蔵 音声ガイド 国宝 手鑑「藻塩草」 1帖 京都国立博物館 重文 継色紙(あしひきの) 伝小野道風筆 1幅 国宝 古今和歌集巻第十七残巻(曼殊院本) 伝藤原行成筆 1巻 京都・曼殊院 重文 寸松庵色紙(わかきつる) 伝紀貫之筆 1幅 重文 古今和歌集巻第十八断簡(高野切第三種 貞観御時に)
伝紀貫之筆1幅 重美 古今和歌集巻第十七断簡(民部切 すみよしのきしの)
伝源俊頼筆1幅 国宝 古今和歌集巻第十二残巻(本阿弥切) 伝小野道風筆 1巻 京都国立博物館 古今和歌集巻第十三断簡(巻子本切 あふ事なきに)
伝源俊頼筆1幅 京都国立博物館 重美 古今和歌集巻第十三断簡(久海切 首に古今和歌集巻第十三とあり)
伝紫式部筆1幅 古今和歌集巻第十断簡(今城切 やまし 平篤行)
藤原教長筆1幅 京都国立博物館 古今和歌集巻第五断簡(昭和切 いなはのつゆに)
原俊成筆1幅 京都国立博物館 古今和歌集巻第十一断簡(寂恵本切 しのふれは)
寂恵筆1幅
染織を彩る金と銀
2026年12月22日(火)~2027年1月31日(日)
染織|1F-4展示室
光の輝きを宿す色である金と銀は、いにしえから財宝として珍重されてきました。その金銀で装飾した衣服は、富や権力、ときに聖性や超越性を示すものでもありました。
絹や麻といった柔らかい素材から成る染織品に、金属という硬質な素材を組み合わせるには工夫が必要です。その代表的な例が、金属箔を生地に貼り付ける摺箔(すりはく)と、金属そのものや金属箔を利用した金銀糸です。金銀のきらめきをまとうため、人々が編み出したさまざまな技法をご覧ください。
茶の湯釜
2026年12月22日(火)~2027年2月7日(日)
金工|1F-5展示室
新春に行われる茶の行事を「初釜」と言います。この釜とは、茶事に用いる湯を沸かすための専用の道具(茶釜)のことです。茶釜は茶会において中心となる道具の一つであることから「茶席の主」と呼ばれ、茶事や茶会をひらく行為そのものを「釜をかける」と言い習わすようになりました。この展示では京都の古寺に伝わった作品を中心に、中世から近世にかけての茶釜の名品を紹介いたします。
重文 浜松図真形釜 文化庁
- 展示作品リスト
-
指定 作品名 員数 所蔵 音声ガイド 重文 芦屋霰地楓鹿図真形釜 1口 京都・細見美術館 重美 闘鶏図真形釜(立田釜) 1口 京都・芳春院 重美 住吉図真形釜 1口 重美 竹鷺図肩衝釜 1口 重文 浜松図真形釜 1口 文化庁 霰地肩衝釜 1口 大雲院釜 1口 京都・大雲院 肩衝尾垂釜 1口 京都・両足院 香炉釜 1口 京都・霊洞院 阿弥陀堂釜 慶長七年銘 1口 滋賀・聖衆来迎寺 七宝釜(花輪違釜) 1口 京都国立博物館
(廣海春木氏寄贈)万代屋釜 奥平了保作 1口 京都国立博物館
(廣海春木氏寄贈)肩衝切合釜 伝大西五郎左衛門作
附風炉 伝西村道爺作1口 京都国立博物館
(廣海春木氏寄贈)
アニマル☆蒔絵—漆芸にみる動物表現—
2026年12月22日(火)~2027年2月7日(日)
漆工|1F-6展示室
蒔絵は、ウルシの樹液がゆっくり固まる性質を利用した、日本を代表する装飾技法です。まず漆で絵を描き、固まる前に金や銀の粉、金属の薄い板などを蒔きつけます。漆が固まったあとに表面を磨き上げて美しい文様を生み出します。金銀はもちろん漆も貴重な素材ですので、中世までは限られた人々のための特別な工芸でしたが、江戸時代には町人にも広まり、表現はより自由で多彩になりました。古くは魔除けや吉祥への願いを込めた動物文様も、時代とともに、動物の姿を生かした意匠のおもしろさが楽しまれるようになります。身近な動物たちの姿を通して、蒔絵の魅力に触れてみましょう!
夕顔蒔絵象嵌料紙・硯箱 笠翁銘 当館
- 展示作品リスト
-
指定 作品名 員数 所蔵 音声ガイド 獏蒔絵枕 1個 京都国立博物館
(田村伎都子氏寄贈)槙鹿蒔絵螺鈿料紙・硯箱 永田友治作 1具 京都国立博物館
(奥村重兵衛氏寄贈)重美 薄鶉蒔絵文台 1基 京都・金蓮寺 千鳥蒔絵手箱 1合 京都国立博物館 柳鷺蒔絵硯箱 1合 鷹蒔絵硯箱 1合 京都・下御霊神社 孔雀葵紋蒔絵耳盥 1口 京都・誓願寺 桐竹鳳凰菊桐紋蒔絵広蓋 1枚 京都国立博物館 蓮池雲龍蒔絵厨子 飯塚桃葉(初代)作 1基 京都・天授院 雲龍蒔絵硯箱 田付長兵衛高廣作 1合 京都国立博物館
(岡村健守氏寄贈)象蒔絵象嵌色紙箱 笠翁細工 1合 楼閣山水蒔絵カスケット 1合 月兎蒔絵象嵌盆 笠翁細工 1面 梅猿猴蒔絵硯箱 1合 京都国立博物館 南蛮人蒔絵硯箱 1合 騎牛帰家蒔絵丸額 沢田宗沢作 1面 竹虎蒔絵沈箱 1合 京都・神光院 綾杉地獅子牡丹葵紋蒔絵懸盤 1基 京都・東福寺 花鳥獣蒔絵螺鈿書箪笥 1基 野馬丸紋蒔絵螺鈿書箪笥 1基 京都国立博物館 重文 蓬莱山蒔絵硯箱 1合 京都国立博物館 大亀蒔絵太鼓胴 1口 海老蒔絵飯器 1合 鯉蒔絵盆 1面 夕顔蒔絵象嵌料紙・硯箱 笠翁銘 1具 京都国立博物館 蝶蒔絵盆 1面 蝶秋草蒔絵鞍 1背 京都国立博物館
同時開催の名品ギャラリー特別展観覧料が必要
嘉禄の法難800年
2026年12月22日(火)~2027年1月24日(日)
絵巻|2F-1展示室
ちょうど800年前の嘉禄3年(1227)、15年前に亡くなった法然を祀る東山の大谷廟堂が、天台宗によって破却される事件が起きます。埋葬されていた法然の遺骸は門徒によって運び出され、最終的に西山の粟生野に移され火葬されました。配流や焚書も発生したこの一連の出来事を「嘉禄の法難」といい、浄土宗が直面した大きな弾圧のひとつに数えられています。今回は、この事件を描いた絵巻などをご紹介します。なお、嘉禄の法難にちなんで、例年1月24日には火葬(荼毘)の地に建てられた光明寺まで行脚する行事がおこなわれています。
国宝 法然上人絵伝 巻第四十二(部分)
京都・知恩院
- 展示作品リスト
-
指定 作品名 員数 所蔵 音声ガイド 国宝 法然上人絵伝 四十八巻のうち巻第四十二 48巻のうち1巻 京都・知恩院 光明寺縁起絵巻 三巻のうち巻中・巻下 3巻のうち2巻 京都・光明寺
阿弥派の絵画Ⅰ
2026年12月22日(火)~2027年1月24日(日)
中世絵画|2F-3展示室
阿弥派は15世紀中頃から16世紀初頭にかけて、室町幕府に仕えて舶来の唐物の管理や鑑定、座敷飾りのコーディネート、水墨画制作などに携わった一族です。能阿弥(のうあみ)を始祖として芸阿弥(げいあみ)、相阿弥(そうあみ)と3代にわたって活動し、幾人かの絵の弟子も輩出しました。特に2代目の芸阿弥は上洛した鎌倉の禅僧画家、祥啓(しょうけい)に絵を教えて東日本の画壇に絶大な影響を与えています。阿弥派は南宋の画僧、牧谿(もっけい)や宮廷画家である夏珪(かけい)の作といった足利将軍家の優れた中国絵画コレクションを日々取り扱い、そのモチーフや筆致を丹念に学びました。幕府関係者に愛されたその画風は非常に端正で、この時代の水墨画壇の中でひと際洗練されています。
重文 瀟湘八景図屏風(右隻) 伝相阿弥筆
京都・妙心寺
- 展示作品リスト
-
指定 作品名 員数 所蔵 音声ガイド 瀟湘八景図巻 希世霊彦等八僧賛 1巻 重文 瀟湘八景図 相阿弥筆 6幅のうち3幅 京都・大仙院 山水図 相阿弥筆 1幅 山水図 単庵筆 1幅 京都・成相寺 重美 遠寺晩鐘図 単庵筆 1幅 細見美術財団 富岳図 是庵筆 1幅 京都国立博物館 花鳥図 祥啓筆 1幅 京都国立博物館 重文 鍾秀斎図 玉隠英璵・子明紹俊賛、祥啓筆 1幅 京都国立博物館 重文 瀟湘八景図屏風 伝相阿弥筆 6曲1双 京都・妙心寺
画文交響
2026年12月22日(火)~2027年2月7日(日)
近世絵画|2F-4展示室
絵画表現は文学と密接な結び付きを有していますが、それは詩歌や物語の絵画化のような事例だけに留まるものではありません。特に東アジア文化圏においては、唐時代に唱えられた書画一致論―絵画と書が本質的には同一であるという考え方―が広く普及し、画と文がたがいに響き合うことで、重層的な芸術表現を築き上げてきた長い歴史があります。画と文が主従の区別なくそれぞれに主張しつつ、しかも見事な調和を奏でるさまは、音楽にも例えられましょう。ここでは、物語絵巻の詞書と画、書の料紙装飾としての画、紀行文学と俳画という三つの観点から、画文交響の魅力をご紹介します。
重文 鶴下絵三十六歌仙和歌巻(巻頭)
俵屋宗達画、本阿弥光悦書
当館
- 展示作品リスト
-
指定 作品名 員数 所蔵 音声ガイド 堀江物語絵巻
岩佐又兵衛筆1巻 京都国立博物館 重文 鶴下絵三十六歌仙和歌巻
俵屋宗達画、本阿弥光悦書1巻 京都国立博物館 重文 奥の細道図巻 二巻のうち上巻
与謝蕪村筆2巻のうち1巻 京都国立博物館
歳寒三友―理想をうつす松竹梅
2026年12月22日(火)~2027年2月7日(日)
中国絵画|2F-5展示室
日本のお正月の定番である松竹梅。長寿や繁栄を意味する縁起物として喜ばれるこの植物ですが、中国では寒く厳しい環境でも枯れずに緑を保つ松や竹、雪の残るなかいち早く花を開き芳香を漂わせる梅を「歳寒三友(さいかんさんゆう)」と呼び、節義のある高潔な精神の象徴として捉えてきました。宋時代には士大夫たちが自身の内面を発露するにふさわしい画題として水墨で松竹梅を盛んに描き、のちの文人画家たちもこれを継承します。不屈で永遠性をもつ理想の姿として人々の望みを託されたこれらの植物をいかに表わしてきたのか、本展示では中国の作例を中心にご紹介します。
竹石図 詹仲和筆 当館
- 展示作品リスト
-
指定 作品名 員数 所蔵 音声ガイド 墨梅図 伝王冕筆 1幅 京都国立博物館
上野理一氏収集・上野精一氏寄贈墨梅図 伝揚補之筆 1幅 京都・東福寺 歳寒三友図 海涯筆 1幅 京都・妙満寺 老松棲鷲図 林良筆 1幅 京都・雑華院 松石図 陳浩筆 1幅 京都・萬福寺 竹石図 詹仲和筆 1幅 京都国立博物館 墨竹図 李元達筆 2幅 京都・仁和寺 画松図冊 黄宗炎筆 1帖 京都国立博物館 九松図扇面 弘旿筆 1面 京都国立博物館 墨竹図冊 閔貞筆 1帖 京都国立博物館 墨竹図 溥儒筆 1幅 京都国立博物館
(伊藤紫虹氏寄贈)墨梅図冊 陳継儒筆 1帖 京都国立博物館
(上野理一氏収集・上野精一氏寄贈)梅花図冊 李方膺筆 1帖 京都国立博物館
仏像入門
2026年12月22日(火)~2027年3月22日(月・休)
彫刻|1F-1展示室
6世紀に仏教が伝わるまで、日本には偶像崇拝の伝統はありませんでした。仏像が伝わった当初は外国の神としてみられましたが、それから1500年近くにわたり、仏像は信仰の対象として拝まれ続けています。
仏像の種類は大きく「如来」「菩薩」「明王」「天」とその他にわけられます。
素材は「銅」「漆」「土」「石」「木」などを用いて造られます。
仏像はぱっと見て同じ姿をしていても、細部にそれぞれの時代の美意識や特徴があらわれています。
ここでは仏像の種類、素材、時代ごとの特徴を紹介します。仏像に親しんでいただく第一歩になれば幸いです。
愛染明王坐像 当館
『古今和歌集』の古筆
2026年12月22日(火)~2027年1月24日(日)
書跡|1F-3展示室
『古今和歌集』は平安時代の初めに成立した、日本で最初の勅撰和歌集です。和歌を学ぶ聖典として、また、身の回りに置いて鑑賞するための手本として、膨大な数の写本が作られました。こうして人がみずからの手で書いたものは、「読む」記号であると同時に、「見る」造形でもあり、後者の視点に立つ時、同集にはいにしえの名人たちの筆跡、すなわち古筆が多くのこり、人々の目を楽しませてくれます。このたびは新春の展示にふさわしく、「本阿弥切(ほんあみぎれ)」や「高野切(こうやぎれ)」など、よく知られた名品を中心に、『古今和歌集』の古筆を御覧いただきます。
国宝 古今和歌集巻第十二残巻(本阿弥切)(巻頭) 伝小野道風筆 当館
- 展示作品リスト
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指定 作品名 員数 所蔵 音声ガイド 国宝 手鑑「藻塩草」 1帖 京都国立博物館 重文 継色紙(あしひきの) 伝小野道風筆 1幅 国宝 古今和歌集巻第十七残巻(曼殊院本) 伝藤原行成筆 1巻 京都・曼殊院 重文 寸松庵色紙(わかきつる) 伝紀貫之筆 1幅 重文 古今和歌集巻第十八断簡(高野切第三種 貞観御時に)
伝紀貫之筆1幅 重美 古今和歌集巻第十七断簡(民部切 すみよしのきしの)
伝源俊頼筆1幅 国宝 古今和歌集巻第十二残巻(本阿弥切) 伝小野道風筆 1巻 京都国立博物館 古今和歌集巻第十三断簡(巻子本切 あふ事なきに)
伝源俊頼筆1幅 京都国立博物館 重美 古今和歌集巻第十三断簡(久海切 首に古今和歌集巻第十三とあり)
伝紫式部筆1幅 古今和歌集巻第十断簡(今城切 やまし 平篤行)
藤原教長筆1幅 京都国立博物館 古今和歌集巻第五断簡(昭和切 いなはのつゆに)
原俊成筆1幅 京都国立博物館 古今和歌集巻第十一断簡(寂恵本切 しのふれは)
寂恵筆1幅
染織を彩る金と銀
2026年12月22日(火)~2027年1月31日(日)
染織|1F-4展示室
光の輝きを宿す色である金と銀は、いにしえから財宝として珍重されてきました。その金銀で装飾した衣服は、富や権力、ときに聖性や超越性を示すものでもありました。
絹や麻といった柔らかい素材から成る染織品に、金属という硬質な素材を組み合わせるには工夫が必要です。その代表的な例が、金属箔を生地に貼り付ける摺箔(すりはく)と、金属そのものや金属箔を利用した金銀糸です。金銀のきらめきをまとうため、人々が編み出したさまざまな技法をご覧ください。
茶の湯釜
2026年12月22日(火)~2027年2月7日(日)
金工|1F-5展示室
新春に行われる茶の行事を「初釜」と言います。この釜とは、茶事に用いる湯を沸かすための専用の道具(茶釜)のことです。茶釜は茶会において中心となる道具の一つであることから「茶席の主」と呼ばれ、茶事や茶会をひらく行為そのものを「釜をかける」と言い習わすようになりました。この展示では京都の古寺に伝わった作品を中心に、中世から近世にかけての茶釜の名品を紹介いたします。
重文 浜松図真形釜 文化庁
- 展示作品リスト
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指定 作品名 員数 所蔵 音声ガイド 重文 芦屋霰地楓鹿図真形釜 1口 京都・細見美術館 重美 闘鶏図真形釜(立田釜) 1口 京都・芳春院 重美 住吉図真形釜 1口 重美 竹鷺図肩衝釜 1口 重文 浜松図真形釜 1口 文化庁 霰地肩衝釜 1口 大雲院釜 1口 京都・大雲院 肩衝尾垂釜 1口 京都・両足院 香炉釜 1口 京都・霊洞院 阿弥陀堂釜 慶長七年銘 1口 滋賀・聖衆来迎寺 七宝釜(花輪違釜) 1口 京都国立博物館
(廣海春木氏寄贈)万代屋釜 奥平了保作 1口 京都国立博物館
(廣海春木氏寄贈)肩衝切合釜 伝大西五郎左衛門作
附風炉 伝西村道爺作1口 京都国立博物館
(廣海春木氏寄贈)
アニマル☆蒔絵—漆芸にみる動物表現—
2026年12月22日(火)~2027年2月7日(日)
漆工|1F-6展示室
蒔絵は、ウルシの樹液がゆっくり固まる性質を利用した、日本を代表する装飾技法です。まず漆で絵を描き、固まる前に金や銀の粉、金属の薄い板などを蒔きつけます。漆が固まったあとに表面を磨き上げて美しい文様を生み出します。金銀はもちろん漆も貴重な素材ですので、中世までは限られた人々のための特別な工芸でしたが、江戸時代には町人にも広まり、表現はより自由で多彩になりました。古くは魔除けや吉祥への願いを込めた動物文様も、時代とともに、動物の姿を生かした意匠のおもしろさが楽しまれるようになります。身近な動物たちの姿を通して、蒔絵の魅力に触れてみましょう!
夕顔蒔絵象嵌料紙・硯箱 笠翁銘 当館
- 展示作品リスト
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指定 作品名 員数 所蔵 音声ガイド 獏蒔絵枕 1個 京都国立博物館
(田村伎都子氏寄贈)槙鹿蒔絵螺鈿料紙・硯箱 永田友治作 1具 京都国立博物館
(奥村重兵衛氏寄贈)重美 薄鶉蒔絵文台 1基 京都・金蓮寺 千鳥蒔絵手箱 1合 京都国立博物館 柳鷺蒔絵硯箱 1合 鷹蒔絵硯箱 1合 京都・下御霊神社 孔雀葵紋蒔絵耳盥 1口 京都・誓願寺 桐竹鳳凰菊桐紋蒔絵広蓋 1枚 京都国立博物館 蓮池雲龍蒔絵厨子 飯塚桃葉(初代)作 1基 京都・天授院 雲龍蒔絵硯箱 田付長兵衛高廣作 1合 京都国立博物館
(岡村健守氏寄贈)象蒔絵象嵌色紙箱 笠翁細工 1合 楼閣山水蒔絵カスケット 1合 月兎蒔絵象嵌盆 笠翁細工 1面 梅猿猴蒔絵硯箱 1合 京都国立博物館 南蛮人蒔絵硯箱 1合 騎牛帰家蒔絵丸額 沢田宗沢作 1面 竹虎蒔絵沈箱 1合 京都・神光院 綾杉地獅子牡丹葵紋蒔絵懸盤 1基 京都・東福寺 花鳥獣蒔絵螺鈿書箪笥 1基 野馬丸紋蒔絵螺鈿書箪笥 1基 京都国立博物館 重文 蓬莱山蒔絵硯箱 1合 京都国立博物館 大亀蒔絵太鼓胴 1口 海老蒔絵飯器 1合 鯉蒔絵盆 1面 夕顔蒔絵象嵌料紙・硯箱 笠翁銘 1具 京都国立博物館 蝶蒔絵盆 1面 蝶秋草蒔絵鞍 1背 京都国立博物館
同時開催の名品ギャラリー特別展観覧料が必要
嘉禄の法難800年
2026年12月22日(火)~2027年1月24日(日)
絵巻|2F-1展示室
ちょうど800年前の嘉禄3年(1227)、15年前に亡くなった法然を祀る東山の大谷廟堂が、天台宗によって破却される事件が起きます。埋葬されていた法然の遺骸は門徒によって運び出され、最終的に西山の粟生野に移され火葬されました。配流や焚書も発生したこの一連の出来事を「嘉禄の法難」といい、浄土宗が直面した大きな弾圧のひとつに数えられています。今回は、この事件を描いた絵巻などをご紹介します。なお、嘉禄の法難にちなんで、例年1月24日には火葬(荼毘)の地に建てられた光明寺まで行脚する行事がおこなわれています。
国宝 法然上人絵伝 巻第四十二(部分)
京都・知恩院
- 展示作品リスト
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指定 作品名 員数 所蔵 音声ガイド 国宝 法然上人絵伝 四十八巻のうち巻第四十二 48巻のうち1巻 京都・知恩院 光明寺縁起絵巻 三巻のうち巻中・巻下 3巻のうち2巻 京都・光明寺
阿弥派の絵画Ⅰ
2026年12月22日(火)~2027年1月24日(日)
中世絵画|2F-3展示室
阿弥派は15世紀中頃から16世紀初頭にかけて、室町幕府に仕えて舶来の唐物の管理や鑑定、座敷飾りのコーディネート、水墨画制作などに携わった一族です。能阿弥(のうあみ)を始祖として芸阿弥(げいあみ)、相阿弥(そうあみ)と3代にわたって活動し、幾人かの絵の弟子も輩出しました。特に2代目の芸阿弥は上洛した鎌倉の禅僧画家、祥啓(しょうけい)に絵を教えて東日本の画壇に絶大な影響を与えています。阿弥派は南宋の画僧、牧谿(もっけい)や宮廷画家である夏珪(かけい)の作といった足利将軍家の優れた中国絵画コレクションを日々取り扱い、そのモチーフや筆致を丹念に学びました。幕府関係者に愛されたその画風は非常に端正で、この時代の水墨画壇の中でひと際洗練されています。
重文 瀟湘八景図屏風(右隻) 伝相阿弥筆
京都・妙心寺
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指定 作品名 員数 所蔵 音声ガイド 瀟湘八景図巻 希世霊彦等八僧賛 1巻 重文 瀟湘八景図 相阿弥筆 6幅のうち3幅 京都・大仙院 山水図 相阿弥筆 1幅 山水図 単庵筆 1幅 京都・成相寺 重美 遠寺晩鐘図 単庵筆 1幅 細見美術財団 富岳図 是庵筆 1幅 京都国立博物館 花鳥図 祥啓筆 1幅 京都国立博物館 重文 鍾秀斎図 玉隠英璵・子明紹俊賛、祥啓筆 1幅 京都国立博物館 重文 瀟湘八景図屏風 伝相阿弥筆 6曲1双 京都・妙心寺
画文交響
2026年12月22日(火)~2027年2月7日(日)
近世絵画|2F-4展示室
絵画表現は文学と密接な結び付きを有していますが、それは詩歌や物語の絵画化のような事例だけに留まるものではありません。特に東アジア文化圏においては、唐時代に唱えられた書画一致論―絵画と書が本質的には同一であるという考え方―が広く普及し、画と文がたがいに響き合うことで、重層的な芸術表現を築き上げてきた長い歴史があります。画と文が主従の区別なくそれぞれに主張しつつ、しかも見事な調和を奏でるさまは、音楽にも例えられましょう。ここでは、物語絵巻の詞書と画、書の料紙装飾としての画、紀行文学と俳画という三つの観点から、画文交響の魅力をご紹介します。
重文 鶴下絵三十六歌仙和歌巻(巻頭)
俵屋宗達画、本阿弥光悦書
当館
- 展示作品リスト
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指定 作品名 員数 所蔵 音声ガイド 堀江物語絵巻
岩佐又兵衛筆1巻 京都国立博物館 重文 鶴下絵三十六歌仙和歌巻
俵屋宗達画、本阿弥光悦書1巻 京都国立博物館 重文 奥の細道図巻 二巻のうち上巻
与謝蕪村筆2巻のうち1巻 京都国立博物館
歳寒三友―理想をうつす松竹梅
2026年12月22日(火)~2027年2月7日(日)
中国絵画|2F-5展示室
日本のお正月の定番である松竹梅。長寿や繁栄を意味する縁起物として喜ばれるこの植物ですが、中国では寒く厳しい環境でも枯れずに緑を保つ松や竹、雪の残るなかいち早く花を開き芳香を漂わせる梅を「歳寒三友(さいかんさんゆう)」と呼び、節義のある高潔な精神の象徴として捉えてきました。宋時代には士大夫たちが自身の内面を発露するにふさわしい画題として水墨で松竹梅を盛んに描き、のちの文人画家たちもこれを継承します。不屈で永遠性をもつ理想の姿として人々の望みを託されたこれらの植物をいかに表わしてきたのか、本展示では中国の作例を中心にご紹介します。
竹石図 詹仲和筆 当館
- 展示作品リスト
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指定 作品名 員数 所蔵 音声ガイド 墨梅図 伝王冕筆 1幅 京都国立博物館
上野理一氏収集・上野精一氏寄贈墨梅図 伝揚補之筆 1幅 京都・東福寺 歳寒三友図 海涯筆 1幅 京都・妙満寺 老松棲鷲図 林良筆 1幅 京都・雑華院 松石図 陳浩筆 1幅 京都・萬福寺 竹石図 詹仲和筆 1幅 京都国立博物館 墨竹図 李元達筆 2幅 京都・仁和寺 画松図冊 黄宗炎筆 1帖 京都国立博物館 九松図扇面 弘旿筆 1面 京都国立博物館 墨竹図冊 閔貞筆 1帖 京都国立博物館 墨竹図 溥儒筆 1幅 京都国立博物館
(伊藤紫虹氏寄贈)墨梅図冊 陳継儒筆 1帖 京都国立博物館
(上野理一氏収集・上野精一氏寄贈)梅花図冊 李方膺筆 1帖 京都国立博物館
仏像入門
2026年12月22日(火)~2027年3月22日(月・休)
彫刻|1F-1展示室
6世紀に仏教が伝わるまで、日本には偶像崇拝の伝統はありませんでした。仏像が伝わった当初は外国の神としてみられましたが、それから1500年近くにわたり、仏像は信仰の対象として拝まれ続けています。
仏像の種類は大きく「如来」「菩薩」「明王」「天」とその他にわけられます。
素材は「銅」「漆」「土」「石」「木」などを用いて造られます。
仏像はぱっと見て同じ姿をしていても、細部にそれぞれの時代の美意識や特徴があらわれています。
ここでは仏像の種類、素材、時代ごとの特徴を紹介します。仏像に親しんでいただく第一歩になれば幸いです。
愛染明王坐像 当館
『古今和歌集』の古筆
2026年12月22日(火)~2027年1月24日(日)
書跡|1F-3展示室
『古今和歌集』は平安時代の初めに成立した、日本で最初の勅撰和歌集です。和歌を学ぶ聖典として、また、身の回りに置いて鑑賞するための手本として、膨大な数の写本が作られました。こうして人がみずからの手で書いたものは、「読む」記号であると同時に、「見る」造形でもあり、後者の視点に立つ時、同集にはいにしえの名人たちの筆跡、すなわち古筆が多くのこり、人々の目を楽しませてくれます。このたびは新春の展示にふさわしく、「本阿弥切(ほんあみぎれ)」や「高野切(こうやぎれ)」など、よく知られた名品を中心に、『古今和歌集』の古筆を御覧いただきます。
国宝 古今和歌集巻第十二残巻(本阿弥切)(巻頭) 伝小野道風筆 当館
- 展示作品リスト
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指定 作品名 員数 所蔵 音声ガイド 国宝 手鑑「藻塩草」 1帖 京都国立博物館 重文 継色紙(あしひきの) 伝小野道風筆 1幅 国宝 古今和歌集巻第十七残巻(曼殊院本) 伝藤原行成筆 1巻 京都・曼殊院 重文 寸松庵色紙(わかきつる) 伝紀貫之筆 1幅 重文 古今和歌集巻第十八断簡(高野切第三種 貞観御時に)
伝紀貫之筆1幅 重美 古今和歌集巻第十七断簡(民部切 すみよしのきしの)
伝源俊頼筆1幅 国宝 古今和歌集巻第十二残巻(本阿弥切) 伝小野道風筆 1巻 京都国立博物館 古今和歌集巻第十三断簡(巻子本切 あふ事なきに)
伝源俊頼筆1幅 京都国立博物館 重美 古今和歌集巻第十三断簡(久海切 首に古今和歌集巻第十三とあり)
伝紫式部筆1幅 古今和歌集巻第十断簡(今城切 やまし 平篤行)
藤原教長筆1幅 京都国立博物館 古今和歌集巻第五断簡(昭和切 いなはのつゆに)
原俊成筆1幅 京都国立博物館 古今和歌集巻第十一断簡(寂恵本切 しのふれは)
寂恵筆1幅
染織を彩る金と銀
2026年12月22日(火)~2027年1月31日(日)
染織|1F-4展示室
光の輝きを宿す色である金と銀は、いにしえから財宝として珍重されてきました。その金銀で装飾した衣服は、富や権力、ときに聖性や超越性を示すものでもありました。
絹や麻といった柔らかい素材から成る染織品に、金属という硬質な素材を組み合わせるには工夫が必要です。その代表的な例が、金属箔を生地に貼り付ける摺箔(すりはく)と、金属そのものや金属箔を利用した金銀糸です。金銀のきらめきをまとうため、人々が編み出したさまざまな技法をご覧ください。
茶の湯釜
2026年12月22日(火)~2027年2月7日(日)
金工|1F-5展示室
新春に行われる茶の行事を「初釜」と言います。この釜とは、茶事に用いる湯を沸かすための専用の道具(茶釜)のことです。茶釜は茶会において中心となる道具の一つであることから「茶席の主」と呼ばれ、茶事や茶会をひらく行為そのものを「釜をかける」と言い習わすようになりました。この展示では京都の古寺に伝わった作品を中心に、中世から近世にかけての茶釜の名品を紹介いたします。
重文 浜松図真形釜 文化庁
- 展示作品リスト
-
指定 作品名 員数 所蔵 音声ガイド 重文 芦屋霰地楓鹿図真形釜 1口 京都・細見美術館 重美 闘鶏図真形釜(立田釜) 1口 京都・芳春院 重美 住吉図真形釜 1口 重美 竹鷺図肩衝釜 1口 重文 浜松図真形釜 1口 文化庁 霰地肩衝釜 1口 大雲院釜 1口 京都・大雲院 肩衝尾垂釜 1口 京都・両足院 香炉釜 1口 京都・霊洞院 阿弥陀堂釜 慶長七年銘 1口 滋賀・聖衆来迎寺 七宝釜(花輪違釜) 1口 京都国立博物館
(廣海春木氏寄贈)万代屋釜 奥平了保作 1口 京都国立博物館
(廣海春木氏寄贈)肩衝切合釜 伝大西五郎左衛門作
附風炉 伝西村道爺作1口 京都国立博物館
(廣海春木氏寄贈)
アニマル☆蒔絵—漆芸にみる動物表現—
2026年12月22日(火)~2027年2月7日(日)
漆工|1F-6展示室
蒔絵は、ウルシの樹液がゆっくり固まる性質を利用した、日本を代表する装飾技法です。まず漆で絵を描き、固まる前に金や銀の粉、金属の薄い板などを蒔きつけます。漆が固まったあとに表面を磨き上げて美しい文様を生み出します。金銀はもちろん漆も貴重な素材ですので、中世までは限られた人々のための特別な工芸でしたが、江戸時代には町人にも広まり、表現はより自由で多彩になりました。古くは魔除けや吉祥への願いを込めた動物文様も、時代とともに、動物の姿を生かした意匠のおもしろさが楽しまれるようになります。身近な動物たちの姿を通して、蒔絵の魅力に触れてみましょう!
夕顔蒔絵象嵌料紙・硯箱 笠翁銘 当館
- 展示作品リスト
-
指定 作品名 員数 所蔵 音声ガイド 獏蒔絵枕 1個 京都国立博物館
(田村伎都子氏寄贈)槙鹿蒔絵螺鈿料紙・硯箱 永田友治作 1具 京都国立博物館
(奥村重兵衛氏寄贈)重美 薄鶉蒔絵文台 1基 京都・金蓮寺 千鳥蒔絵手箱 1合 京都国立博物館 柳鷺蒔絵硯箱 1合 鷹蒔絵硯箱 1合 京都・下御霊神社 孔雀葵紋蒔絵耳盥 1口 京都・誓願寺 桐竹鳳凰菊桐紋蒔絵広蓋 1枚 京都国立博物館 蓮池雲龍蒔絵厨子 飯塚桃葉(初代)作 1基 京都・天授院 雲龍蒔絵硯箱 田付長兵衛高廣作 1合 京都国立博物館
(岡村健守氏寄贈)象蒔絵象嵌色紙箱 笠翁細工 1合 楼閣山水蒔絵カスケット 1合 月兎蒔絵象嵌盆 笠翁細工 1面 梅猿猴蒔絵硯箱 1合 京都国立博物館 南蛮人蒔絵硯箱 1合 騎牛帰家蒔絵丸額 沢田宗沢作 1面 竹虎蒔絵沈箱 1合 京都・神光院 綾杉地獅子牡丹葵紋蒔絵懸盤 1基 京都・東福寺 花鳥獣蒔絵螺鈿書箪笥 1基 野馬丸紋蒔絵螺鈿書箪笥 1基 京都国立博物館 重文 蓬莱山蒔絵硯箱 1合 京都国立博物館 大亀蒔絵太鼓胴 1口 海老蒔絵飯器 1合 鯉蒔絵盆 1面 夕顔蒔絵象嵌料紙・硯箱 笠翁銘 1具 京都国立博物館 蝶蒔絵盆 1面 蝶秋草蒔絵鞍 1背 京都国立博物館
同時開催の名品ギャラリー特別展観覧料が必要
嘉禄の法難800年
2026年12月22日(火)~2027年1月24日(日)
絵巻|2F-1展示室
ちょうど800年前の嘉禄3年(1227)、15年前に亡くなった法然を祀る東山の大谷廟堂が、天台宗によって破却される事件が起きます。埋葬されていた法然の遺骸は門徒によって運び出され、最終的に西山の粟生野に移され火葬されました。配流や焚書も発生したこの一連の出来事を「嘉禄の法難」といい、浄土宗が直面した大きな弾圧のひとつに数えられています。今回は、この事件を描いた絵巻などをご紹介します。なお、嘉禄の法難にちなんで、例年1月24日には火葬(荼毘)の地に建てられた光明寺まで行脚する行事がおこなわれています。
国宝 法然上人絵伝 巻第四十二(部分)
京都・知恩院
- 展示作品リスト
-
指定 作品名 員数 所蔵 音声ガイド 国宝 法然上人絵伝 四十八巻のうち巻第四十二 48巻のうち1巻 京都・知恩院 光明寺縁起絵巻 三巻のうち巻中・巻下 3巻のうち2巻 京都・光明寺
阿弥派の絵画Ⅰ
2026年12月22日(火)~2027年1月24日(日)
中世絵画|2F-3展示室
阿弥派は15世紀中頃から16世紀初頭にかけて、室町幕府に仕えて舶来の唐物の管理や鑑定、座敷飾りのコーディネート、水墨画制作などに携わった一族です。能阿弥(のうあみ)を始祖として芸阿弥(げいあみ)、相阿弥(そうあみ)と3代にわたって活動し、幾人かの絵の弟子も輩出しました。特に2代目の芸阿弥は上洛した鎌倉の禅僧画家、祥啓(しょうけい)に絵を教えて東日本の画壇に絶大な影響を与えています。阿弥派は南宋の画僧、牧谿(もっけい)や宮廷画家である夏珪(かけい)の作といった足利将軍家の優れた中国絵画コレクションを日々取り扱い、そのモチーフや筆致を丹念に学びました。幕府関係者に愛されたその画風は非常に端正で、この時代の水墨画壇の中でひと際洗練されています。
重文 瀟湘八景図屏風(右隻) 伝相阿弥筆
京都・妙心寺
- 展示作品リスト
-
指定 作品名 員数 所蔵 音声ガイド 瀟湘八景図巻 希世霊彦等八僧賛 1巻 重文 瀟湘八景図 相阿弥筆 6幅のうち3幅 京都・大仙院 山水図 相阿弥筆 1幅 山水図 単庵筆 1幅 京都・成相寺 重美 遠寺晩鐘図 単庵筆 1幅 細見美術財団 富岳図 是庵筆 1幅 京都国立博物館 花鳥図 祥啓筆 1幅 京都国立博物館 重文 鍾秀斎図 玉隠英璵・子明紹俊賛、祥啓筆 1幅 京都国立博物館 重文 瀟湘八景図屏風 伝相阿弥筆 6曲1双 京都・妙心寺
画文交響
2026年12月22日(火)~2027年2月7日(日)
近世絵画|2F-4展示室
絵画表現は文学と密接な結び付きを有していますが、それは詩歌や物語の絵画化のような事例だけに留まるものではありません。特に東アジア文化圏においては、唐時代に唱えられた書画一致論―絵画と書が本質的には同一であるという考え方―が広く普及し、画と文がたがいに響き合うことで、重層的な芸術表現を築き上げてきた長い歴史があります。画と文が主従の区別なくそれぞれに主張しつつ、しかも見事な調和を奏でるさまは、音楽にも例えられましょう。ここでは、物語絵巻の詞書と画、書の料紙装飾としての画、紀行文学と俳画という三つの観点から、画文交響の魅力をご紹介します。
重文 鶴下絵三十六歌仙和歌巻(巻頭)
俵屋宗達画、本阿弥光悦書
当館
- 展示作品リスト
-
指定 作品名 員数 所蔵 音声ガイド 堀江物語絵巻
岩佐又兵衛筆1巻 京都国立博物館 重文 鶴下絵三十六歌仙和歌巻
俵屋宗達画、本阿弥光悦書1巻 京都国立博物館 重文 奥の細道図巻 二巻のうち上巻
与謝蕪村筆2巻のうち1巻 京都国立博物館
歳寒三友―理想をうつす松竹梅
2026年12月22日(火)~2027年2月7日(日)
中国絵画|2F-5展示室
日本のお正月の定番である松竹梅。長寿や繁栄を意味する縁起物として喜ばれるこの植物ですが、中国では寒く厳しい環境でも枯れずに緑を保つ松や竹、雪の残るなかいち早く花を開き芳香を漂わせる梅を「歳寒三友(さいかんさんゆう)」と呼び、節義のある高潔な精神の象徴として捉えてきました。宋時代には士大夫たちが自身の内面を発露するにふさわしい画題として水墨で松竹梅を盛んに描き、のちの文人画家たちもこれを継承します。不屈で永遠性をもつ理想の姿として人々の望みを託されたこれらの植物をいかに表わしてきたのか、本展示では中国の作例を中心にご紹介します。
竹石図 詹仲和筆 当館
- 展示作品リスト
-
指定 作品名 員数 所蔵 音声ガイド 墨梅図 伝王冕筆 1幅 京都国立博物館
上野理一氏収集・上野精一氏寄贈墨梅図 伝揚補之筆 1幅 京都・東福寺 歳寒三友図 海涯筆 1幅 京都・妙満寺 老松棲鷲図 林良筆 1幅 京都・雑華院 松石図 陳浩筆 1幅 京都・萬福寺 竹石図 詹仲和筆 1幅 京都国立博物館 墨竹図 李元達筆 2幅 京都・仁和寺 画松図冊 黄宗炎筆 1帖 京都国立博物館 九松図扇面 弘旿筆 1面 京都国立博物館 墨竹図冊 閔貞筆 1帖 京都国立博物館 墨竹図 溥儒筆 1幅 京都国立博物館
(伊藤紫虹氏寄贈)墨梅図冊 陳継儒筆 1帖 京都国立博物館
(上野理一氏収集・上野精一氏寄贈)梅花図冊 李方膺筆 1帖 京都国立博物館
仏像入門
2026年12月22日(火)~2027年3月22日(月・休)
彫刻|1F-1展示室
6世紀に仏教が伝わるまで、日本には偶像崇拝の伝統はありませんでした。仏像が伝わった当初は外国の神としてみられましたが、それから1500年近くにわたり、仏像は信仰の対象として拝まれ続けています。
仏像の種類は大きく「如来」「菩薩」「明王」「天」とその他にわけられます。
素材は「銅」「漆」「土」「石」「木」などを用いて造られます。
仏像はぱっと見て同じ姿をしていても、細部にそれぞれの時代の美意識や特徴があらわれています。
ここでは仏像の種類、素材、時代ごとの特徴を紹介します。仏像に親しんでいただく第一歩になれば幸いです。
愛染明王坐像 当館
『古今和歌集』の古筆
2026年12月22日(火)~2027年1月24日(日)
書跡|1F-3展示室
『古今和歌集』は平安時代の初めに成立した、日本で最初の勅撰和歌集です。和歌を学ぶ聖典として、また、身の回りに置いて鑑賞するための手本として、膨大な数の写本が作られました。こうして人がみずからの手で書いたものは、「読む」記号であると同時に、「見る」造形でもあり、後者の視点に立つ時、同集にはいにしえの名人たちの筆跡、すなわち古筆が多くのこり、人々の目を楽しませてくれます。このたびは新春の展示にふさわしく、「本阿弥切(ほんあみぎれ)」や「高野切(こうやぎれ)」など、よく知られた名品を中心に、『古今和歌集』の古筆を御覧いただきます。
国宝 古今和歌集巻第十二残巻(本阿弥切)(巻頭) 伝小野道風筆 当館
- 展示作品リスト
-
指定 作品名 員数 所蔵 音声ガイド 国宝 手鑑「藻塩草」 1帖 京都国立博物館 重文 継色紙(あしひきの) 伝小野道風筆 1幅 国宝 古今和歌集巻第十七残巻(曼殊院本) 伝藤原行成筆 1巻 京都・曼殊院 重文 寸松庵色紙(わかきつる) 伝紀貫之筆 1幅 重文 古今和歌集巻第十八断簡(高野切第三種 貞観御時に)
伝紀貫之筆1幅 重美 古今和歌集巻第十七断簡(民部切 すみよしのきしの)
伝源俊頼筆1幅 国宝 古今和歌集巻第十二残巻(本阿弥切) 伝小野道風筆 1巻 京都国立博物館 古今和歌集巻第十三断簡(巻子本切 あふ事なきに)
伝源俊頼筆1幅 京都国立博物館 重美 古今和歌集巻第十三断簡(久海切 首に古今和歌集巻第十三とあり)
伝紫式部筆1幅 古今和歌集巻第十断簡(今城切 やまし 平篤行)
藤原教長筆1幅 京都国立博物館 古今和歌集巻第五断簡(昭和切 いなはのつゆに)
原俊成筆1幅 京都国立博物館 古今和歌集巻第十一断簡(寂恵本切 しのふれは)
寂恵筆1幅
染織を彩る金と銀
2026年12月22日(火)~2027年1月31日(日)
染織|1F-4展示室
光の輝きを宿す色である金と銀は、いにしえから財宝として珍重されてきました。その金銀で装飾した衣服は、富や権力、ときに聖性や超越性を示すものでもありました。
絹や麻といった柔らかい素材から成る染織品に、金属という硬質な素材を組み合わせるには工夫が必要です。その代表的な例が、金属箔を生地に貼り付ける摺箔(すりはく)と、金属そのものや金属箔を利用した金銀糸です。金銀のきらめきをまとうため、人々が編み出したさまざまな技法をご覧ください。
茶の湯釜
2026年12月22日(火)~2027年2月7日(日)
金工|1F-5展示室
新春に行われる茶の行事を「初釜」と言います。この釜とは、茶事に用いる湯を沸かすための専用の道具(茶釜)のことです。茶釜は茶会において中心となる道具の一つであることから「茶席の主」と呼ばれ、茶事や茶会をひらく行為そのものを「釜をかける」と言い習わすようになりました。この展示では京都の古寺に伝わった作品を中心に、中世から近世にかけての茶釜の名品を紹介いたします。
重文 浜松図真形釜 文化庁
- 展示作品リスト
-
指定 作品名 員数 所蔵 音声ガイド 重文 芦屋霰地楓鹿図真形釜 1口 京都・細見美術館 重美 闘鶏図真形釜(立田釜) 1口 京都・芳春院 重美 住吉図真形釜 1口 重美 竹鷺図肩衝釜 1口 重文 浜松図真形釜 1口 文化庁 霰地肩衝釜 1口 大雲院釜 1口 京都・大雲院 肩衝尾垂釜 1口 京都・両足院 香炉釜 1口 京都・霊洞院 阿弥陀堂釜 慶長七年銘 1口 滋賀・聖衆来迎寺 七宝釜(花輪違釜) 1口 京都国立博物館
(廣海春木氏寄贈)万代屋釜 奥平了保作 1口 京都国立博物館
(廣海春木氏寄贈)肩衝切合釜 伝大西五郎左衛門作
附風炉 伝西村道爺作1口 京都国立博物館
(廣海春木氏寄贈)
アニマル☆蒔絵—漆芸にみる動物表現—
2026年12月22日(火)~2027年2月7日(日)
漆工|1F-6展示室
蒔絵は、ウルシの樹液がゆっくり固まる性質を利用した、日本を代表する装飾技法です。まず漆で絵を描き、固まる前に金や銀の粉、金属の薄い板などを蒔きつけます。漆が固まったあとに表面を磨き上げて美しい文様を生み出します。金銀はもちろん漆も貴重な素材ですので、中世までは限られた人々のための特別な工芸でしたが、江戸時代には町人にも広まり、表現はより自由で多彩になりました。古くは魔除けや吉祥への願いを込めた動物文様も、時代とともに、動物の姿を生かした意匠のおもしろさが楽しまれるようになります。身近な動物たちの姿を通して、蒔絵の魅力に触れてみましょう!
夕顔蒔絵象嵌料紙・硯箱 笠翁銘 当館
- 展示作品リスト
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指定 作品名 員数 所蔵 音声ガイド 獏蒔絵枕 1個 京都国立博物館
(田村伎都子氏寄贈)槙鹿蒔絵螺鈿料紙・硯箱 永田友治作 1具 京都国立博物館
(奥村重兵衛氏寄贈)重美 薄鶉蒔絵文台 1基 京都・金蓮寺 千鳥蒔絵手箱 1合 京都国立博物館 柳鷺蒔絵硯箱 1合 鷹蒔絵硯箱 1合 京都・下御霊神社 孔雀葵紋蒔絵耳盥 1口 京都・誓願寺 桐竹鳳凰菊桐紋蒔絵広蓋 1枚 京都国立博物館 蓮池雲龍蒔絵厨子 飯塚桃葉(初代)作 1基 京都・天授院 雲龍蒔絵硯箱 田付長兵衛高廣作 1合 京都国立博物館
(岡村健守氏寄贈)象蒔絵象嵌色紙箱 笠翁細工 1合 楼閣山水蒔絵カスケット 1合 月兎蒔絵象嵌盆 笠翁細工 1面 梅猿猴蒔絵硯箱 1合 京都国立博物館 南蛮人蒔絵硯箱 1合 騎牛帰家蒔絵丸額 沢田宗沢作 1面 竹虎蒔絵沈箱 1合 京都・神光院 綾杉地獅子牡丹葵紋蒔絵懸盤 1基 京都・東福寺 花鳥獣蒔絵螺鈿書箪笥 1基 野馬丸紋蒔絵螺鈿書箪笥 1基 京都国立博物館 重文 蓬莱山蒔絵硯箱 1合 京都国立博物館 大亀蒔絵太鼓胴 1口 海老蒔絵飯器 1合 鯉蒔絵盆 1面 夕顔蒔絵象嵌料紙・硯箱 笠翁銘 1具 京都国立博物館 蝶蒔絵盆 1面 蝶秋草蒔絵鞍 1背 京都国立博物館
同時開催の名品ギャラリー特別展観覧料が必要
嘉禄の法難800年
2026年12月22日(火)~2027年1月24日(日)
絵巻|2F-1展示室
ちょうど800年前の嘉禄3年(1227)、15年前に亡くなった法然を祀る東山の大谷廟堂が、天台宗によって破却される事件が起きます。埋葬されていた法然の遺骸は門徒によって運び出され、最終的に西山の粟生野に移され火葬されました。配流や焚書も発生したこの一連の出来事を「嘉禄の法難」といい、浄土宗が直面した大きな弾圧のひとつに数えられています。今回は、この事件を描いた絵巻などをご紹介します。なお、嘉禄の法難にちなんで、例年1月24日には火葬(荼毘)の地に建てられた光明寺まで行脚する行事がおこなわれています。
国宝 法然上人絵伝 巻第四十二(部分)
京都・知恩院
- 展示作品リスト
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指定 作品名 員数 所蔵 音声ガイド 国宝 法然上人絵伝 四十八巻のうち巻第四十二 48巻のうち1巻 京都・知恩院 光明寺縁起絵巻 三巻のうち巻中・巻下 3巻のうち2巻 京都・光明寺
阿弥派の絵画Ⅰ
2026年12月22日(火)~2027年1月24日(日)
中世絵画|2F-3展示室
阿弥派は15世紀中頃から16世紀初頭にかけて、室町幕府に仕えて舶来の唐物の管理や鑑定、座敷飾りのコーディネート、水墨画制作などに携わった一族です。能阿弥(のうあみ)を始祖として芸阿弥(げいあみ)、相阿弥(そうあみ)と3代にわたって活動し、幾人かの絵の弟子も輩出しました。特に2代目の芸阿弥は上洛した鎌倉の禅僧画家、祥啓(しょうけい)に絵を教えて東日本の画壇に絶大な影響を与えています。阿弥派は南宋の画僧、牧谿(もっけい)や宮廷画家である夏珪(かけい)の作といった足利将軍家の優れた中国絵画コレクションを日々取り扱い、そのモチーフや筆致を丹念に学びました。幕府関係者に愛されたその画風は非常に端正で、この時代の水墨画壇の中でひと際洗練されています。
重文 瀟湘八景図屏風(右隻) 伝相阿弥筆
京都・妙心寺
- 展示作品リスト
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指定 作品名 員数 所蔵 音声ガイド 瀟湘八景図巻 希世霊彦等八僧賛 1巻 重文 瀟湘八景図 相阿弥筆 6幅のうち3幅 京都・大仙院 山水図 相阿弥筆 1幅 山水図 単庵筆 1幅 京都・成相寺 重美 遠寺晩鐘図 単庵筆 1幅 細見美術財団 富岳図 是庵筆 1幅 京都国立博物館 花鳥図 祥啓筆 1幅 京都国立博物館 重文 鍾秀斎図 玉隠英璵・子明紹俊賛、祥啓筆 1幅 京都国立博物館 重文 瀟湘八景図屏風 伝相阿弥筆 6曲1双 京都・妙心寺
画文交響
2026年12月22日(火)~2027年2月7日(日)
近世絵画|2F-4展示室
絵画表現は文学と密接な結び付きを有していますが、それは詩歌や物語の絵画化のような事例だけに留まるものではありません。特に東アジア文化圏においては、唐時代に唱えられた書画一致論―絵画と書が本質的には同一であるという考え方―が広く普及し、画と文がたがいに響き合うことで、重層的な芸術表現を築き上げてきた長い歴史があります。画と文が主従の区別なくそれぞれに主張しつつ、しかも見事な調和を奏でるさまは、音楽にも例えられましょう。ここでは、物語絵巻の詞書と画、書の料紙装飾としての画、紀行文学と俳画という三つの観点から、画文交響の魅力をご紹介します。
重文 鶴下絵三十六歌仙和歌巻(巻頭)
俵屋宗達画、本阿弥光悦書
当館
- 展示作品リスト
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指定 作品名 員数 所蔵 音声ガイド 堀江物語絵巻
岩佐又兵衛筆1巻 京都国立博物館 重文 鶴下絵三十六歌仙和歌巻
俵屋宗達画、本阿弥光悦書1巻 京都国立博物館 重文 奥の細道図巻 二巻のうち上巻
与謝蕪村筆2巻のうち1巻 京都国立博物館
歳寒三友―理想をうつす松竹梅
2026年12月22日(火)~2027年2月7日(日)
中国絵画|2F-5展示室
日本のお正月の定番である松竹梅。長寿や繁栄を意味する縁起物として喜ばれるこの植物ですが、中国では寒く厳しい環境でも枯れずに緑を保つ松や竹、雪の残るなかいち早く花を開き芳香を漂わせる梅を「歳寒三友(さいかんさんゆう)」と呼び、節義のある高潔な精神の象徴として捉えてきました。宋時代には士大夫たちが自身の内面を発露するにふさわしい画題として水墨で松竹梅を盛んに描き、のちの文人画家たちもこれを継承します。不屈で永遠性をもつ理想の姿として人々の望みを託されたこれらの植物をいかに表わしてきたのか、本展示では中国の作例を中心にご紹介します。
竹石図 詹仲和筆 当館
- 展示作品リスト
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指定 作品名 員数 所蔵 音声ガイド 墨梅図 伝王冕筆 1幅 京都国立博物館
上野理一氏収集・上野精一氏寄贈墨梅図 伝揚補之筆 1幅 京都・東福寺 歳寒三友図 海涯筆 1幅 京都・妙満寺 老松棲鷲図 林良筆 1幅 京都・雑華院 松石図 陳浩筆 1幅 京都・萬福寺 竹石図 詹仲和筆 1幅 京都国立博物館 墨竹図 李元達筆 2幅 京都・仁和寺 画松図冊 黄宗炎筆 1帖 京都国立博物館 九松図扇面 弘旿筆 1面 京都国立博物館 墨竹図冊 閔貞筆 1帖 京都国立博物館 墨竹図 溥儒筆 1幅 京都国立博物館
(伊藤紫虹氏寄贈)墨梅図冊 陳継儒筆 1帖 京都国立博物館
(上野理一氏収集・上野精一氏寄贈)梅花図冊 李方膺筆 1帖 京都国立博物館
仏像入門
2026年12月22日(火)~2027年3月22日(月・休)
彫刻|1F-1展示室
6世紀に仏教が伝わるまで、日本には偶像崇拝の伝統はありませんでした。仏像が伝わった当初は外国の神としてみられましたが、それから1500年近くにわたり、仏像は信仰の対象として拝まれ続けています。
仏像の種類は大きく「如来」「菩薩」「明王」「天」とその他にわけられます。
素材は「銅」「漆」「土」「石」「木」などを用いて造られます。
仏像はぱっと見て同じ姿をしていても、細部にそれぞれの時代の美意識や特徴があらわれています。
ここでは仏像の種類、素材、時代ごとの特徴を紹介します。仏像に親しんでいただく第一歩になれば幸いです。
愛染明王坐像 当館
『古今和歌集』の古筆
2026年12月22日(火)~2027年1月24日(日)
書跡|1F-3展示室
『古今和歌集』は平安時代の初めに成立した、日本で最初の勅撰和歌集です。和歌を学ぶ聖典として、また、身の回りに置いて鑑賞するための手本として、膨大な数の写本が作られました。こうして人がみずからの手で書いたものは、「読む」記号であると同時に、「見る」造形でもあり、後者の視点に立つ時、同集にはいにしえの名人たちの筆跡、すなわち古筆が多くのこり、人々の目を楽しませてくれます。このたびは新春の展示にふさわしく、「本阿弥切(ほんあみぎれ)」や「高野切(こうやぎれ)」など、よく知られた名品を中心に、『古今和歌集』の古筆を御覧いただきます。
国宝 古今和歌集巻第十二残巻(本阿弥切)(巻頭) 伝小野道風筆 当館
- 展示作品リスト
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指定 作品名 員数 所蔵 音声ガイド 国宝 手鑑「藻塩草」 1帖 京都国立博物館 重文 継色紙(あしひきの) 伝小野道風筆 1幅 国宝 古今和歌集巻第十七残巻(曼殊院本) 伝藤原行成筆 1巻 京都・曼殊院 重文 寸松庵色紙(わかきつる) 伝紀貫之筆 1幅 重文 古今和歌集巻第十八断簡(高野切第三種 貞観御時に)
伝紀貫之筆1幅 重美 古今和歌集巻第十七断簡(民部切 すみよしのきしの)
伝源俊頼筆1幅 国宝 古今和歌集巻第十二残巻(本阿弥切) 伝小野道風筆 1巻 京都国立博物館 古今和歌集巻第十三断簡(巻子本切 あふ事なきに)
伝源俊頼筆1幅 京都国立博物館 重美 古今和歌集巻第十三断簡(久海切 首に古今和歌集巻第十三とあり)
伝紫式部筆1幅 古今和歌集巻第十断簡(今城切 やまし 平篤行)
藤原教長筆1幅 京都国立博物館 古今和歌集巻第五断簡(昭和切 いなはのつゆに)
原俊成筆1幅 京都国立博物館 古今和歌集巻第十一断簡(寂恵本切 しのふれは)
寂恵筆1幅
染織を彩る金と銀
2026年12月22日(火)~2027年1月31日(日)
染織|1F-4展示室
光の輝きを宿す色である金と銀は、いにしえから財宝として珍重されてきました。その金銀で装飾した衣服は、富や権力、ときに聖性や超越性を示すものでもありました。
絹や麻といった柔らかい素材から成る染織品に、金属という硬質な素材を組み合わせるには工夫が必要です。その代表的な例が、金属箔を生地に貼り付ける摺箔(すりはく)と、金属そのものや金属箔を利用した金銀糸です。金銀のきらめきをまとうため、人々が編み出したさまざまな技法をご覧ください。
茶の湯釜
2026年12月22日(火)~2027年2月7日(日)
金工|1F-5展示室
新春に行われる茶の行事を「初釜」と言います。この釜とは、茶事に用いる湯を沸かすための専用の道具(茶釜)のことです。茶釜は茶会において中心となる道具の一つであることから「茶席の主」と呼ばれ、茶事や茶会をひらく行為そのものを「釜をかける」と言い習わすようになりました。この展示では京都の古寺に伝わった作品を中心に、中世から近世にかけての茶釜の名品を紹介いたします。
重文 浜松図真形釜 文化庁
- 展示作品リスト
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指定 作品名 員数 所蔵 音声ガイド 重文 芦屋霰地楓鹿図真形釜 1口 京都・細見美術館 重美 闘鶏図真形釜(立田釜) 1口 京都・芳春院 重美 住吉図真形釜 1口 重美 竹鷺図肩衝釜 1口 重文 浜松図真形釜 1口 文化庁 霰地肩衝釜 1口 大雲院釜 1口 京都・大雲院 肩衝尾垂釜 1口 京都・両足院 香炉釜 1口 京都・霊洞院 阿弥陀堂釜 慶長七年銘 1口 滋賀・聖衆来迎寺 七宝釜(花輪違釜) 1口 京都国立博物館
(廣海春木氏寄贈)万代屋釜 奥平了保作 1口 京都国立博物館
(廣海春木氏寄贈)肩衝切合釜 伝大西五郎左衛門作
附風炉 伝西村道爺作1口 京都国立博物館
(廣海春木氏寄贈)
アニマル☆蒔絵—漆芸にみる動物表現—
2026年12月22日(火)~2027年2月7日(日)
漆工|1F-6展示室
蒔絵は、ウルシの樹液がゆっくり固まる性質を利用した、日本を代表する装飾技法です。まず漆で絵を描き、固まる前に金や銀の粉、金属の薄い板などを蒔きつけます。漆が固まったあとに表面を磨き上げて美しい文様を生み出します。金銀はもちろん漆も貴重な素材ですので、中世までは限られた人々のための特別な工芸でしたが、江戸時代には町人にも広まり、表現はより自由で多彩になりました。古くは魔除けや吉祥への願いを込めた動物文様も、時代とともに、動物の姿を生かした意匠のおもしろさが楽しまれるようになります。身近な動物たちの姿を通して、蒔絵の魅力に触れてみましょう!
夕顔蒔絵象嵌料紙・硯箱 笠翁銘 当館
- 展示作品リスト
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指定 作品名 員数 所蔵 音声ガイド 獏蒔絵枕 1個 京都国立博物館
(田村伎都子氏寄贈)槙鹿蒔絵螺鈿料紙・硯箱 永田友治作 1具 京都国立博物館
(奥村重兵衛氏寄贈)重美 薄鶉蒔絵文台 1基 京都・金蓮寺 千鳥蒔絵手箱 1合 京都国立博物館 柳鷺蒔絵硯箱 1合 鷹蒔絵硯箱 1合 京都・下御霊神社 孔雀葵紋蒔絵耳盥 1口 京都・誓願寺 桐竹鳳凰菊桐紋蒔絵広蓋 1枚 京都国立博物館 蓮池雲龍蒔絵厨子 飯塚桃葉(初代)作 1基 京都・天授院 雲龍蒔絵硯箱 田付長兵衛高廣作 1合 京都国立博物館
(岡村健守氏寄贈)象蒔絵象嵌色紙箱 笠翁細工 1合 楼閣山水蒔絵カスケット 1合 月兎蒔絵象嵌盆 笠翁細工 1面 梅猿猴蒔絵硯箱 1合 京都国立博物館 南蛮人蒔絵硯箱 1合 騎牛帰家蒔絵丸額 沢田宗沢作 1面 竹虎蒔絵沈箱 1合 京都・神光院 綾杉地獅子牡丹葵紋蒔絵懸盤 1基 京都・東福寺 花鳥獣蒔絵螺鈿書箪笥 1基 野馬丸紋蒔絵螺鈿書箪笥 1基 京都国立博物館 重文 蓬莱山蒔絵硯箱 1合 京都国立博物館 大亀蒔絵太鼓胴 1口 海老蒔絵飯器 1合 鯉蒔絵盆 1面 夕顔蒔絵象嵌料紙・硯箱 笠翁銘 1具 京都国立博物館 蝶蒔絵盆 1面 蝶秋草蒔絵鞍 1背 京都国立博物館
同時開催の名品ギャラリー特別展観覧料が必要
嘉禄の法難800年
2026年12月22日(火)~2027年1月24日(日)
絵巻|2F-1展示室
ちょうど800年前の嘉禄3年(1227)、15年前に亡くなった法然を祀る東山の大谷廟堂が、天台宗によって破却される事件が起きます。埋葬されていた法然の遺骸は門徒によって運び出され、最終的に西山の粟生野に移され火葬されました。配流や焚書も発生したこの一連の出来事を「嘉禄の法難」といい、浄土宗が直面した大きな弾圧のひとつに数えられています。今回は、この事件を描いた絵巻などをご紹介します。なお、嘉禄の法難にちなんで、例年1月24日には火葬(荼毘)の地に建てられた光明寺まで行脚する行事がおこなわれています。
国宝 法然上人絵伝 巻第四十二(部分)
京都・知恩院
- 展示作品リスト
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指定 作品名 員数 所蔵 音声ガイド 国宝 法然上人絵伝 四十八巻のうち巻第四十二 48巻のうち1巻 京都・知恩院 光明寺縁起絵巻 三巻のうち巻中・巻下 3巻のうち2巻 京都・光明寺
阿弥派の絵画Ⅰ
2026年12月22日(火)~2027年1月24日(日)
中世絵画|2F-3展示室
阿弥派は15世紀中頃から16世紀初頭にかけて、室町幕府に仕えて舶来の唐物の管理や鑑定、座敷飾りのコーディネート、水墨画制作などに携わった一族です。能阿弥(のうあみ)を始祖として芸阿弥(げいあみ)、相阿弥(そうあみ)と3代にわたって活動し、幾人かの絵の弟子も輩出しました。特に2代目の芸阿弥は上洛した鎌倉の禅僧画家、祥啓(しょうけい)に絵を教えて東日本の画壇に絶大な影響を与えています。阿弥派は南宋の画僧、牧谿(もっけい)や宮廷画家である夏珪(かけい)の作といった足利将軍家の優れた中国絵画コレクションを日々取り扱い、そのモチーフや筆致を丹念に学びました。幕府関係者に愛されたその画風は非常に端正で、この時代の水墨画壇の中でひと際洗練されています。
重文 瀟湘八景図屏風(右隻) 伝相阿弥筆
京都・妙心寺
- 展示作品リスト
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指定 作品名 員数 所蔵 音声ガイド 瀟湘八景図巻 希世霊彦等八僧賛 1巻 重文 瀟湘八景図 相阿弥筆 6幅のうち3幅 京都・大仙院 山水図 相阿弥筆 1幅 山水図 単庵筆 1幅 京都・成相寺 重美 遠寺晩鐘図 単庵筆 1幅 細見美術財団 富岳図 是庵筆 1幅 京都国立博物館 花鳥図 祥啓筆 1幅 京都国立博物館 重文 鍾秀斎図 玉隠英璵・子明紹俊賛、祥啓筆 1幅 京都国立博物館 重文 瀟湘八景図屏風 伝相阿弥筆 6曲1双 京都・妙心寺
画文交響
2026年12月22日(火)~2027年2月7日(日)
近世絵画|2F-4展示室
絵画表現は文学と密接な結び付きを有していますが、それは詩歌や物語の絵画化のような事例だけに留まるものではありません。特に東アジア文化圏においては、唐時代に唱えられた書画一致論―絵画と書が本質的には同一であるという考え方―が広く普及し、画と文がたがいに響き合うことで、重層的な芸術表現を築き上げてきた長い歴史があります。画と文が主従の区別なくそれぞれに主張しつつ、しかも見事な調和を奏でるさまは、音楽にも例えられましょう。ここでは、物語絵巻の詞書と画、書の料紙装飾としての画、紀行文学と俳画という三つの観点から、画文交響の魅力をご紹介します。
重文 鶴下絵三十六歌仙和歌巻(巻頭)
俵屋宗達画、本阿弥光悦書
当館
- 展示作品リスト
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指定 作品名 員数 所蔵 音声ガイド 堀江物語絵巻
岩佐又兵衛筆1巻 京都国立博物館 重文 鶴下絵三十六歌仙和歌巻
俵屋宗達画、本阿弥光悦書1巻 京都国立博物館 重文 奥の細道図巻 二巻のうち上巻
与謝蕪村筆2巻のうち1巻 京都国立博物館
歳寒三友―理想をうつす松竹梅
2026年12月22日(火)~2027年2月7日(日)
中国絵画|2F-5展示室
日本のお正月の定番である松竹梅。長寿や繁栄を意味する縁起物として喜ばれるこの植物ですが、中国では寒く厳しい環境でも枯れずに緑を保つ松や竹、雪の残るなかいち早く花を開き芳香を漂わせる梅を「歳寒三友(さいかんさんゆう)」と呼び、節義のある高潔な精神の象徴として捉えてきました。宋時代には士大夫たちが自身の内面を発露するにふさわしい画題として水墨で松竹梅を盛んに描き、のちの文人画家たちもこれを継承します。不屈で永遠性をもつ理想の姿として人々の望みを託されたこれらの植物をいかに表わしてきたのか、本展示では中国の作例を中心にご紹介します。
竹石図 詹仲和筆 当館
- 展示作品リスト
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指定 作品名 員数 所蔵 音声ガイド 墨梅図 伝王冕筆 1幅 京都国立博物館
上野理一氏収集・上野精一氏寄贈墨梅図 伝揚補之筆 1幅 京都・東福寺 歳寒三友図 海涯筆 1幅 京都・妙満寺 老松棲鷲図 林良筆 1幅 京都・雑華院 松石図 陳浩筆 1幅 京都・萬福寺 竹石図 詹仲和筆 1幅 京都国立博物館 墨竹図 李元達筆 2幅 京都・仁和寺 画松図冊 黄宗炎筆 1帖 京都国立博物館 九松図扇面 弘旿筆 1面 京都国立博物館 墨竹図冊 閔貞筆 1帖 京都国立博物館 墨竹図 溥儒筆 1幅 京都国立博物館
(伊藤紫虹氏寄贈)墨梅図冊 陳継儒筆 1帖 京都国立博物館
(上野理一氏収集・上野精一氏寄贈)梅花図冊 李方膺筆 1帖 京都国立博物館
仏像入門
2026年12月22日(火)~2027年3月22日(月・休)
彫刻|1F-1展示室
6世紀に仏教が伝わるまで、日本には偶像崇拝の伝統はありませんでした。仏像が伝わった当初は外国の神としてみられましたが、それから1500年近くにわたり、仏像は信仰の対象として拝まれ続けています。
仏像の種類は大きく「如来」「菩薩」「明王」「天」とその他にわけられます。
素材は「銅」「漆」「土」「石」「木」などを用いて造られます。
仏像はぱっと見て同じ姿をしていても、細部にそれぞれの時代の美意識や特徴があらわれています。
ここでは仏像の種類、素材、時代ごとの特徴を紹介します。仏像に親しんでいただく第一歩になれば幸いです。
愛染明王坐像 当館
『古今和歌集』の古筆
2026年12月22日(火)~2027年1月24日(日)
書跡|1F-3展示室
『古今和歌集』は平安時代の初めに成立した、日本で最初の勅撰和歌集です。和歌を学ぶ聖典として、また、身の回りに置いて鑑賞するための手本として、膨大な数の写本が作られました。こうして人がみずからの手で書いたものは、「読む」記号であると同時に、「見る」造形でもあり、後者の視点に立つ時、同集にはいにしえの名人たちの筆跡、すなわち古筆が多くのこり、人々の目を楽しませてくれます。このたびは新春の展示にふさわしく、「本阿弥切(ほんあみぎれ)」や「高野切(こうやぎれ)」など、よく知られた名品を中心に、『古今和歌集』の古筆を御覧いただきます。
国宝 古今和歌集巻第十二残巻(本阿弥切)(巻頭) 伝小野道風筆 当館
- 展示作品リスト
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指定 作品名 員数 所蔵 音声ガイド 国宝 手鑑「藻塩草」 1帖 京都国立博物館 重文 継色紙(あしひきの) 伝小野道風筆 1幅 国宝 古今和歌集巻第十七残巻(曼殊院本) 伝藤原行成筆 1巻 京都・曼殊院 重文 寸松庵色紙(わかきつる) 伝紀貫之筆 1幅 重文 古今和歌集巻第十八断簡(高野切第三種 貞観御時に)
伝紀貫之筆1幅 重美 古今和歌集巻第十七断簡(民部切 すみよしのきしの)
伝源俊頼筆1幅 国宝 古今和歌集巻第十二残巻(本阿弥切) 伝小野道風筆 1巻 京都国立博物館 古今和歌集巻第十三断簡(巻子本切 あふ事なきに)
伝源俊頼筆1幅 京都国立博物館 重美 古今和歌集巻第十三断簡(久海切 首に古今和歌集巻第十三とあり)
伝紫式部筆1幅 古今和歌集巻第十断簡(今城切 やまし 平篤行)
藤原教長筆1幅 京都国立博物館 古今和歌集巻第五断簡(昭和切 いなはのつゆに)
原俊成筆1幅 京都国立博物館 古今和歌集巻第十一断簡(寂恵本切 しのふれは)
寂恵筆1幅
染織を彩る金と銀
2026年12月22日(火)~2027年1月31日(日)
染織|1F-4展示室
光の輝きを宿す色である金と銀は、いにしえから財宝として珍重されてきました。その金銀で装飾した衣服は、富や権力、ときに聖性や超越性を示すものでもありました。
絹や麻といった柔らかい素材から成る染織品に、金属という硬質な素材を組み合わせるには工夫が必要です。その代表的な例が、金属箔を生地に貼り付ける摺箔(すりはく)と、金属そのものや金属箔を利用した金銀糸です。金銀のきらめきをまとうため、人々が編み出したさまざまな技法をご覧ください。
茶の湯釜
2026年12月22日(火)~2027年2月7日(日)
金工|1F-5展示室
新春に行われる茶の行事を「初釜」と言います。この釜とは、茶事に用いる湯を沸かすための専用の道具(茶釜)のことです。茶釜は茶会において中心となる道具の一つであることから「茶席の主」と呼ばれ、茶事や茶会をひらく行為そのものを「釜をかける」と言い習わすようになりました。この展示では京都の古寺に伝わった作品を中心に、中世から近世にかけての茶釜の名品を紹介いたします。
重文 浜松図真形釜 文化庁
- 展示作品リスト
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指定 作品名 員数 所蔵 音声ガイド 重文 芦屋霰地楓鹿図真形釜 1口 京都・細見美術館 重美 闘鶏図真形釜(立田釜) 1口 京都・芳春院 重美 住吉図真形釜 1口 重美 竹鷺図肩衝釜 1口 重文 浜松図真形釜 1口 文化庁 霰地肩衝釜 1口 大雲院釜 1口 京都・大雲院 肩衝尾垂釜 1口 京都・両足院 香炉釜 1口 京都・霊洞院 阿弥陀堂釜 慶長七年銘 1口 滋賀・聖衆来迎寺 七宝釜(花輪違釜) 1口 京都国立博物館
(廣海春木氏寄贈)万代屋釜 奥平了保作 1口 京都国立博物館
(廣海春木氏寄贈)肩衝切合釜 伝大西五郎左衛門作
附風炉 伝西村道爺作1口 京都国立博物館
(廣海春木氏寄贈)
アニマル☆蒔絵—漆芸にみる動物表現—
2026年12月22日(火)~2027年2月7日(日)
漆工|1F-6展示室
蒔絵は、ウルシの樹液がゆっくり固まる性質を利用した、日本を代表する装飾技法です。まず漆で絵を描き、固まる前に金や銀の粉、金属の薄い板などを蒔きつけます。漆が固まったあとに表面を磨き上げて美しい文様を生み出します。金銀はもちろん漆も貴重な素材ですので、中世までは限られた人々のための特別な工芸でしたが、江戸時代には町人にも広まり、表現はより自由で多彩になりました。古くは魔除けや吉祥への願いを込めた動物文様も、時代とともに、動物の姿を生かした意匠のおもしろさが楽しまれるようになります。身近な動物たちの姿を通して、蒔絵の魅力に触れてみましょう!
夕顔蒔絵象嵌料紙・硯箱 笠翁銘 当館
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指定 作品名 員数 所蔵 音声ガイド 獏蒔絵枕 1個 京都国立博物館
(田村伎都子氏寄贈)槙鹿蒔絵螺鈿料紙・硯箱 永田友治作 1具 京都国立博物館
(奥村重兵衛氏寄贈)重美 薄鶉蒔絵文台 1基 京都・金蓮寺 千鳥蒔絵手箱 1合 京都国立博物館 柳鷺蒔絵硯箱 1合 鷹蒔絵硯箱 1合 京都・下御霊神社 孔雀葵紋蒔絵耳盥 1口 京都・誓願寺 桐竹鳳凰菊桐紋蒔絵広蓋 1枚 京都国立博物館 蓮池雲龍蒔絵厨子 飯塚桃葉(初代)作 1基 京都・天授院 雲龍蒔絵硯箱 田付長兵衛高廣作 1合 京都国立博物館
(岡村健守氏寄贈)象蒔絵象嵌色紙箱 笠翁細工 1合 楼閣山水蒔絵カスケット 1合 月兎蒔絵象嵌盆 笠翁細工 1面 梅猿猴蒔絵硯箱 1合 京都国立博物館 南蛮人蒔絵硯箱 1合 騎牛帰家蒔絵丸額 沢田宗沢作 1面 竹虎蒔絵沈箱 1合 京都・神光院 綾杉地獅子牡丹葵紋蒔絵懸盤 1基 京都・東福寺 花鳥獣蒔絵螺鈿書箪笥 1基 野馬丸紋蒔絵螺鈿書箪笥 1基 京都国立博物館 重文 蓬莱山蒔絵硯箱 1合 京都国立博物館 大亀蒔絵太鼓胴 1口 海老蒔絵飯器 1合 鯉蒔絵盆 1面 夕顔蒔絵象嵌料紙・硯箱 笠翁銘 1具 京都国立博物館 蝶蒔絵盆 1面 蝶秋草蒔絵鞍 1背 京都国立博物館











