開催概要
- 展覧会名
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特集展示 縁(えにし)を結ぶかたな—国宝・重要文化財で学ぶ刀剣鑑賞—
- 会期
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2026(令和8)年2月4日(水)~3月22日(日)
- 会場
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京都国立博物館 平成知新館1F-4・5
- 交通
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JR、近鉄、京阪電車、阪急電車、市バス
交通アクセス
- 休館日
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- 月曜日 ※ただし2026年2月23日(月・祝)は開館
- 2026年2月24日(火)
- 開館時間
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9:30~17:00(入館は16:30まで)
金曜日は20:00まで開館(入館は19:30まで)
- 観覧料
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一般 700円 大学生 350円 - 本観覧料で当日の平成知新館の全展示をご覧いただけます。
- 大学生の方は学生証をご提示ください。
- 高校生以下および満18歳未満、満70歳以上の方は無料です(年齢のわかるものをご提示ください)。
- キャンパスメンバーズ(含教職員)は、学生証または教職員証をご提示いただくと無料になります。
- 障害者手帳等(*)をご提示の方とその介護者1名は、観覧料が無料になります。
*身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、戦傷病者手帳、被爆者健康手帳、特定疾患医療受給者証、特定医療費(指定難病)受給者証、小児慢性特定疾病医療受給者証 - 学校の教育活動・総合学習等で、名品ギャラリーに小学生・中学生・高校生を引率する先生方は、無料となります。
展覧会の見どころ
文化財や歴史上の事物との出会いには様々な入口があります。この展示では、京都国立博物館の収蔵する国宝・重要文化財の名品を教材として、普段の生活では身近に感じることのできない「刀剣」分野の隠された見所を「形」「銘」「刃文(はもん)」「刀身彫刻」の4つのテーマに沿ってご紹介します。
国宝 太刀 銘 安家 当館
重文 刀 金象嵌銘 本多美濃守所持/義弘本阿(花押)(名物桑名江)
当館
形
日本刀の形状は片刃で反りがあるという基本構造に共通性を持ちつつ、製作された時代によって各部のバランスに変化が生じます。 全体の長さはもちろん、反りの大きさや、鋒のサイズ、茎の形に注目して、使用目的や文化的背景、戦闘環境や使用者の変化に影響を受ける日本刀の姿を鑑賞しましょう。
銘
日本刀には茎に文字情報(銘)が刻まれることがあります。銘文の内容には、製作者の名前のほか、居住地や製作年月日、後世の鑑定の結果や加工履歴、所有者名が刻まれていることも。一定の型式に よりつつ、中には未来の子孫に向けたメッセージや、自身の武功を誇ったもの、試斬の結果など、自由な表現が見られます。銘文から当時の人々の想いを読み解きましょう。
刃文
刀剣に武器や道具としての硬度や柔軟性を持たせるための処理が焼入です。焼入による金属組織の変化の副産物として生まれる文様を刃文といいます。刃文にはさまざまな形があり、刀剣を鑑賞する際 の見どころとなりました。真直ぐに見える刃文もしっかりと目を凝らして見れば、その中に細かい変化をみつけることができます。刃文を通して、刀工たちの創意工夫に触れましょう。
刀身彫刻
刀剣には、刀身に直接彫刻が施されているものがあります。起源は古く、我が国では鉄製刀剣が盛んに用いられはじめた古墳時代から作例があります。製作者の信仰心が込められたもの、実用性を高めるため重量の軽減を目的としたものなどがあります。戦う道具に刻まれた、どこかユーモラスで可愛らしさを見せる刀身彫刻のありようは、日本美術の特徴の一つと言えるでしょう。
展示作品リスト
- 展示作品リスト
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指定 作品名 員数 所蔵 音声ガイド 重文 直刀 無銘(黒漆剣の中身) 1口 京都・鞍馬寺 国宝 剣 無銘 1口 大阪・天野山金剛寺 国宝 太刀 銘 正恒 1口 文化庁 重文 太刀 銘 波平行安(号笹貫) 1口 京都国立博物館 国宝 太刀 銘 安家 1口 京都国立博物館 重文 刀 銘 長曾禰興里入道乕徹 1口 刀 銘 吉行(坂本龍馬所用) 1振 京都国立博物館
(坂本彌太郎氏寄贈)重文 薙刀直シ刀 無銘(名物骨喰藤四郎) 1口 京都・豊国神社 重文 薙刀 銘 是介 附鉄鎺 1口 重文 太刀 銘 備前国長船住義景 1口 京都国立博物館
(松井秀雄氏寄贈)重文 太刀 銘 利恒 1口 京都国立博物館 重文 太刀 銘 備中以下切 1口 京都国立博物館
(松井秀雄氏寄贈)重文 刀 額銘 来国光/切付銘 埋忠磨上之 1口 京都国立博物館 重文 刀 折返銘 備前助村 1口 京都国立博物館 重文 刀
金象嵌銘 本多美濃守所持/
義弘本阿(花押)(名物桑名江)1口 京都国立博物館 重文 刀
金象嵌銘 永禄三年五月十九日義元討捕刻彼所持刀/
織田尾張守信長(名物義元左文字)1口 京都・建勲神社 国宝 太刀 銘 則国 1口 京都国立博物館 重文 短刀 銘 長谷部国重 1口 京都国立博物館 重文 太刀 銘 備前国則宗(名物二ツ銘則宗) 1口 京都・愛宕神社 重文 太刀 銘 近房 1口 重文 太刀 銘 長光 1口 京都国立博物館 重文 太刀 銘 備前国長船住人真光 1口 京都国立博物館 重文 太刀 銘 雲生 1口 京都国立博物館 重文 太刀
銘 備前国住雲次/建武乙亥二年十一月1口 京都国立博物館 重文 短刀 銘 吉光(名物秋田藤四郎) 1口 京都国立博物館
(永藤一氏旧蔵)重文 太刀 銘 国吉 1口 京都国立博物館 重文 短刀 無銘 1口 京都国立博物館 重文 太刀 銘 豊後国行平作 京都・八坂神社 重文 太刀
銘 粟田口一竿子忠綱彫同作/宝永六年八月吉1口 京都国立博物館
(伊藤勉氏寄贈)重文 刀
銘 山城国西陣住人埋忠明寿(花押)/
慶長三年八月日他江不可渡之1口 京都国立博物館
展示作品及び展示期間は、都合により変更される場合があります。ご了承ください。
刀身のみの展示となります。
:音声ガイドで解説をお聞きになれます(展示期間のみ・有料・館内で貸し出し)。
