本文へ

当館ウェブサイトでは、ウェブサイトの利便性向上のためにCookie(クッキー)を使用しています。Cookieの利用にご同意いただける場合は「同意する」ボタンを押してください。「拒否する」を選択された場合、必須Cookie以外は利用いたしません。必須Cookie等、詳細はサイトポリシー

ギャラリーをスキップする

※画像をクリックまたはタップすると拡大画像が開きます。

金工

重要美術品

菊枝文双雀鏡きくえだもんそうじゃくきょう

基本情報

  • 1面
  • 縁高0.3cm  径20.6cm
  • 鎌倉時代 13世紀
  • 京都国立博物館(E甲207)

銅製鋳造、円形で鈕を中心にして下方に洲浜、その右寄りから菊枝が上方に延びて枝いっぱいに菊花を咲かせ、これに双雀が遊ぶのどかな情景をあらわしている。菊花文は既に平安時代後期から和鏡のデザインとして、しばしば目にふれるが、菊花に洲浜を組合わせた意匠は鎌倉時代に入ってから流行したものである。

この鏡は写生的要素のつよい緻密な構図と鋳造技術の高い精妙な表現をもつ見事なもので、同種のうちでも特に優れている。

タイトルとURLをコピーしました

SNSでシェアする
X
facebook
LINE