※画像をクリックまたはタップすると拡大画像が開きます。
近世絵画
重要文化財
飲中八仙図屏風いんちゅうはっせんずびょうぶ
基本情報
- 6曲1隻
- 紙本墨画
- 縦148.0cm 横358.0cm
- 桃山時代 1602年
- 京都国立博物館(A甲263)
唐の詩人杜甫(とほ)の『飲中八仙歌』にちなんだ作品で、古来、わが国画人のよく好んだ画題である。いまは1隻が残って4人の酒仙が描かれているだけだが、本来は向って右側に画面がつながって1双をなしていたもの。図中の款記から、本図は慶長7年(1602)10月3日、因幡国鹿野の城主である亀井茲矩(これのり)の依頼によって制作されたことが知られる。海北友松(1533~1615)の数少ない基準作例として貴重。
- 前へ
- 近世絵画 一覧に戻る
- 次へ