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陶磁
重要文化財
銹絵水仙文茶碗さびえすいせんもんちゃわん
基本情報
- 1個
- 高8.6cm 口径12.4cm 高台径4.0cm
- 江戸時代 17世紀
- 京都・天寧寺
金森宗和(かなもりそうわ、1584ー1656)とその母の菩提寺、天寧寺に宗和が施入した茶道具一式の内のひとつである。器形は仁清窯独特のもので、胴には釉下(ゆうした)に白泥で盛り上げ、薄くレリーフ状に水仙を描き、その上に銹絵を施している。さらに花の部分は周囲に吹き墨風な銹絵を施している。宗和好みを示す典型的な作例であろう。高台内に「仁清」の小印が押されている。