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釈迦金棺出現図(しゃかきんかんしゅつげんず)

基本情報

  • 絹本著色 160.0×229.5cm
  • 平安時代後期(11世紀)
  • 国宝
  • 松永記念館寄贈
  • 京都国立博物館
  • A甲373

摩訶摩耶経の説く釈迦再生説法の場面を描いた図である。同経によると、釈迦が入滅したことをとう利天で聞いた仏母摩耶夫人は、急ぎ涅槃の場にかけつけ、釈迦の鉢と錫杖とを抱いて泣いた。そのとき、釈迦は大神通力をもって棺の蓋をあけ、身を起して母のためにこの世の無常の理を説き、説き終って再び棺の蓋を閉じた。この図は、身の毛孔から千百の光明を放ち、一一の光明中に千百の化仏を現じて説法する釈迦と、それに対する摩耶との対面を中心に、画面一ぱいに描き込まれた群衆が、この神変に目をみはらし息をのむ光景を描いた壮大な仏画である。美しい色彩や截金文様のほか、随所に墨線が躍動し、この劇的な場面の描写に功を奏している。

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