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近世絵画

重要文化財

仙人高士図屏風せんにんこうしずびょうぶ

加納永徳筆

基本情報

  • 6曲1双
  • 紙本墨画
  • (各)縦155.0cm 横361.4cm
  • 桃山時代 16世紀後半
  • 京都国立博物館(A甲542)

現在は屏風仕立てになっているが、画面上に引手跡が見られるので、本来は襖絵だったものである。したがって、画面を連続させると、画面の向って右側の人物たちが右上を見上げた形で途切れる、という中途半端な構図になる。飛び去る仙人が描かれていたものであろうか。

建仁寺の1塔頭の障壁画の一部を屏風にしたと伝えられるが、確認できない。だが、本屏風の筆法および顔貌表現が狩野永徳筆と認められている「許由巣父図」(東京国立博物館蔵)と、極めて似通っていることが注目される。画面のどこにも弛緩したところのない、桃山水墨画の代表的作品。

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