本文へ

当館ウェブサイトでは、ウェブサイトの利便性向上のためにCookie(クッキー)を使用しています。Cookieの利用にご同意いただける場合は「同意する」ボタンを押してください。「拒否する」を選択された場合、必須Cookie以外は利用いたしません。必須Cookie等、詳細はサイトポリシー

ギャラリーをスキップする

※画像をクリックまたはタップすると拡大画像が開きます。

考古

重要美術品

埴輪男子像はにわだんしぞう

基本情報

  • 1個
  • 群馬県太田市脇屋出土
  • 高75.0cm
  • 古墳時代 6世紀末
  • 京都国立博物館(J甲281)

人物埴輪は、家形埴輪や蓋(きぬがさ)・さしば・楯・甲冑などの器財埴輪、水鳥や馬などの動物埴輪につづいて5世紀中頃から古墳を飾った。とくに人物埴輪は関東地域で盛んに作られ、その種類も巫女や踊る人、盛装の人、武人、農夫、琴を弾く人、鷹匠など豪族から庶民までさまざまな人々の姿が作られた。

この人物埴輪は、菅笠をかぶり、大きな美豆良(みずら)を結い、丸玉の首飾りをした男子で、腰には小刀を帯び、右肩に鍬をかついでいる。

横穴式石室の普及によって葬制もかわり、あたかも死者を送葬するかのように、さまざまな人物や動物が石室の前面に並べられた。人物埴輪は当時の服装や習俗を知る上でも重要な資料でもある。

タイトルとURLをコピーしました

SNSでシェアする
X
facebook
LINE