中世絵画
全長10メートルを超える長大な画面に四季の景観を展開させたもの。毛利報公会に伝わる「山水長巻」に対し、俗に「山水小巻」と呼ばれる。その筆法には、明らかに中国南宋の画人夏珪(かけい)からの影響がうかがわれ、堅固な構成と謹直な筆致を特色とする。山水長巻に比して筆使いにいくぶんの穏やかさが認められ、雪舟晩年の作とする見方もある。
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