本文へ

当館ウェブサイトでは、ウェブサイトの利便性向上のためにCookie(クッキー)を使用しています。Cookieの利用にご同意いただける場合は「同意する」ボタンを押してください。「拒否する」を選択された場合、必須Cookie以外は利用いたしません。必須Cookie等、詳細はサイトポリシー

ギャラリーをスキップする

石櫃

石櫃

※画像をクリックまたはタップすると拡大画像が開きます。

石櫃

考古

重要文化財

三彩釉骨蔵器さんさいゆうこつぞうき

基本情報

  • 1括
  • 和歌山県橋本市高野口町北名古曽出土
  • 総高22.5cm 胴径27.6cm
  • 奈良時代 8世紀
  • 京都国立博物館(J甲259)

器形は正倉院の薬壷に酷似しているが、なかに火葬骨が納まっていた。蓋、身ともに白色、緑色および褐色のいわゆる三彩釉が斑点状にかけられている。その色調は鮮明で、器形、その手法などからみて奈良時代の作と考えられ、奈良三彩の代表作に数えられる。

本品は内部に円形の刳り込みのある滑石製の櫃に納められていたが、遺構については、石櫃に埋蔵されていたほかは何らの施設もみられなかったという。昭和38年(1963)10月出土。

タイトルとURLをコピーしました

SNSでシェアする
X
facebook
LINE