LANGUAGE
  1. TOP
  2. コレクション
  3. 名品紹介
  4. 染織
  5. 鳥獣文様陣羽織
全図

全図

全図

染織

鳥獣文様陣羽織(ちょうじゅうもんようじんばおり)(綴織)

基本情報

  • 丈99.4cm 肩幅59.4cm
  • 桃山時代(16世紀)
  • 京都 高台寺
  • 重要文化財

豊臣秀吉の所用とされる陣羽織で、北政所が秀吉の菩提を弔うために創建した高台寺に伝えられた。
この陣羽織には絹の綴織(つづれおり)が用いられているが、もともとこの織物はペルシャのカシャーン地方で製織された絨毯であったと考えられる。そこにあらわされた獅子が獲物に襲いかかる文様は、ペルシャの伝統的な文様のひとつである。こうしたペルシャ絨毯は当時ポルトガル船によって日本にもたらされた。異国情緒溢れる絨毯を陣羽織に仕立て、陣中で綺羅を尽くそうとする桃山武将の旺盛な意欲が感じられよう。

タイトルとURLをコピーしました

SNSでシェアする
Twitter
facebook
LINE
copy

当館ウェブサイトでは、ウェブサイトの利便性向上のためにCookie(クッキー)を使用しています。Cookieの利用にご同意いただける場合は「同意する」ボタンを押してください。「拒否する」を選択された場合、必須Cookie以外は利用いたしません。必須Cookie等、詳細はサイトポリシー