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書跡

重要文化財

文殊師利問菩提経もんじゅしりもんぼだいきょう

基本情報

  • 1帖
  • 紺紙銀字
  • 縦25.8cm 横14.4cm
  • 朝鮮半島 高麗時代 至元13年(1276)
  • 京都国立博物館(B甲675)

紺紙銀字の高麗写経の代表的遺品。奥書より至元13年(1276、忠烈王2年)に高麗国忠烈王(1275~1308在位)が発願した銀字の大蔵経の1巻であることが知られる。実にしっかりとした筆致で経文が書写されており、表紙には金銀泥で韋駄天と思われる神像が描かれている。毎行14字の体裁で、首題下には千字文による函次表示があるが、経文の末尾の部分は欠失している。また折本に改装するにあたって天地が截たれたのか、界上界下のゆとりが少なくなっている。

忠烈王は何度か銀字の大蔵経書写を発願しているが、国王の発願だけにその出来ばえは実にすばらしい。

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