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2016年4月29日
だるまさん:トラりん「禅語」を知っているかね?
トラりん:「禅語」?
初めて聞いたリン!ボク、禅の勉強真っ最中だから教えて欲しいリン!
だるまさん:( い、痛い...)
禅宗の祖師たちのことばのことだよ。
短い文の中に、深い意味が込められているんだ。
トラりん:凄いリン!大事なことがぎゅっと詰まったことばなんだね!
だるまさん:「禅語」っていうと難しく聞こえるかもしれないけど、聞いたことのあるものもきっとたくさんあるはずだよ。
トラりん:例えば、どんなことばがあるか知りたいリン!
だるまさん:ちょうど今、2階のレファレンスコーナーで「"くじ"で出会う禅のことば」というワークショップをやっているから行ってみるといいよ。
トラりん:行くリン!今すぐ行くリン!!
だるまさん、ありがとリ〜〜〜ン☆
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トラりん:「こんにちは!!」
ナビゲーターさん:こんにちは。
展覧会に因んだ数種類の禅語の中から、1つをくじで選んでもらうよ。
トラりん:なるほど!これがくじ...
この中から好きな棒を引くんだね?
じゃあボクは...これリン!!
「てやっ!!」
ナビゲーターさん:気合が声として現れたね。
トラりんが引いた禅語は...これ!
トラりん:これがボクの禅語...!
か、感動だリン!!ありがたいリン!!!
ナビゲーターさん:禅の言葉は、禅宗の中でとっても重要なんだよ。
どんな意味を持っているか考えながら、心を落ち着けて禅語を写してみてね。
トラりん:上手に書けたリン!
ナビゲーターさん、この禅語の意味を教えてほしいリン!
ナビゲーターさん:トラりん、すごく上手に書けたね!
この禅語の意味はね...
おっと、ここから先はワークショップに参加してのお楽しみなので、トラりんにだけこっそり教えてあげるね。
トラりん:くじで引いた禅語だから、ボクにとって凄く意味があるような気がするリン!
大切にするリン!
ナビゲーターさん、ありがとリ〜〜〜ン☆
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トラりん:だるまさん、ただいまリ〜〜〜ン☆
だるまさん:トラりん、禅語について知ることができたかね?
トラりん:うん!
ボクが引いた禅語について考えたり、意味を教えてもらうことができたリン!
だるまさん:そう!そうやって考えることが、禅の世界では大切なんだよ。
トラりん:なるほど!
だるまさん:作品に関係のあることばが用意されてるから、ワークショップに参加すると禅の世界をより深く考えることができるよ。
トラりん:まだまだ勉強中のボクでも、くじを通して楽しく学ぶことができたリン♪
ん〜〜〜、他にはどんな禅語があるのか気になるリン...
今からあのくじ全部引いてくるリ〜〜〜ン☆
だるまさん:・・・・・・
ワークショップ「"くじ"で出会う禅のことば」
開催場所 ミュージアムラボラトリー、レファレンスコーナー
開催時間 10:30〜16:00(参加受付は15:45まで)
参加費 無料
解説 京博ナビゲーター
特別展覧会「禅ー心をかたちにー」
2016年4月10日
こんにちリン!
トラりんだリン!
いや〜〜ボクは初めての春だったけど、庭園開放期間中にたくさんぽかぽかできて気持ちよかったリーン♪
遊びに来てくれたみんな!ありがとリン♪
庭園をゆっくりお散歩したり、お花見したり...
みんなも普段とは違った楽しみ方が出来たかな?
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でも展示がお休みで、寂しい思いもさせたね...
実は!展示をお休みしていたのは、特別展覧会の準備をしていたからなんだ!
みんなに楽しんでもらえるように頑張ったよ!
ボクもお掃除を手伝ったリン!
みんな...
待たせたリン☆
いよいよ4/12(火)から特別展覧会「禅ー心をかたちにー」が、はーじまーるよー♪
でも、その前に!
展覧会をより楽しめるように、ボクと一緒に予習するリン☆
みんなは「禅宗」という言葉を、歴史の教科書なんかで目にしたことがあるかな?
およそ1500年前に菩提達磨(ぼだいだるま)によってインドから中国に伝えられた仏教の思想で、日本へは鎌倉時代にもたらされたリン!
そして日本の社会と文化に大きな影響を与えたんだよ☆
例えば、お茶の文化もその一つなんだ!
なんと最近では欧米でも生活に「ZEN」の思想を取り入れている人もいるんだってー♪
達磨さん、おめめが大きいリーン!
今回の展覧会では、「禅宗」が日本にどのように伝わり、どんな影響を及ぼしたかを
国宝19件、重要文化財104件を含む224件によって紹介しているリン!
「不立文字」(ふりゅうもんじ)・「以心伝心」(いしんでんしん)
禅の教えは、師から弟子へ伝えるのに言葉や文字を必要とせず(不立文字)、
心から心へと(以心伝心)受け継がれてきたんだよ☆
素敵だリン!!
ボクも、心を大切にする男でありたいリン!
祖師や先師たちの教え=心
美術にまで昇華した禅の奥深さ=かたち
サブタイトルの"ー心をかたちにー"にはこういった意味が込められていたんだねー!
ボクも展覧会でしっかり勉強して、禅の心を磨くリン☆
そうそう!
開催期間中、ボクは今までの土・日・祝に加えて
金曜日も登場することになったリン!
やっほーい♪
新しいボクの登場日は、金・土・日・祝だよー!
覚えてリン♪
みんなに会えるのを楽しみにしているリン♪
ばいリ〜〜〜ン!
チラッ☆
特別展覧会「禅ー心をかたちにー」
日程 : 2016(平成28)年4月12日(火)~5月22日(日)
会場 : 京都国立博物館 平成知新館
休館日 : 月曜日
開館時間 : 午前9時30分から午後6時まで(入館は午後5時30分まで)
※ただし会期中の毎週金曜日は午後8時まで(入館は午後7時30分まで)
2016年4月 8日
こんにちリン!
トラりんだリン!
ねー!ねー!ねーーー!
おともだちからお手紙もらったリーーーン♪
(あと、おやつ☆じゅるリン)
お手紙ってね。
書いてくれた人のことをもっと知ることができたり、気持ちが伝わるから、心がぽかぽか〜って幸せな気持ちになるリン♪
だからボクはお手紙もらうの大好き!
何回も読んじゃうリン☆
ふんふんふん...♪
ふむふむふむ...♪
キャキャキャキャ...♪
するるるる...
うっわぁ〜〜〜♪
キレイなお菓子ーーー!
可愛いリン!
はむはむはむはむ♪
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取り乱したリン...
遠くから会いに来てくれたり、SNSにコメントをくれたり、こうやってお手紙をくれたり!
ボクはみんなから、たくさん元気を貰ってるよ!
みんな本当にありがとリン♪
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お礼にボクのセクシーポーズで締めるリン♪
↓トラりんへのお手紙はコチラ★
〒605-0931
京都府京都市東山区茶屋町527
京都国立博物館
トラりん 宛
2016年4月 6日
こんにちリン!
トラりんだリン!
今日は、特集陳列「獅子と狛犬」(2015年12月15日〜2016年3月13日)に合わせて行った人気投票の結果をお知らせするよ!
なんと!!
829名の方が投票してくれたんだ!
ありがとリン!!
感想ノートに書いてくれたコメントと一緒に紹介していくね!
早速、第1位の発表だリン!
栄えある1位に輝いたのは・・・
重文「獅子・狛犬」鎌倉時代 八坂神社蔵
★感想ノート(一部抜粋)----------------------------------------
・狛犬には珍しい玉眼。思わず「カッコイイ!」と叫んでしまいました!(K.K.)
・玉眼で睨みつけるような鋭さ。片足を前に出して今にも動き出そうとする力強さが印象に残りました。
・目の中の水晶玉がきれいでした。いろいろあって、おもしろかったです。獅子より狛犬の方が好きです!
・眼がとても印象的でした。(たにがき 小三)
・狛犬の方の顔が可愛い。玉眼も見ていて面白い。
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今回展示されていたなかで、唯一玉眼がはめられていた重文「獅子・狛犬」(八坂神社蔵)は、たくさんの人の印象に残ったみたいだね。キラキラした綺麗な目はボクも大好きなんだ!
大人・子ども、どちらからも一番人気だったリン!
それでは第2位は・・・
「獅子・狛犬(東寺伝来)」 平安時代
★感想ノート--------------------------------------------------------
・一目でカッコイイと目にとまりました。
・スタイリッシュ
・シュッとしてる感じがステキです。
・背筋のS字のラインがかっこよかったので。
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凛々しくて強そうなオーラがにじみ出ているなぁ・・・ふむふむ・・・
たしかにボクに負けないくらいカッコイイのは認めるリン。
海外からのお客さんにも人気があったみたいだよ!
第3位は・・・
重文「石造獅子」 鎌倉時代
★感想ノート--------------------------------------------------------
・他のものと違ったポーズだったので、まず印象に残りました。子供を抱いていると気づいたときはびっくりしました。2頭があやしているのがとてもかわいらしくて好きです!(刀剣女子)
・子供を抱いた母獅子の感情が表れた顔が良いと思います。
・形が小さくユニーク。ほほえましい。
・石でできた、とろけた感じのししが、かわいくて気に入りました。こわくない感じだったので一番いいな!と思ったからです。(M.T.)
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石でできた珍しい重文「石造獅子」(鎌倉時代)がランクインしたリン!
この獅子と狛犬は、ボクにちょっと似ている気がしてお気に入りなんだ。
子どもと鞠を抱いている珍しいところもポイントが高かったみたいだね!
4位から以下はこんな結果になったリン!
4位 重文「獅子・狛犬」 鎌倉時代 丹生都比売神社蔵
・迫力が感じられたので、えらびました。一番さいしょにみて、目と目が合ったからかも(勘違い?!)。なんか、手の形もかわいいですね。
5位 重文「獅子・狛犬」 鎌倉時代 高山寺蔵
・こんなに感情表現豊かな獅子・狛犬は見たことがない。胸をうたれる。
6位 「獅子・狛犬」 平安時代 京都国立博物館蔵
・眼が鬼の眼のようであり、胸筋が大きく、でっぷりふくらんでいるところががおかしいから。ペルシア獅子王の門の獅子に似ている。雄大さがある。
7位 重文「獅子・狛犬」 平安時代 御上神社蔵
・よく見かけるキリッとした表情ではなく、憂いのある切ない顔に魅力を感じます。レプリカがあったら思わず買ってしまいそうです。よしよしして、好物を与えたくなりました。かわいい!!(かにパル子)
8位 重文「獅子・狛犬」 平安時代 厳島神社蔵
・表情が個性的でユーモラスでgood!
9位 重文「獅子・狛犬」 鎌倉時代 高山寺蔵
・今まで「ツノ」がある方が獅子だと思っていたのですが、今回の展示で新発見です!高山寺の狛犬に新年早々出会えて今年は「イイ年」になりそうです。(M.S.)
10位 重文「獅子」 鎌倉時代 大宝神社蔵
・形が整っている感じが好ましい。
11位 重文「獅子・狛犬」 鎌倉時代 藤森神社蔵
・藤森神社の狛犬のたて髪の一房ずつの板目が非常に綺麗で見とれてしまいました。
11位の獅子・狛犬は口の部分が欠けているから厳しい結果になったけど、たてがみはとっても素敵だよ!
それぞれの獅子と狛犬にいろんな感想をいただいたよ。
みんなよく見てくれたみたいだね!
ノートを読みながら、ボクも新たにステキなところをたくさん見つけることが出来たリン!
ボクも獅子と狛犬博士に近づけたかな??
研究員さんの予想では、10位の重文「獅子」(鎌倉時代)が1位だったけど、まさかの順位で驚いていたよ!
京都国立博物館には今回展示された以外にも、獅子と狛犬がまだまだたくさんいるよ。
次のお正月にもまた展示されるかも!
また遊びに来て素敵なところを見つけてみてね!
待ってるリ〜ン♪
2016年4月 4日
こんにちリン!
トラりんだリン☆
今京博は4/12から始まる特別展覧会「禅-心をかたちに-」の準備をしていて、展示をお休みしているリン☆ だけどお庭を開放してるよ!
遊び放題だリーーーン!
ゴロゴロゴロ
チャプチャプチャプ
ふぅ~。
疲れたリン!
来てくれたみんなにはちょっぴり寂しい想いをさせているかもしれないけど、3/26・3/27・4/2・4/3の2週に渡って土日に「居合道演武披露」を行ったんだリン。
迫力たっぷりで、とってもかっこいいんだ!
ボクも弟子入りしたいリン☆
居合道を伝えていく片山伯耆流 磯之波会のみなさんと☆
かっこいいリーーーン!
憧れちゃうリン!!
ボクもここ数ヶ月で培ったハイセンスな刀剣技術を活かして、エイッ!ヤー!
ワーーーーーッ!!
やっぱりプロの世界は甘くないリン...!
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4/12(火)~5/22(日)「禅-心をかたちに-」