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2019年8月30日
こんにちリン!
トラりんだリン!
みんなー!
いま京博で開催している、
ICOM京都大会開催記念 特別企画「京博寄託の名宝 ─美を守り、美を伝える─」を楽しんでもらえているかな♪
今日も「虎ブログ」で、展示中の素晴らしい作品をどどーん!と紹介しちゃうリン☆
それではっ☆
今回、いっしょに展示室を見てくれる研究員を紹介するね♪
\宮川研究員!/
\井並研究員/
\福士研究員!/
\呉研究員!/
※呉研究員は大きい動物が苦手です。/京博スタッフ談
\永島研究員!/
トラりん:じつは、研究員のみんなは展示の準備などで毎日とっても忙しくて、通常の「虎ブログ」でも時間を取ってもらうのが大変だリン☆
そんな研究員のみんなが、こうして集まってくれるなんて...っ!!
_人人人人人人人人人人_
> 豪華!!(感動) <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
永島研究員:今回は、特別企画「京博寄託の名宝」のエピソードⅡだね。
前回の「虎ブログ」も楽しんでもらえたと思うけど、今日登場するのも選りすぐりの作品ばかりだよ。
トラりん:前回の「虎ブログ」を通して、特別企画「寄託の名宝」の素晴らしさや京博の名品ギャラリーのすごさを、たくさんのおともだちに知ってもらえたと思うリン♪
呉研究員:でも、こんなもんじゃないんだよね!
トラりん:そうだリンっ!!
それじゃ、今日も展示室にしゅっぱーつ☆
みんな:オーーーッ!!!!!
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・
トラりん:エピソードⅡでは、どんな作品のお話を聞かせてもらえるかな♪
宮川研究員:まずは、「国宝 金銅小野毛人墓誌(こんどうおののえみしぼし) 京都市左京区上高野出土(京都・崇道神社所蔵)」(3F-2)を紹介するね。
トラりん:むむっ☆
お墓に立ててある、お塔婆(とうば)みたいだね?
宮川研究員:お、トラりん、イイ線いってるね。
これは誰のお墓かわかるように、葬られた人のことを漢字で刻んでお墓に納めた「墓誌(ぼし)」だよ。
京都市左京区上高野にある崇道神社の裏山に築かれていた石棺墓(せっかんぼ)から、江戸時代の慶長年間(1596~1615)に出土したものなんだ。
銘文には名前や官位、埋葬した年が刻まれているよ。
葬られたのは小野毛人という人で、天武6年(677)に亡くなったということがわかるんだ。
トラりん:小野毛人...?
宮川研究員:小野毛人は遣隋使(けんずいし)で有名な小野妹子(おののいもこ)の子どもで、天武天皇(てんむてんのう)に仕えた人。
この作品はなんと大正時代から京都国立博物館に寄託されているんだ。
むかしから存在が知られていた文化財だったんだね。
トラりん:大正時代から?!!
京博との歴史がとっても深いね。
大切な文化財をこれからも守り、伝えていかなくては、と気持ちが引き締まるリンっ!
井並研究員:「国宝 伝平重盛(でん たいらのしげもり)像(右)・伝源頼朝(でん みなもとのよりとも)像(左)(京都・神護寺所蔵)」(2F-1)を紹介するよ。
トラりん:国宝展のときに紹介してくれた、有名な肖像画だリン☆
大きくて迫力があるけど、近づいてみると服の文様の細かい部分まで美しいよね♪
井並研究員:細かい表現というなら、顔の細部も見てほしいな。
トラりん:かお?
井並研究員:まつ毛や唇などが驚くべき技術で描かれているよ。
細密であるだけじゃなく、その質感も再現されているんだ。
トラりんが言うように全体としては大きくて迫力があるんだけど、同時に、他の作品ではなかなか見られないくらいの描きこみが見られることから、優れた肖像画として高い評価を受けているんだ。
トラりん:離れて見ても、近づいて見ても楽しめる、素晴らしい作品だリン♪
福士研究員:僕からはこれ!
「国宝 風神雷神図屏風(ふうじんらいじんずびょうぶ) 俵屋宗達(たわらやそうたつ)筆(京都・建仁寺所蔵)」(2F-5)だよ。
トラりん:ボクが生まれたときに開催していた「琳派展」以来の再会だリン!
何度見ても、素晴らしい作品だね♪
福士研究員:4年前の「琳派展」では三つの風神雷神図が並んでいたよね。
そして、2年前の国宝展でも展示されていたんだけど、あら!トラりんは見てなかったのかな~?(笑)
トラりん:ハッ!!!ち、ちがうリンっ!
国宝展でも、見た見た見た見た見た見た!!(あたふた)
ちょっと記憶をお部屋に忘れてきただけだリン...
福士研究員:でも、たしかに何度見ても素晴らしい作品だと思うよ。
風神と雷神は、その名のとおりそれぞれ風と雷をつかさどる神様だよ。
自然現象を神様の仕業とする考えは洋の東西を問わず古くからあって、その歴史はとっても長いんだ。
京都国立博物館のすぐそばにある三十三間堂にも、1001体の千手観音の前に風神と雷神のお像があるよね。
でも、風神と雷神だけを絵に描いているのはとってもめずらしいんだ。
力強く、そして今にも画面から飛び出してきそうな躍動感のある神様の表現が大きな見どころだと思うよ。
トラりん:「風神雷神図屛風」が有名すぎて、風神と雷神だけ描かれていることが珍しいという発想がなかったリン!
さすがは、有名画家たちを魅了した神様だリン☆
えっと、こちらを描いたのは...
福士研究員:画面に画家のサインやハンコはないけど、特徴的な描き方から俵屋宗達という人が描いたのは間違いない。
のちに尾形光琳や酒井抱一といった画家たちがこの絵をまねた作品を描いているし、みんなも一度はこの絵をどこかで見たことがあるんじゃないかな。
それくらい、多くの人の記憶に残るインパクトのある絵だし、400年後の世界にも影響を与え続けているというのは本当にすごいことだと思うよ。
トラりん:福士研究員のことばが心にしみたリン...
作品を通して「むかし」と「いま」が、つながるようだね☆
呉研究員:つづいて、「国宝 秋景・冬景山水図(しゅうけい・とうけいさんすいず)(京都・金地院所蔵)」(1F-2)を紹介するね。
トラりん:実際に行ってみたくなるような優しくて素晴らしい景色だリン♪
呉研究員:日本に伝わる中国絵画のなかでも、優美さでは一番といっていいくらいの山水図だよ。
日本では鎌倉時代にあたる中国の南宋時代の作品だけれども、北宋時代の終わりごろに芸術を愛する皇帝として知られた徽宗(きそう)皇帝が描いたと伝えられているんだ。
一見すると身分が高そうな男性の「高士(こうし)」に目がいくけれども、彼らの視線の先には何が見えるかな。
トラりん:うーん、小さすぎてよく分からないリン...
呉研究員:右側に掛かっている秋景幅には画面左側中央に2羽のツルが、左側の冬景幅には雪が積もる枯れ木の上に2匹のサルがいるよ。
みんなトラりんのおともだちだね。
どちらも鳴き声をあげているようで、2人の高士はともに山の中で聞いた動物の声に反応して視線を動かしたんだ。
トラりん:んー...あっ!
見つけたー☆
とってもかわいいリン♪
静かな山の中に、動物の鳴き声が響いたのかな☆
呉研究員:この山水図は、もともと室町時代に将軍として日本を治めていた足利家にあったよ。
もとは春と夏の幅もある4幅対の四季山水図で、為政者にふさわしい気品をたたえた絵画として大切にされていたんだ。
その後、将軍家からの贈り物として4幅は分けられて、この秋と冬の幅が最終的に南禅寺の塔頭(たっちゅう)である金地院に収まったよ。
ちなみに、夏の幅は江戸時代に山梨県の身延山久遠寺に奉納されたんだ。
トラりん:ぜんぶの季節が描かれている作品だったんだね!
ほかの季節はどのように描かれているのかも、気になるリン♪
永島研究員:私からは「重要文化財 竹秋草蒔絵文庫(たけあきくさえまきぶんこ)(京都・高台寺所蔵)」(1F-6)を紹介するね。
トラりん:美しくて大きいリン!
あ、竹も描かれているー♪
落ち着くー
永島研究員:稲妻みたいな線で二つの画面に分かれているよね。
金色の面には土坡、竹、筍、雲、黒い面には秋草が描かれているのが分かるかな?
こんな風に画面を二つに分けて、それぞれに全く違う文様を表わす技法を「片身替(かたみがわり)」と呼ぶよ。
この「片身替」は、染織品のデザインから影響を受けたといわれていて、近世の初めに流行したよ。
トラりん:一つの作品で二つの場面を楽しむことができるなんて、得した気分だリン♪
永島研究員:秋草が描かれている部分に注目してね。
この作品を所蔵している高台寺には、同じように黒い漆に秋草をあらわした厨子や調度類が多く伝わっているんだ。
だから、同じ様式のものは「高台寺蒔絵(こうだいじまきえ)」と通称されるようになったよ。
高台寺は豊臣秀吉とその正室・おねにゆかりの菩提寺だから、秀吉好みのデザインだったのかもしれないね。
トラりん:10月生まれだからか、ボクも秋草に魅力を感じるリン♪
福士研究員:トラりん、今回見た展示はどうだった?
トラりん:どれも素晴らしかったリン!!
こんなにたくさんの国宝、重要文化財をよく集めて展示できたね☆
研究員のみんなも、すごいリン!!
ありがとリン♪
井並研究員:トラりん、もう満足しちゃっていいの?
エピソードⅡではまだ終わらせないんでしょ?
しかも、会期中、金・土曜(9月7日(土)を除く)の夜間開館が21時まで(入館は20時半まで)延長されているし、9月2日(月)は月曜日だけど開館するから、より作品を楽しんでもらえるよ。
トラりん:そ、そうだった!!!
しかも、9月7日(土)は無料観覧日だリン☆
宮川研究員:国宝展は展示替えがあったけど、特別企画「寄託の名宝」では展示替えなしで「風神雷神図屛風」や「伝源頼朝像」を展示するよ。
まだまだ紹介できていないすごい作品が展示されているから、続きはエピソードⅢで!
みんな:つづくー☆
・
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おまけ☆
カリスマ販売員(トラりん):名品図録「京都国立博物館寄託の名宝―美を守り、美を伝える―」(税込1,800円)が販売中だよ!
特別企画「京博寄託の名宝」で展示されている作品も見ることができるから、ぜひ読んでほしいリン♪
今回は、日本語・英語に加えて、中国語・韓国語の解説もあるよ☆
留学生や海外のおともだちにも喜んでもらえそうだリン♪
\買うっきゃないない☆/
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ICOM京都大会開催記念 特別企画
京博寄託の名宝 ─美を守り、美を伝える─
■会期:2019(令和元)年8月14日(水) ~ 9月16日(月・祝)
※2019年9月7日(土)は無料観覧日
■会場:京都国立博物館 平成知新館
■休館日:月曜日
※2019年9月2日(月)、 9月16日(月・祝)は開館
■開館時間:
火~木・日曜日、9月7日(土): 9:30~17:00(入館は16:30まで)
金・土曜日(9月7日を除く): 9:30~21:00(入館は20:30まで)
■観覧料:
一般 520円(410円)
大学生 260円(210円)
※( )内は20名以上の団体料金。
※大学生の方は学生証をご提示ください。
※高校生以下および満18歳未満、満70歳以上の方は無料です(年齢のわかるものをご提示ください)。
※障害者手帳等(*)をご提示の方とその介護者1名は、観覧料が無料になります。
(*) 身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、戦傷病者手帳、被爆者健康手帳
※キャンパスメンバーズ(含教職員)は、学生証または教職員証をご提示いただくと無料になります。
\期間限定で3館(京博・京都文化博物館・京都国立近代)相互割引もあるリーン♪/
詳細は、相互割引のお知らせ―2019年9月1日(日)~7日(土)
■関連土曜講座
\9月14日開催☆/
講師は、永島研究員だよ☆
無料で楽しんでもらうことができるから(観覧券は必要だリン☆)、たくさんのおともだちに参加してもらえたらうれしいリン♪
〇9月14日(土)13:30~15:00
「モノから聞こえる物語 ―「唐鏡」はどこから来たのか―」
永島 明子(京都国立博物館 教育室長)
詳細はこちら
\いよいよ「ICOM京都大会」開催!/
京博でも関連イベントがたくさん行われるから、この機会にぜひ!なにとぞっ!!
〇2019年9月1日(日)~6日(金)
明治古都館特別公開
\ボクの切手と小型印ができたよー!/
〇2019年9月1日(日)~7日(土)
ICOM京都大会記念!切手販売、小型印押印
9月1日(日)、7日(土)は「ぽすみるく」りんが郵便配達の合間に遊びにきてくれるリン♪
〇2019年9月5日(木)~16日(月・祝)
ICOM京都大会開催記念 風神雷神図屏風(高精細複製品)特別展示
〇2019年9月6日(金)
ICOM京都大会 日米文化教育交流会議美術対話委員会シンポジウム
「日本美術における国際交流―課題と可能性」
〇2019年9月7日(土)
無料観覧日(※閉館は17:00<入館は16:30まで>)
〇2019年9月7日(土)
ICOM京都大会開催記念 KYOTO博物館子どもフォーラム
「文化財に親しむ授業スペシャル!」
2019年8月26日
こんにちリン!
トラりんだリン!
いま、静かに出番を待っているの...(小声)
京博で「トラりんといっしょ☆発見!化石ツアー」が開催されるから!!
ボクの名前が入った、冠イベント!!
たぶん、はじめてだよね☆
う!れ!し!い!
みんな、知ってた?
京博で、たくさんの化石を見ることができるって!!
京博の建築には、ドイツ産の石材「ジェライエロー」が多く使われているよ。
ジェライエローはジュラ紀の地層の石だから、アンモナイトやベレムナイト等の化石が京博でも観察できるんだって!
前にボクもお邪魔した「京都市青少年科学センター」りんから、心強い先生が来てくれたから紹介するリン☆
栗林先生♪
化石について、とってもわかりやすくお話ししてくれたよ!
長い年月を経て、むかしの生き物に会えるなんてロマンティックだリン☆
1番左がアンモナイト模型、その隣がサンゴ化石、真ん中がベレムナイト化石、右2つがアンモナイト化石なんだって♪
ボクもお手伝いしたリン☆
栗林先生のお話を聞いたあとは、ワークシート(京博スタッフが作ってくれたの!すごくかわいい!!)を使ってみんなで化石探しをしたよ☆
今回は、名品ギャラリーや特別展が開催される平成知新館で化石を探したリン!
平成知新館には、地下講堂前やグランドロビーなど、ジェライエローがたくさん使われているリン!(あと、涼しい♪)
ボクは...全然見つけられなかった!!!
\ないよーどこーえーん/
でも、おともだちが「トラりん、ここにあるよー」って教えてくれたから、ボクも化石を観察することができたリン♪
みんな、さすがボクよりお姉さん・お兄さんだリン☆
(トラりんは、今年の10月で4回目の1歳を迎えます/京博スタッフ談)
見える?
「化石ツアー」には、想像していたよりもたくさんのおともだちが応募して、参加してくれたよ!
みんなといっしょに化石を探すことができて、とっても楽しかったリン!
ありがとリン♪
抽選だから、残念ながら今回は参加できなかったおともだちもいるけど、また開催できたらうれしいリン♪
平成知新館以外にも、南門やカフェでも化石を見ることができるから、ぜひ京博で観察してみてね☆
\ただいま開催中☆/
ICOM京都大会開催記念 特別企画
京博寄託の名宝 ─美を守り、美を伝える─
■会期:2019(令和元)年8月14日(水) ~ 9月16日(月・祝)
※2019年9月7日(土)は無料観覧日
■会場:京都国立博物館 平成知新館
■休館日:月曜日
※2019年9月2日(月)、 9月16日(月・祝)は開館
■開館時間:
火~木・日曜日、9月7日(土): 9:30~17:00(入館は16:30まで)
金・土曜日(9月7日を除く): 9:30~21:00(入館は20:30まで)
■観覧料:
一般 520円(410円)
大学生 260円(210円)
※( )内は20名以上の団体料金。
※大学生の方は学生証をご提示ください。
※高校生以下および満18歳未満、満70歳以上の方は無料です(年齢のわかるものをご提示ください)。
※障害者手帳等(*)をご提示の方とその介護者1名は、観覧料が無料になります。
(*) 身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、戦傷病者手帳、被爆者健康手帳
※キャンパスメンバーズ(含教職員)は、学生証または教職員証をご提示いただくと無料になります。
\期間限定で3館(京博・京都文化博物館・京都国立近代)相互割引もあるリーン♪/
詳細は、相互割引のお知らせ―2019年9月1日(日)~7日(土)
■関連土曜講座
〇9月14日(土)13:30~15:00
「モノから聞こえる物語 ―「唐鏡」はどこから来たのか―」
永島 明子(京都国立博物館 教育室長)
詳細はこちら
2019年8月23日
こんにちリン!
トラりんだリン!
今日は、好評開催中の
ICOM京都大会開催記念 特別企画「京博寄託の名宝 ─美を守り、美を伝える─」を見に行くから気合たっぷりだリーン。
さっそく、いっしょに展示室に行ってくれる研究員のみんなを紹介するね♪
\降矢研究員!/
\森研究員!/
\淺湫研究員!/
\山川研究員!/
トラりん:なんと、今回の「虎ブログ」には4人の研究員が集まってくれたよ!
これだけでも、ボクたちの気合が伝わるでしょ☆
山川研究員:今年の9月に、日本で初となるICOM(アイコム)こと国際博物館会議の世界大会が京都の地で行われるよ。
それを記念した展覧会が、今回開催する「京博寄託の名宝」。
京博に収蔵される6200余件もの寄託品の中から、京博歴代1位の来場者数を記録した「国宝」展に勝るとも劣らない選りすぐりの名品を展示した特別企画なんだ。
トラりん:そうなの!それは名品ギャラリー(平常展示)の素晴らしさを知ってもらうチャンスだリンっ!!
淺湫研究員:トラりんは、名品ギャラリーにも素晴らしい作品がたくさん展示されているから、もっとたくさんのおともだちに知ってもらいたいってよく話しているもんね。
こんなにすごい展覧会が、観覧料520円(名品ギャラリー一般料金)!
みんなに楽しんでもらえたらうれしいね。
トラりん:うんっ!
みんなに感動をしっかり伝えられたらいいな♪
気合が入りすぎて、いつもよりたくさん朝ごはんを食べてきたリンっ!
それじゃあ、展示室にしゅっぱーつ☆
みんな:\オーッ☆/
・
・
・
トラりん:すごいリンっ!!
国宝や重要文化財が、ずらりと並んでいるリン!
どれもおすすめで、みんなも選ぶのが大変だと思うけど、どーん!と紹介しちゃってほしいリンっ☆
降矢研究員:僕からは「重要文化財 色絵蓮華香炉(いろえれんげこうろ) 伝野々村仁清作(京都・法金剛院所蔵)」(3F-1)を紹介するよ。
トラりん:色鮮やかでとっても美しいリン♪
蓮の花がちょこんと乗っていてかわいいね☆
降矢研究員:トラりん、いいところに目を付けたね。
蓋は蓮の葉、身の部分は蓮の実の形で、全体に蓮華をモチーフで仕上げたこの香炉は、京都市右京区の法金剛院に伝わってきたものだよ。
蓋上部の紐は先端に蓮の実をつけた金剛杵に仕上げられ、仏教的な意匠に仕上げられているんだ。
トラりん:美しいだけでなく、意味が込められているんだね!
降矢研究員:法金剛院やその周辺は、かつて花園という地名で呼ばれたんだ。
平安時代初め頃に、右大臣・清原夏野(782~837)の山荘が造られ、周辺に珍しい草花が植えられたことから花園とよばれるようになったといわれているよ。
平安時代末の大治5年(1130)には鳥羽天皇の中宮・待賢門院が寺名を法金剛院とし、西、南の御堂や寝殿、そして極楽浄土をあらわした庭園を造ったんだ。
現在は、夏頃に見事な蓮の花がみられることから、「蓮の寺」とも呼ばれているんだよ。
トラりん:作品の説明に加えて、今の時期にピッタリの京都情報だリン!
作品と、京都の歴史を重ねて楽しむのも素敵だよね♪
森研究員:つづいて、「重要文化財 竹石白鶴図屏風(ちくせきはっかくずびょうぶ) 狩野正信筆(京都・真珠庵所蔵)」(2F-3)を紹介するね。
トラりん:...えーと、誰だっけ?
森研究員:7月から新しく博物館の仲間にいれてもらった、森です。
中世絵画の担当で、水墨画など素敵な作品の数々を皆さんにご覧いただきたいと思います。
ということで、トラりんしっかり覚えてね。
トラりん:うんっ!
森研究員、どうぞよろしくリン♪
こちらの作品...鶴りんの羽や足がすごく丁寧に描かれていて、まるで生きているかのように美しいね♪
水墨画の鶴、親近感だリン。
森研究員:この屏風は500年以上前、室町時代の人がかいた水墨画だよ。
絵の左手が竹やぶや森になっていて、その前に鶴が1羽。
きっとエサを探しているんだろうね。
遠くに山がみえて、右手には湖だろうか、水面が広がっている。
おそらくもとは左右セットの屏風で、左側だけが残ったんだと思う。
なくなってしまったもう片方には、何がかいてあったんだろうね。
鳥や植物の種類や季節も考えながら、想像してほしいな。
トラりん:神秘的な作品だリン...
森研究員:もうひとつ。
画家のサインやハンコはないけれど、筆の使い方や構図の特徴から、狩野正信という画家の作品と考えられているんだ。
正信の子どもが元信。
親子で協力して打ち立てた狩野派は、その後400年にわたって日本の画家の中心になるよ。
この屏風は、そんな狩野派の初期の代表作で、日本の絵画の歴史にとってとても大事な作品の一つなんだ。
トラりん:日本の画家の中心?!
すごいリン!!
歴史的にも意味のある作品なんだね☆
淺湫研究員:トラりん、つぎはこちらの「国宝 五智如来坐像(ごちにょらいざぞう)(京都・安祥寺所蔵)」(1F-1)を紹介するよ。
トラりん:「五智如来坐像」!
わーいっ♪再会だリン☆
あれ?でも前に会ったときは国宝ではなかったよね?
淺湫研究員:トラりん、よく気付いたね。
日本で最古の五智如来で、9世紀にさかのぼるものとしては現存唯一の作品なので、それが評価されて今年国宝に指定されることになったんだよ。
トラりん:五智如来坐像が素晴らしいことは変わらないけど、国宝になったと聞くとうれしいリン♪
淺湫研究員:これをつたえる安祥寺は、中国に留学した有名な8人の僧のひとり恵運がひらいたんだ
そしてその創建には文徳天皇のお母さんである、藤原順子(ふじわらののぶこ/じゅんし)がおおきな役割をはたしているんだよ
大日如来の顔をよくみるとなんとなく女性的な顔をしていると思わないかい。
もしかしたら藤原順子の姿がモデルになっているのかもしれないよ。
トラりん:言われてみると女性に見えるリン...
やわらかくて、とっても優しい雰囲気だもんね☆
山川研究員:つぎは、こちらの「重要文化財 束熨斗文様振袖(たばねのしもんようふりそで)(友禅史会所蔵)」(1F-4)を紹介するよ。
トラりん:色鮮やかでキラキラしていて、とっても豪華だリン!
山川研究員:華やかでしょう!
このリボンみたいなきれいな紐は「熨斗(のし)」って言って、日本の伝統的な贈りものに添える飾りなんだよ。
ひと筋ずつ、いろいろな文様と色で飾られていて、その技法もさまざま。
たとえばこの牡丹は友禅染(ゆうぜんぞめ)、こっちの鶴は刺繡(ししゅう)、こっちの金色の小さな藤の花の繰り返し文様は摺箔(すりはく)って言って、型で置いた糊に金箔を貼り付ける技法なの。
たくさんの職人さんの手を経てつくられていることが分かるよね。
トラりん:たくさんの方法で彩られた着物なんだね!
丁寧に作られたことがよくわかるリン☆
山川研究員:紅地の振袖は若い女性の晴着だから、「熨斗をつけて娘を嫁ぎ先へ送り出す」っていう洒落になっていて、婚礼衣裳として製作されたと考えられているんだよ。
トラりん:しゃれ?!
素敵なお着物にユーモアが足されているなんて、むかしのひとはハイセンスだリン☆
トラりん:みんな、ごめリン。
名品ギャラリーの素晴らしさはもちろん知っていたけど、さすがに「国宝展レベル」という部分は疑っていたリン...
でも、本当にすごかったっっ!!!
名品ギャラリーもすごいんだリン!!!(念押し)
「京博寄託の名宝」で、より文化財に広く親しんでもらえたらボクはとっっってもうれしいリン♪
森研究員:トラりんの想いが届いて、名品ギャラリーもたくさんのおともだちに楽しんでもらえたらいいね。
降矢研究員:でも、トラりん。
この流れはあれでしょ?
エピソードⅡに...
トラりん:もちろん続くリン!!
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おまけ☆
森研究員:トラりん!
京博の寄託品の中から、名品を集めた図録が完成したよ!
「京都国立博物館寄託の名宝 ─美を守り、美を伝える」!!
トラりん:展示とあわせると、楽しみ倍増だリン!
盛りだくさんの内容で、なんと 税込1,800円!
こんなに豪華で、いいのかな...?
2人:こ、これはもう...
\買うしかないネ☆/
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ICOM京都大会開催記念 特別企画
京博寄託の名宝 ─美を守り、美を伝える─
■会期:2019(令和元)年8月14日(水) ~ 9月16日(月・祝)
※2019年9月7日(土)は無料観覧日
■会場:京都国立博物館 平成知新館
■休館日:月曜日
※2019年9月2日(月)、 9月16日(月・祝)は開館
■開館時間:
火~木・日曜日、9月7日(土): 9:30~17:00(入館は16:30まで)
金・土曜日(9月7日を除く): 9:30~21:00(入館は20:30まで)
■観覧料:
一般 520円(410円)
大学生 260円(210円)
※( )内は20名以上の団体料金。
※大学生の方は学生証をご提示ください。
※高校生以下および満18歳未満、満70歳以上の方は無料です(年齢のわかるものをご提示ください)。
※障害者手帳等(*)をご提示の方とその介護者1名は、観覧料が無料になります。
(*) 身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、戦傷病者手帳、被爆者健康手帳
※キャンパスメンバーズ(含教職員)は、学生証または教職員証をご提示いただくと無料になります。
\期間限定で3館(京博・京都文化博物館・京都国立近代)相互割引もあるリーン♪/
詳細は、相互割引のお知らせ―2019年9月1日(日)~7日(土)
■関連土曜講座
\8月24日開催☆土曜講座/
講師は、大きい動物が苦手(ボク含む)な呉研究員だリン♪
あー呉研究員に好きになってもらい隊...
〇8月24日(土)13:30~15:00
「寄託制度と博物館」
呉 孟晋(京都国立博物館 主任研究員)
〇9月14日(土)13:30~15:00
「モノから聞こえる物語 ―「唐鏡」はどこから来たのか―」
永島 明子(京都国立博物館 教育室長)
詳細はこちら
2019年8月 9日
こんにちリン!
トラりんだリン!
クイズー!
ボクはどこにお邪魔したでしょーかっ♪
・
・
・
正解は、京都市左京区「京都市動物園」りん!!
(タイトルで丸わかりだと思うけど☆)
お写真を見ても伝わるように、ボクの登場時間にピンポイントでどしゃぶりだったけどそんなの気にならないよね!
うん!気にならない!!(自分に言い聞かせる)
だって...
トラりん、はじめての動物園☆。・(キラキラキラ)
今回、どうしてボクがお邪魔したかというと。
ほらっ!ボクって、トラじゃない!!
そんなボクにぴったりのイベント、「世界〇〇の日~トラ~」が開催されたからだリン♪
アムールトラの「オク」りんの前で行われた、ガイドツアーに参加したよ☆
はじめて会う「あのタイプ」のトラ...
オクりんにとっても、ボクのような「すいぼくがタイプ」のトラははじめてだろうから、びっくりさせてしまわないかなぁ...
なかよくなれるかなぁ...
ドキドキドキ...
\すぐに、おともだちになれた☆/
トラが描かれた作品は京博でたくさん見てきたけど、やっぱりかっこいいリンっ!!!!!!!!
オクりんは、アムールトラという種類のトラ。
みんなは、アムール川って知っている?
アムールトラは、ロシアのアムール川の周りに住んでいるんだって♪
涼しそうだリン☆
岡部りん(トラ担当):柵の向こうですりすりしているから、トラりんのことをおともだちだと思っているよ。
トラのプロが!!
言ってくれたリン!!!
ボクが「よろしくリン♪」とお辞儀をしたら、オクりんもお辞儀をしてくれたよ。
\ぺこリン☆/
もぉぉぉおおお感動っ!!!!!!!!
コンビ組もうかな☆
こんなになかよしになれるなんて、うれしすぎて雨にまじってコッソリ涙が出ちゃった...(うるリン)
むかしの日本にトラはいなかったから、ボクを描いた尾形光琳も想像でトラを描いたと言われているよ。
じっさいに会うことができる「京都市動物園」りんは、すごいところだリン!!
ありがとリン♪
「京都市動物園」りんには、ほかにもいろいろな種類の動物たちが住んでいたよ。
雨でご挨拶に行ける場所が限られてしまったけど、会えたおともだちをボクの後頭部とともに紹介するね!
「キリン」りん☆
こんなに大きいなんて知らなかった!!
でも...
かわいいおめめだリン☆
「フラミンゴ」りん☆
知らなかった!たくさん種類がいるんだね!!
みんな、なかよしだリン♪
京博では8月12日(月・休)まで、特集展示「赤ってじつはどんな色?」を開催しているから、ついつい美しい赤に目がいってしまうリン♪(カリスマPR大使)
あれ?
お洋服を着ている「フラミンゴ」りんもいるんだね☆
まさか、あれがフラミンゴ界のボス...?!
(※職員さんです。申し訳ございません.../京博スタッフ談)
「ミーアキャット」りん☆
近くに来てくれたよ!
お名前に「キャット」って入っているけど、マングースの仲間らしいリン♪
ごはん見つけたっっ!!!!!!!!
でも、これは「ミーアキャット」りんのだから食べちゃだめなんだって...
お腹空いたリン...(ショボン)
「シマウマ」りん☆
白黒のシマシマということは、もしや「シマウマ」りんって...
「すいぼくがタイプ」かな?!!
「カバ」りん☆
後ろ向きだったみたいで、お顔が見られなくて残念...
でも、ボクとおなじでおしりもかわいいリン!
お水の中、涼しそうだね♪
はじめてお邪魔した「京都市動物園」りんでは、たくさんの動物とおともだちになれて、とっても貴重な体験ができたよ!
出身地のちがう動物や、動物の生活を見てまわることができるなんてすごいよね♪
動物園でしか会えない動物が、たくさんいるリン☆
2020年3月31日までは、ケープハイラックス「チィ」りんが特任園長をしているから、みんなもぜひ遊びに行ってみてね♪
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\ありがとリン♪/
京都市動物園
京都市左京区岡崎法勝寺町 岡崎公園内
\京博の展示室にも動物がいっぱい♪/
8月12日(月・休)までの名品ギャラリーには、動物が描かれた作品がたくさん展示されているリン!
2F-3:中世絵画展示室「描かれた動物たち」
会場:京都国立博物館 平成知新館2F-3
2F-4:近世絵画展示室「没後220年 長沢芦雪」
会場:京都国立博物館 平成知新館2F-4
そういえば、京博から電車でスィーの距離にある、奈良国立博物館でも
わくわくびじゅつギャラリー「いのりの世界のどうぶつえん」が開催中だよ!
会場:奈良国立博物館 東新館
会期:2019年7月13日(土)~9月8日(日)
2019年8月 2日
こんにちリン!
トラりんだリン!
いま、ボクのおうちの京博では、特集展示「新収品展」、特集展示「赤ってじつはどんな色?」を開催しているけど...
知っている?
京博から電車でスィーの距離にある、奈良国立博物館では、わくわくびじゅつギャラリー「いのりの世界のどうぶつえん」が開催中だよ!
え、聞こえなかったって?!
わくわくびじゅつギャラリー「いのりの世界のどうぶつえん」だよ!!(確信犯)
\おわかりいただけただろうか/
「どうぶつ→虎→トラりん」
ということで、奈良博から「トラりんに応援に来てほしい」って言ってもらえたリン!!
とってもうれしいリンンンンン♪
展示の内容を読んでみると...
「仏教美術を始めとする祈りの美術に表された動物たちが大集合。
お子様から大人の方まで、多彩な動物たちの姿をお楽しみ下さい。」
ふむふむ...
わくわくっ!!
きっと、どうぶつのかわいい作品や、かっこいい作品(虎とか、虎とか、虎とか)がたくさん集まっているに違いないリン!
腕がなるリンっ☆
↓
↓
↓
結果
顔出しパネルで爆笑するボク。
\ぷぷぷぷぷーーーっ☆/
奈良博のお庭を楽しむボク。
\どしゃぶりなんですけど/
シカりんにシカトされた結果、現実逃避をするボク。
\鹿せんべいだよ~~/
あれ、全然おしごとしていない。
いやいやいやいやいやいや!!!!!
そんなことないリン!
ちゃんとやっているときもあったリン!!
わくわくびじゅつギャラリー「いのりの世界のどうぶつえん」会期中、奈良国立博物館と平城宮跡資料館をつなぐ、無料シャトルバスを運行しているんだって☆
奈良の名所を無料で巡ることができるなんて、お得!!
(電車でスィーの距離にある京博も、よろしくどーぞ☆)
あとは、掲示されているポスターのチェックをしたり♪
\京博のポスターがないなんて、怒るでしかし/
今回もミュージアムショップの「一瞬店長」をしたよ♪
\まいどっ/
「どうぶつ→虎→トラりん」の期待に応えられたリンっ☆(自己評価)
仏教美術の中から、動物や想像上の生き物の作品を集めた、わくわくびじゅつギャラリー「いのりの世界のどうぶつえん」☆
「どうぶつたち」はなぜ、仏や神の世界によく登場するのか...その秘密に迫っているリン!
会場には、ちいさなおともだちからおおきなおともだちまで楽しんでもらえるよう様々な工夫がされているから、ぜひ夏休みに博物館を楽しんでほしいリン♪
え、聞こえなかったって?
奈良国立博物館で開催中の、わくわくびじゅつギャラリー「いのりの世界のどうぶつえん」だリン☆(確信犯)
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わくわくびじゅつギャラリー「いのりの世界のどうぶつえん」
会場:奈良国立博物館 東新館
会期:2019年7月13日(土)~9月8日(日)
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京博でも、ワークシートを使って楽しんでもらえる展示を開催中だよ♪
京都・奈良は電車でスィーの距離だから、京博でも待っているリーン!
特集展示 新収品展
■会期: 2019(令和元)年7月2日(火) ~ 8月4日(日)
■会場:京都国立博物館 平成知新館1F-3~6
特集展示 赤ってじつはどんな色?
■会期: 2019(令和元)年7月2日(火) ~ 8月12日(月・休)
■会場:京都国立博物館 平成知新館1F-2
<共通情報>
■交通:JR、近鉄、京阪電車、阪急電車、市バス
■休館日:月曜日
※2019年7月15日(月・祝)、8月12日(月・休)は開館し、それぞれの翌日を休館
■開館時間:
火~木・日曜日:9:30~18:00(入館は17:30まで)
金・土曜日:9:30~21:00(入館は20:30まで)
■観覧料:
一般 520円(410円)
大学生 260円(210円)
※( )内は20名以上の団体料金。
※大学生の方は学生証をご提示ください。
※高校生以下および満18歳未満、満70歳以上の方は無料です(年齢のわかるものをご提示ください)。
※障害者手帳等(*)をご提示の方とその介護者1名は、観覧料が無料になります。
(*) 身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、戦傷病者手帳、被爆者健康手帳
※キャンパスメンバーズ(含教職員)は、学生証または教職員証をご提示いただくと無料になります。
■関連イベント
〇2019年8月4日(日) ギャラリートーク
お子さま向けのギャラリートークです。研究員と一緒にお話ししながら鑑賞しましょう。
時 間:①10:30~11:00、②14:00~14:30
定 員:各回先着20名
推奨年齢:小学校高学年~中学生
講 師:安部 真里奈(京都国立博物館 研究員)
料 金:無料(ただし、当日の観覧券等が必要)
参加方法:当日受付(開始5分前までに、平成知新館1Fグランドロビーに集合)
■関連土曜講座
〇8月3日(土)13:30~15:00
特集展示「新収品展」関連講座
「海を渡った扇―橋本雅邦最後の大仕事―」
福士 雄也(京都国立博物館 研究員)
詳細はこちら
受け継がれる新Tシャツ―平成から令和へ―