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2019年2月26日
こんにちリン!
トラりんだリン!
みんなー!
今年も、毎年恒例の展示がはじまったよー♪
特集展示「雛まつりと人形」☆
みんなも待っていてくれたでしょっ♪
ボクも、とっても楽しみにしていたリン!
毎年「虎ブログ」でも紹介している「雛まつりと人形」だけど、第1回目の開催は大正15年(1926年)なんだって!
なんと、93年前!!
とっても歴史のある展示だリン☆
山川研究員:トラりん、今年もはじまったね。
毎年楽しみにしてもらえて、とってもうれしいよ。
トラりん:山川研究員♪
今年の特集展示「雛まつりと人形」もよろしくリン♪
こんなに長く続いているって、すごいよね!
楽しみにしているおともだちが、たくさんいるリン!
今回はどんな人形を見られるのかなぁ☆(わくわく♪)
山川研究員:今年は「御殿飾りのお雛さま」を中心に紹介するね。
去年は展示室の都合で飾れなかったから・・・
江戸時代には、京都の大きな商家にお嬢さんが産まれると、初節供に合わせて御殿飾りのお雛さまを用意したんだよ。
トラりん:その風習が、ちょっと前までは続いていたんだね☆
ボクは「おとこのこ」だけど、毎年こうして展示室で見られるからうれしいリン♪
2019年の「雛まつりと人形」、いってみよーう!
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山川研究員:まずは、「御殿飾り雛(ごてんかざりびな)(横山経治氏寄贈・京都国立博物館所蔵)」だよ。
トラりん:強パンチだリン!!
迫力があるねー!!!
山川研究員:立派な御殿が素敵でしょ!
御簾(みす)の奥に、お内裏さまとお雛さまが座っているよね。
トラりん:え、ここからここまででひとつの作品?
立っ派っっ!!!!!
人形だけじゃなく、いろんなパーツが合わさって、ひとつの作品を完成させていることを感じるリン!
でもこれって、展示の仕方によって見え方が変わるんだろうね。
山川研究員、すごいリン!
なんだか、物語の1コマを見ているようだよ♪
山川研究員:物語の1コマ!
トラりん、うまいこと言うなぁ。
トラりん:こんなに素晴らしい雛人形は、絶対に見たいリン!
それに、人形たちもたくさんのひとに見てもらえたほうが、きっとうれしいはずだリン♪
山川研究員:いま広く知られている飾り方は段飾りだよね。
七段、五段、三段と段の数はいろいろあるけど、一番上に金屏風を背にしたお内裏さまとお雛さま、二段目に三人官女、その下に五人囃子があって、さらに下には、右大臣左大臣、仕丁、雛道具・・・とたくさん飾るのが一般的だよね。
この豪華な「段飾り」は、江戸時代の終わり、華やかな武家の雛飾りにならって、江戸(現在の東京)で完成したと言われているよ。
トラりん:段飾りは知っているリン♪
おかし売り場の雛あられの横に、小さい飾りが置かれていたりするよね☆
山川研究員:雛あられ!
さすがトラりん! (食いしん坊)
行事のお菓子もちゃんとチェックしてるね。
江戸では、町人の女子が武家の奥向きに奉公することがあってね、雛の節供には、町人の女子の近親者も屋敷の雛飾りを拝見することが許されたんだって。
大名家では、雛人形と一緒に、姫君の婚礼道具と文様も製作技法もまったく同じで、婚礼道具のミニチュアともいえる豪華な雛道具がたくさん飾られていたの。
それが江戸の町人に影響を与え、「段飾り」が完成したと考えられているんだ。
トラりん:これまで見た雛人形の中にも、製作された時代や地域によって感じが違う作品があったもんね。
むかしの京都は、段飾りじゃなかったの?
山川研究員:上方(現在の関西地方)では「御殿飾り」、つまり、内裏雛が住まう御殿を最上段に置くのが一般的だったよ。
雛段は二段程度、豪華な雛道具は少なく、江戸ではまず見られないおくどさん(台所)や調理道具が加えられたんだ。
残念ながら、現代ではこの飾り方はほとんど見られなくなってしまったね。
トラりん:ごはん...たいへん興味深いリン!!
豪華な雛飾りとはイメージが違うけど、どんな意味があるんだろう...
山川研究員:江戸時代の終わりに上方に生まれ、後に江戸で暮らした喜田川守貞の『守貞漫稿(もりさだまんこう)』っていう随筆によると、上方の雛飾りは江戸よりも質素で洗練されていないように見えるけれど、これは女子に家事を習わせるためだ、と記されているよ。
こんなところにも、実質的と言われる上方の教育方針が見え隠れするようだね。
トラりん:うーん...うーん...
山川研究員:トラりん、どうしたの?
お腹が空いたの?
トラりん:いや、どんだけ食いしん坊のイメージだリン。
去年の「虎ブログ」で山川研究員が、「かくしテーマ」があるっていうお話をしてくれたから、今年の「かくしテーマ」はなんだろうって、考えているリン!
なにかなぁ...
ビーフかなぁ...フィッシュかなぁ...
山川研究員:やっぱり、お腹空いてるよね?
ズバリ!
今年は「かくしテーマ」はありません!
ひと目で分かるテーマをご用意しました!
それが「からくり人形」。
トラりん:からくり人形?
山川研究員:人形に動く仕掛けを組み込んだ人形のことだよ。
からくり人形は江戸時代のハイテクノロジーの結晶で、動力には、水銀、砂、ゼンマイなどが用いられているんだ。
寛政八年(1796年)には、内部の構造を詳述した「機巧図彙(からくりずい)」という本も出版されているよ。
トラりん:見たいリン!見たいリン!
からくり人形、どこどこー?!
山川研究員:こちらです!
トラりん:わー!
ぜんぶ、からくり人形?
山川研究員:そうだよ。
たくさんあるから、「虎ブログ」では、その一部を紹介するね。
「からくり人形 大黒春駒(だいこくはるこま)入江波光コレクション(京都国立博物館所蔵)」から見てみよう。
トラりん:春駒ってなに?
山川研究員:張り子なんかで作った馬の頭を竹の棒につけて、それにまたがって遊ぶおもちゃを春駒というよ。
この春駒を手に歌い踊る芸能は、獅子舞と同じように正月の門付け芸だったんだ。
トラりん:本当だ☆
かわいいお馬さんの顔を見つけたリン♪
でも、どんな仕掛けが隠されているの?
山川研究員:右側に手回しハンドルみたいな部品があるでしょ。
これをぐるぐる回すと中に仕組まれたゼンマイとつながっている人形が動く仕掛けになっているよ。
人形の手や足が動いて、楽器を弾いたり、踊ったりするの。
トラりん:見ているだけでも可愛いけど、動いている姿も見てみたいリン☆
山川研究員:そうだよね、ゼンマイを巻くことができればいいんだけれど...
鯨のひげを渦巻状に巻いたゼンマイだから、長い年月で固くなってしまっていて。
回すと壊れてしまうかもしれないから、動かしてみるのは難しいなぁ。
トラりん:そうなんだね...
残念だけど、動きを想像したり、むかしのひとたちがどのように楽しんだかを考えるのも風情があるリン♪
あっ!
こっちにはかわいい鳥りんがいるし、あっちには、ちいさいねずみりんもいるよ☆
京博の展示室が、可愛い動物で賑やか...あーーっ!!!
山川研究いーーん!!!
山川研究ぅぅううぃいいいいいーーーーーん!!!!!
山川研究員:どうしたの、トラりん!
急に慌てて。
トラりん:て、て、て、展示ケースの中に蜘蛛りんがいるリン!!
大変だ!!
文化財を守らなくちゃぁぁあああ!!!
山川研究員:なぁんだ。大丈夫だよ!
この作品は、「からくり人形 土蜘蛛(つちぐも)入江波光コレクション(京都国立博物館所蔵)」。
トラりん:えっ?
山川研究員:源頼光が土蜘蛛を退治する、能曲「土蜘蛛」を主題にしたからくりだよ。
右側の手回しハンドルを回すとゼンマイが巻かれて、松にかかった糸をつたって蜘蛛が上下する仕掛けなんだ。
トラりん:蜘蛛りんも、からくり人形の一部だったのかぁ!
安心したリン...ほっ=3
からくり人形って、いろいろな種類の仕掛けがあるんだね☆
とっても可愛い人形におもしろい仕掛けが隠されているから、あとは京博の展示室で見てほしいリン♪
山川研究員:さすが、カリスマPR大使。
自分の目で見ると、いろいろな発見があるよね。
今年は、ふたつ並んだ御殿飾り雛に注目です!
いずれも京都の旧家に伝来した作品で、天保十四年、十五年と、一年違いの製作。
ふたつを並べて展示するのは初めてだから、見比べてみてほしいなぁ。
江戸時代の上方の雛まつりにタイムスリップできるかも。
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特集展示「雛まつりと人形」のリーフレットは、こちらからも見ることができるリン♪
展示とあわせて、チェックしてね☆
特集展示「雛まつりと人形」リーフレット(PDF版)
特集展示 雛まつりと人形
■会期:2019年2月13日(水)~ 3月17日(日)
■会場:京都国立博物館 平成知新館1F-2
■交通:JR、近鉄、京阪電車、阪急電車、市バス
■休館日:
月曜日
※ただし、月曜日が祝日・休日となる場合は開館し、翌火曜日を休館とします。
■開館時間:
火~木・日曜日:午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
金・土曜日:午前9時30分~午後8時(入館は午後7時30分まで)
■観覧料:
一般 520円(410円)
大学生 260円(210円)
高校生以下および満18歳未満、満70歳以上の方は無料です(年齢のわかるものをご提示ください)。
※( )内は20名以上の団体料金。
※大学生の方は学生証をご提示ください。
※障害者手帳等(*)をご提示の方とその介護者1名は、観覧料が無料になります。
(*) 身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、戦傷病者手帳、被爆者健康手帳
※キャンパスメンバーズは、学生証または教職員証をご提示いただくと無料になります。
■関連土曜講座:
3月2日(土)午後1時30分~午後3時
「雛御殿―雛人形の暮らす館―」
詳細はこちら
過去の虎ブログはこちら☆
2018年 特集展示「雛まつりと人形」を見に行くリン♪
2017年 特集陳列「雛まつりと人形」を見に行くリン♪
2016年 もうすぐ春だリン!?
2019年2月22日
こんにちリン!
トラりんだリン!
みんな、前回の「虎ブログ」、特別企画「中国近代絵画の巨匠 斉白石」を見に行くリン♪エピソードⅠを楽しんでもらえたかな☆
今日も、呉研究員からここに来るように言われたリン!
展示作品の数も多いようだし、今日はどんなお話を聞かせてもらえるのかなぁ♪
呉研究員は、「来ればわかるから」って言っていたけど...
ひとりじゃ、わかるわけないリン=3
呉研究員、早く来ないかなぁー☆ふんふふんふ♪(はなうた)
植松研究員:トラりん、はじめまして。
トラりん:ビクッ!!!!!
植松研究員:・・・・・・
トラりん:??????
植松研究員:・・・・・・
トラりん:え、どちら様?
植松研究員:呉研究員に呼ばれて東博から来た植松です。
トラりん:東博?
トーハクくんとユリノキちゃんがいる、「あの」東博?
植松研究員:うん、その「東博」だよ。
トラりん:じゃあ、トーハクくんが腰に下げている袋には何が入っている?
植松研究員:クッキー。
トラりん:ユリノキちゃんの洋服の色は?
植松研究員:ピンク。
トラりん:ほ...本物のようだリン!!!
植松研究員:東京国立博物館で中国絵画を担当する学芸員だよ。
学生のときにアクの強さに惹かれて、中国の絵画が好きになったの。
生まれも育ちの花のお江戸だけど、しばらく鹿さんのいる奈良で働いたこともあるから、関西は懐かしいな。
ちなみに、この展覧会は去年の秋にトーハクでも開催したんだよ。
トラりん:トーハクでも?!!
植松研究員:去年は、日本と中国がお互いに仲良くしましょうというお約束の「日中平和友好条約」を結んでからちょうど40年だったんだ。
これを記念して中国で一番有名な「かわいい」水墨画が日本にやってきたわけ。
日本と中国が仲良くなった40年ちょっと前の1972年には、トーハクのおとなりの上野動物園にジャイアントパンダのカンカンとランランが来たから、今回も「かわいい」つながりだね。
東京をはじめとする関東の人たちはもちろん、日本に旅行に来た中国の人たちもたくさん見に来てくれたよ。
トラりん:日中平和友好条約締結から40年というのは、今回の日中平和友好条約締結40周年記念特別企画「中国近代絵画の巨匠 斉白石」という展示タイトルの中にも出てくるよね☆
ボクも中国絵画に興味があるから、日本と中国の交流が増えてとってもうれしいリン♪
京博でも、たくさんのおともだちに展示を楽しんでもらえるといいなぁ♪
植松研究員:そうなるといいよね。
それじゃあ、早速展示室へ作品を見に行こうか。
トラりん:えっ?!
で、でも...ボクは、ここで呉研究員と約束しているし...
京博のみんなから、知らないひとにはついていっちゃだめって言われているし...
植松研究員:あれ?
トラりんの足元になにやらメモが、置いてあるよ。
トラりん:え?メモ?
なんだろう?
ガサガサガサ......
植松研究員:じゃ、行こうか。
トラりん:え・・・・・・
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植松研究員:はじめに、トラりんといっしょに見たい作品は、こちらだよ。
「桃花源図(とうかげんず) 斉白石筆(北京画院所蔵)」(通期展示)。
トラりん:桃の花のピンクがかわいいけど、山の色ともマッチしていて全体的にとってもおしゃれな色づかいだね!
中国には行ったことがないけど、BGM付きで脳内に景色が広がるリン☆
あっ!お家があるね!
人はいないみたいだけど、誰か住んでいるのかなぁ...?
植松研究員:陶淵明(とうえんめい)という中国で有名な詩人が詠んだ、理想郷を描いた絵だよ。
桃の花が咲き乱れ、そこに住む人はみんな仲良し。
詩に詠まれているように、ここに迷い込んだ漁夫を描かないのは、理想郷に住む人たちを邪魔したくないからと、作者の斉白石は画面右上に墨で書きこまれた文章で言っているよ。
こういうところが斉白石の面白いところだね。
トラりん:斉白石の理想郷の住人たちへの気遣いが、そのまま絵に表れているんだね☆
植松研究員:続いては、「和平図(わへいず) 斉白石筆(北京画院所蔵)」(通期展示)。
トラりん:この鳥は...鳩?
これまで見た斉白石の作品名は「梅」や、「鷹」と入っていて、タイトルを見てなにが描かれているのかわかるものが多かったよね。
この作品には、「鳥」や「鳩」という文字は入っていないけど...「和平」ってなんだろう?
あ、鳩じゃなくて、これがこの鳥の名前なのかな?!
植松研究員:「和平」は中国語で「平和」のことだよ。
中国でも「平和」の象徴といえば鳩なんだ。
斉白石は、晩年にあたる1950年代に「平和の鳩」という画題をよく描いているんだ。
「ラストエンペラー」で知られる清朝の崩壊から日中戦争まで、人生の大半を戦乱の中に過ごした白石にとって、ようやく訪れた平穏な暮らしは、ものすごく尊いものであったことが伝わってくる作品だよね。
トラりん:人生の大半を戦乱の中で...
ボクも、平和であることを感謝して生きるリン!
ことばを使わなくとも、斉白石は絵でたくさんのことを教えてくれるんだね。
「日中平和友好条約締結40周年記念特別企画」にぴったりだリン☆
植松研究員:最後は、「「吾狐也(われこなり)」白文印(はくぶんいん)(北京画院所蔵)」(通期展示)。
トラりん:ん?!
ハンコ?
斉白石は絵を描く以外に、ハンコも作っていたの?
うーん、なんて書いてあるんだろう...
植松研究員:「吾狐也(われこなり)」、つまり「私はキツネです」という意味。
キツネは小心者で疑い深い動物だよね。
この印を彫った1936年は動乱が続いていて、不安におびえながら日々を過ごしている状況を茶化して、自らの性格を卑下して言っているんだ。
トラりん:それを、なぜハンコで...
植松研究員:印を刻むことは、中国の文人たちの間では書画と同等の芸術とされていたよ。
小さな印面に自分の技術や知識、想いを盛り込んで表現したんだ。
あえて自分の弱さをみんなに知らせているのかな。
斉白石の飾らない人柄が感じられるね。
トラりん:こちらの紙は、なにが彫られているのかわかりやすいようにおしてくれているんだね☆
上はハンコの部分だと思うけど...下はなに?
ふたつでひとつのような形だけど...
ハッ!秘密の暗号的な使われ方をするのかな?!
植松研究員:これは、「側款(そっかん)」の拓本だよ。
印の側面に彫った文字を読みやすくするために、墨をつけて拓本をとったものなんだ。
斉白石が印を彫った時の心境などを刻んでいるよ。
実はさっきの「なぜこの文字を彫ったか」の説明は、この文章を読み解いたもの。
小さな石の面に彫刻刀でこつこつと文字を刻んでいくのは、絵を描くときとまた違った楽しみがあるだろうね。
小さな印だけど、作者の思いがぎゅっと詰まっているんだね。
トラりん:ぎゅっと!!
なんだかドラマチックだリン!
植松研究員:中国の芸術家は、西洋や近代の日本の芸術家のように、絵なら絵、彫刻なら彫刻、書なら書というようにひとつのことだけを専門にして突き詰めたわけではないんだよ。
斉白石はもちろん絵画が得意だったけれども、その時どきの心境で、絵画だけでなく詩文、書法、印章と自由自在に使い分けて、自分が感じたことを表現したんだね。
トラりん:そうなの?!!
どうりで、いろいろな作品が展示されているわけだリン!
なんでもオールマイティにこなす中国の芸術家は、すごいリン!!
植松研究員、今日は本当にありがとリン♪
はじめに、怪しいひとだと思ってしまって、ごめリン...
植松研究員:こちらこそ、トラりんと展示を見られてうれしかったよ。
2月24日(日)まで、東博では中国の唐時代の有名な書家・顔真卿(がんしんけい)の展覧会を開いているんだ。
特別展「顔真卿 王羲之を超えた名筆」
京都でかわいい水墨画を見て、東京で心を震わせるようなすばらしい書の名宝を見てほしいな。
みんな、ぜひ東博にも遊びに来てね。
トラりん:ボクも、東博の展示を見てみたいな☆
東博のみんなにもよろしくリン♪
植松研究員のおかげで、特別企画「中国近代絵画の巨匠 斉白石」を、ますますみんなに楽しんでもらえる展示にできそうだリン!
つぎは、呉研究員来てくれるのかなぁ...
つづく☆
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おまけ☆
呉研究員とおなじく、植松研究員も大きい動物が苦手らしいリン...
※呉研究員登場の「虎ブログ」参照
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日中平和友好条約締結40周年記念 特別企画
中国近代絵画の巨匠 斉白石
■会期:2019年1月30日(水) ~ 3月17日(日)
※会期中、展示替えを行います。
前期:2019年1月30日(水)~2月24日(日)
後期:2019年2月26日(火)~3月17日(日)
■会場:京都国立博物館 平成知新館2F-1~4
■交通:JR、近鉄、京阪電車、阪急電車、市バス
■休館日:
月曜日
※ただし、月曜日が祝日・休日となる場合は開館し、翌火曜日を休館とします。
■開館時間:
火~木・日曜日:午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
金・土曜日:午前9時30分~午後8時(入館は午後7時30分まで)
■観覧料:
一般 520円(410円)
大学生 260円(210円)
高校生以下および満18歳未満、満70歳以上の方は無料です(年齢のわかるものをご提示ください)。
※( )内は20名以上の団体料金。
※大学生の方は学生証をご提示ください。
※障害者手帳等(*)をご提示の方とその介護者1名は、観覧料が無料になります。
(*) 身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、戦傷病者手帳、被爆者健康手帳
※キャンパスメンバーズは、学生証または教職員証をご提示いただくと無料になります。
※天皇陛下御在位30年を慶祝して、2019年2月24日(日)は無料観覧日といたします。トラりんも登場します。
■関連映像
平成知新館2Fミュージアムラボラトリーでは、会期中
「斉白石の作品と生涯」(約10分)を上映しています。
詳細はこちら
■関連土曜講座:
○2月23日(土)午後1時30分~午後3時
「木匠から巨匠へ:斉白石の人生と芸術」
○3月9日(土)午後1時30分~午後3時
「斉白石の絵画における現代性」
詳細はこちら
■関連イベント:
中国茶会
【日 程】2019年3月16日(土)、17日(日)
【場 所】京都国立博物館 茶室「堪庵」(博物館「東の庭」奥)
【定 員】16名×1日6席
【料 金】1,000円(中国茶と菓子付き)※別途、当日の観覧券が必要
時間など詳細はこちら
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今回、お話を聞かせてくれた植松研究員の1089ブログ「斉白石作品のたのしみかた」も、ぜひ読んでみてね♪
2019年2月15日
こんにちリン!
トラりんだリン!
京博では、特集展示「初公開!天皇の即位図」がはじまったよ☆
2019年もたくさんの展示を企画しているから、そのときにしか見ることのできない作品もいっぱいだよ♪
我が家ながら、毎回自信を持って紹介したい展示ばかりだリン♪
毎年、春と秋に開催される「特別展」も、もちろん見どころ満載だけど、それ以外の期間に行われている京博の「名品ギャラリー(平常展示)」も、素晴らしい作品が様々なテーマで展示されていて、実はとーーーーーってもすごいんだリン!!
サラリと国宝が展示されていたりもするから
「ふぁー!美しい作品だリン!ふむふむ...国宝か...えっ?国宝?!」
って、ボクは展示室でよく二度見しているよ☆
と、ボクも思わず自慢したくなってしまう「名品ギャラリー」を、今日は福士研究員といっしょに見て行こうと思うリン♪
福士研究員:今日もよろしくね。
トラりん:福士研究員☆
今日もいっしょに展示を見てくれて、ありがとリン♪
今回の特集展示は、「初公開!天皇の即位図」☆
...ん?
「初公開!」っっ?!!
今回の作品は、京博ではじめて見られるってことだよね?!
す、す、すごいリン!!
福士研究員:出ましたお約束の時間差びっくり、ありがとうございます。
いま展示している「霊元天皇即位・後西天皇譲位図屏風(れいげんてんのうそくい・ごさいてんのうじょういずびょうぶ)」は、最近になって世に現われた作品なんだよ。
江戸時代の天皇の譲位と即位を主題とした作品で、当時の儀式の様子を視覚的に知ることができる貴重なもの。
今年はちょうど春に譲位と即位を控えた時期ということもあって、展示を企画したんだ。
本当にいいタイミングで作品が出てきてくれたねえ(しみじみ)。
トラりん:そんなに貴重な作品を京博で初公開だなんて、すごすぎるリン!
福士研究員、やるリン!
「初公開!」を、大きめの声でアピールしていこう!
福士研究員:もう、トラりんてば。
大きい声出しておけばなんとかなる、なんて安易な...
それじゃあ、「 初公開!天皇の即位図」を早速展示室へ見に行こう!
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トラりん:福士研究員が言っていた「初公開」の屏風はどこかなー?
福士研究員:こちらが、「霊元天皇即位・後西天皇譲位図屏風(れいげんてんのうそくい・ごさいてんのうじょういずびょうぶ) 狩野永納(かのうえいのう)筆」(通期展示)だよ。
トラりん:こっ...これがっ!!
大きい屏風だリン!
その中に、たくさんのひとがお行儀よく整列しているね☆
福士研究員:この屏風には、江戸時代中期の寛文3年(1663)に行われた霊元天皇の即位と、後西天皇の譲位の儀式が描かれているんだ。
同じように江戸時代の天皇の即位を扱った屏風はほかにも数点知られているけど数が少なく貴重なのに加え、この作品には類例のないとても大きな特徴があるよ。
トラりん、何だかわかるかな?
トラりん:大きな特徴??
うーん...なんだろう...あっ!
この中に混ざって、正座している虎がいるのかな?!
どこー?正座できる虎、どこー?!
福士研究員:即位図をよく見てごらん。
紫宸殿(ししんでん)のなかに高御座(たかみくら)があって、そこに座る霊元天皇の姿がはっきりと見えるね。
こんなふうに、顔も含めて明瞭に天皇の姿を描いた即位図はとても珍しいんだ。
数え10歳で即位した天皇にふさわしく、まだあどけなさの残る子供の姿で描かれているね。
トラりん:本当だ!
はっきりと描かれているリン!
福士研究員:それから、紫宸殿の南庭には居並ぶ公卿たちが描かれているのだけど、その外側に式を眺める庶民の姿が見えるね。
実は、当時は天皇の即位式は庶民にも公開されていたんだよ。
トラりん:天皇はなかなか見ることができない存在だったのかと思い込んでいたけど、みんなでいっしょに即位をお祝いしていたんだね☆
福士研究員:次の作品は、「御即位図(ごそくいず)(東京大学史料編纂所所蔵)」(前期展示)だよ。
※「御即位図」は2月17日(日)までの展示です。 2月19日(火)~3月10日(日)は、「御譲位図(ごじょういず)(東京大学史料編纂所所蔵)」を展示します。
(by 京博スタッフ)
トラりん:んん??
メモ紙のようなものに描かれた絵が何枚も集まって、ひとつの作品になっているように見えるリン...
福士研究員:これは、さっき見た屏風の模本、つまり別人の手によってそっくりに写されたもの。
この模本の方が先に知られていたところに、あとから屏風が出現したというわけなんだ。
トラりん:それは、大発見だリン!
でも、せっかく屏風が出てきたんだから屏風だけ展示すればいいような...
どうして、わざわざ写しをいっしょに展示しているの?
福士研究員:写しとあなどるなかれ。
この模本には、屏風そのものからは知ることができない、この模本だけから得られる情報があるんだよ。
一つは、原本の屏風ではすでに見えなくなってしまった文字情報。
屏風には人名や建物などが書かれたたくさんの札が貼られていて重要なんだけど、虫食いや擦れで読めなくなってしまっているものもある。
それが、模本でははっきりと読むことができるんだ。
トラりん:それは貴重な情報だリン!
なぜ屏風を写したのかわからないけど、描いて残してくれた方に感謝だね!
福士研究員:もう一つは、原本の屏風の制作経緯や伝来を探るうえで鍵となる情報。
模本には「是狩野縫殿助永納於/九條家図之畢」と書かれていて、屏風が九条家と何かしらの形で関わっていたらしいことがわかるんだ。
いまはまだはっきりとしたことは言えないけど、これからこの屏風のことを調べていくうえで重要な情報であることは間違いない。
トラりん:ミ...ミステリアス!
この先も楽しみだリン♪
福士研究員:さいごは、「礼冠(らいかん)(玉冠(ぎょっかん))(京都国立博物館所蔵)」(通期展示)。
トラりん:なんて美しくて立派な冠だリン!
か...被ってみたいリン...!!
福士研究員:変わった形の冠だけど、どこかで見覚えはないかな?
実は、屏風の中にこの冠をかぶった人たちが描かれているんだ。
これは礼冠といって、宮中での儀式の際に公家が着用するもの。
はじめは色々な儀式で使われたのが、やがて即位の儀式の際にのみ用いられるようになったらしいよ。
着用する人の位によって、取り付けられた玉の色が違っていたんだ。
トラりん:とっても特別な冠だったんだね☆
それに、色が違うならわかりやすいリン...
いまも、えらいひとを色で見分けられたら怒られなくてすみそうだリン!
佐々木館長がやさしくてよかった=3
福士研究員:京博に、トラりんのことを怒るひとはいないもんね。
トラりん:時代ごとの「即位」について考える機会って、なかなかなかったけど...
今回の展示を通して、新しい発見や驚きがたくさんあったリン!
福士研究員:天皇の即位式というと、いまは一般には縁遠い儀式というイメージがあるけれど、江戸時代には庶民が見物して楽しんでいたんだね。
この機会に江戸時代の即位や譲位の儀式について知ってもらえればと思うし、描かれた庶民の中にまじって式を眺めるように展示を楽しんでもらえたら嬉しいな。
2人:\初公開っっ!!!/
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福士研究員が魂を込めたリーフレットも、あわせて読んでもらえたらうれしいリン♪
展示作品すべての写真と解説が掲載されていて、まるで図録のようだリン!
↓↓ダウンロードもできるよ!↓↓
特集展示「初公開!天皇の即位図」リーフレット(PDF版)
特集展示 初公開!天皇の即位図
■会期:2019年1月30日(水)~ 3月10日(日)
※会期中、展示替えを行います。
前期:2019年1月30日(水)~2月17日(日)
後期:2019年2月19日(火)~3月10日(日)
■会場:京都国立博物館 平成知新館1F-4
■交通:JR、近鉄、京阪電車、阪急電車、市バス
■休館日:
月曜日
※ただし、月曜日が祝日・休日となる場合は開館し、翌火曜日を休館とします。
■開館時間:
火~木・日曜日:午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
金・土曜日:午前9時30分~午後8時(入館は午後7時30分まで)
■観覧料:
一般 520円(410円)
大学生 260円(210円)
高校生以下および満18歳未満、満70歳以上の方は無料です(年齢のわかるものをご提示ください)。
※( )内は20名以上の団体料金。
※大学生の方は学生証をご提示ください。
※障害者手帳等(*)をご提示の方とその介護者1名は、観覧料が無料になります。
(*) 身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、戦傷病者手帳、被爆者健康手帳
※キャンパスメンバーズは、学生証または教職員証をご提示いただくと無料になります。
※天皇陛下御在位30年を慶祝して、2019年2月24日(日)は無料観覧日といたします。トラりんも登場します。
■関連土曜講座:
2月16日(土)午後1時30分~午後3時
「天皇の即位図を読む」
詳細はこちら
2019年2月 8日
こんにちリン!
トラりんだリン!
みんな☆
いま京博で開催中の
日中平和友好条約締結40周年記念 特別企画「中国近代絵画の巨匠 斉白石」は、楽しんでくれている?
ボクは呉研究員と、これから展示室に行く約束をしているリン♪
今回の展示も見どころ盛りだくさんのようだけど...
呉研究員:トラりん、ひさしぶり。
トラりん:呉研究員!
展示を見る前に聞きたいことがあるリン!
今回のタイトルに斉白石(せいはくせき)ってあるけど...どんなひとなの?
呉研究員:近現代の中国に生きた画家で、中国の人ならだれでもその名を知っている水墨画の巨匠だよ。
若いときは大工さんだったけど、一大決心をして画家に転身したんだ。
華やかな色づかいと力強い墨の線で、味わい深い水墨画をたくさん描いているよ。
素朴でかわいい水墨画に中国のみんなが癒されているんだ。
トラりん:大工さんから画家に?!!
強い想いを持っていたのかな...
どんなひとなのか、さらに気になっちゃった!
斉白石りんが描いた絵を早く見たいリン♪
呉研究員:スタスタスタスタスタ...
トラりん:いや、ちょっ、待って!
\置いてかないでー!!/
・
・
・
呉研究員:まずは、「墨梅図(ぼくばいず) 斉白石筆(北京画院所蔵)」(通期展示)から見てみよう。
トラりん:梅の花がひとつひとつ丁寧に描かれているね☆
とってもかわいいリン♪
呉研究員:白石の絵画のなかで早い時期の作品だよ。
描かれたのは1917年だから、100年ほど前だね。
同郷の友人の誕生日を祝って水墨だけで梅を描いたんだ。
絵のなかに書かれた文章から、あえて重厚な画風で仕上げたと述べていることがわかるよ。
たくさんの梅で画面が埋め尽くされているから、絵自体がちいさくても迫力があるね。
トラりん:おたんじょう日のお祝いの絵だったんだね!
100年前に描かれたものでも、おともだちへの想いは変わることなく感じるリン♪
呉研究員:つづいて、「松鷹図(しょうようず) 斉白石筆(北京画院所蔵)」(通期展示)だよ。
トラりん:鷹も松も、ダイナミック!!
力強いけど、なんだか鷹がかわいいリン♪
呉研究員:松の木に鷹が止まっている絵だね。
水墨画ではよくある画題だけれども、鷹の目が上を向いているね。
白石が描くと力強い鷹もかわいらしさが際立つよね。
中国語で鷹は「イン」と発音し、英雄の「英」と同じなんだ。
「英」は、すぐれた人という意味があるし、松もおめでたいモチーフだよね。
掛け言葉でモチーフにいろんな意味を重ねて、「洒落(しゃれ)」でおめでたい絵にしたわけ。
トラりん:松がおめでたいモチーフだというのは、前の特集展示「美麗を極める中国陶磁」で教わったリン!
(虎ブログ「特集展示「美麗を極める中国陶磁」~陶磁編~」)
絵も素晴らしいけれど、「鷹」という言葉が洒落になっているなんて予想外だリン!
でもそんなところが、斉白石りんが長年たくさんのひとに愛されている理由のひとつでもあるのかなぁ☆
呉研究員:さいごは、前期(~2月24日(日))の展示作品、「葡萄松鼠図(ほとうしょうそず) 斉白石筆(北京画院所蔵)」。
トラりん:りす、かわいいいいいいい!!!!!
ボクと同じ「すいぼくがタイプ」のりすー!!
親近感ー♪
呉研究員:ポケモンみたいに言うね。
トラりん(カリスマPR大使):この素晴らしい作品が、前期(~2月24日(日))しか見られないんだ!
じゃあ、急がなくちゃねー
見逃せないもんねー
呉研究員:これもおめでたい絵だよ。
蔓(つる)を長く伸ばし、実を多くつける葡萄(ぶどう)は、長く子孫が繁栄するようにとの願いが込められているんだ。
豊かに墨面が広がる葡萄の葉、青から淡紫へと複雑に色が変化する葡萄の実を丁寧に描いているね。
小さな手で実を取りあうリスがまた愛くるしいね。
実はリスも子供をたくさん産むから、子宝に恵まれるというおめでたい動物なんだ。
トラりん:どの絵にも、意味が込められているんだね。
大工さんから、一大決心をして画家になっただけあるリン!(感動)
イメージで申し訳ないんだけど...展示室に来る前は、なんとなく「渋い」作品が多いのかなって思っていたリン。
でも、かわいい生き物やお花がやさしい色使いで描かれていて、斉白石りんの絵で癒されていた中国のひとたちの気持ちがわかるリン♪
特別企画「中国近代絵画の巨匠 斉白石」は、とっても興味深いリン!
呉研究員:そうなんだ。
斉白石自身も、作品も魅力がたくさんあるんだ。
ちなみに、2F-5では関連展示として「須磨コレクションにみる斉白石の名品」というテーマで展示を行っているよ。
特別企画「中国近代絵画の巨匠 斉白石」の展示期間と同じで、こちらも、
前期:2019年1月30日(水)~2月24日(日)
後期:2019年2月26日(火)~3月17日(日)
で作品が入れ替わるよ。
トラりん:ということは...
それだけ展示作品がたくさんあるということだリン!
それなら、今回の「虎ブログ」だけで紹介し終えるのは難しいリン...
そんなときはー?!
ふたり:つ・づ・く☆
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おまけ☆
呉研究員:今回ご紹介する商品はこちら!
特別企画「中国近代絵画の巨匠 斉白石」の図録でございます!
中国側の編集に日本側も協力して出来上がった、日中合作の珍しい図録だよ。
カリスマ販売員:まー☆
見開きで作品をゆったり見ることができるし、もちろん斉白石りんがどんなひとだったかまで紹介されているリーン!
でも、こんなに素敵で内容盛りだくさんの図録じゃ...
お高いんでしょう?
呉研究員:税込2,500円!
カリスマ販売員:お値段以上のボリュームっ!!!!!
これは...
カリスマ販売員の2人:絶対に買わなきゃねー☆
・
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・
日中平和友好条約締結40周年記念 特別企画
中国近代絵画の巨匠 斉白石
■会期:2019年1月30日(水) ~ 3月17日(日)
※会期中、展示替えを行います。
前期:2019年1月30日(水)~2月24日(日)
後期:2019年2月26日(火)~3月17日(日)
■会場:京都国立博物館 平成知新館2F-1~4
■交通:JR、近鉄、京阪電車、阪急電車、市バス
■休館日:
月曜日
※ただし、月曜日が祝日・休日となる場合は開館し、翌火曜日を休館とします。
■開館時間:
火~木・日曜日:午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
金・土曜日:午前9時30分~午後8時(入館は午後7時30分まで)
■観覧料:
一般 520円(410円)
大学生 260円(210円)
高校生以下および満18歳未満、満70歳以上の方は無料です(年齢のわかるものをご提示ください)。
※( )内は20名以上の団体料金。
※大学生の方は学生証をご提示ください。
※障害者手帳等(*)をご提示の方とその介護者1名は、観覧料が無料になります。
(*) 身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、戦傷病者手帳、被爆者健康手帳
※キャンパスメンバーズは、学生証または教職員証をご提示いただくと無料になります。
※天皇陛下御在位30年を慶祝して、2019年2月24日(日)は無料観覧日といたします。トラりんも登場します。
■関連映像
平成知新館2Fミュージアムラボラトリーでは、会期中
「斉白石の作品と生涯」(約10分)を上映しています。
詳細はこちら
■関連土曜講座:
○2月9日(土)午後1時30分~午後3時
「須磨コレクションの中国近代絵画」
○2月23日(土)午後1時30分~午後3時
「木匠から巨匠へ:斉白石の人生と芸術」
○3月9日(土)午後1時30分~午後3時
「斉白石の絵画における現代性」
詳細はこちら
■関連イベント:
中国茶会
【日 程】2019年3月16日(土)、17日(日)
【場 所】京都国立博物館 茶室「堪庵」(博物館「東の庭」奥)
【定 員】16名×1日6席
【料 金】1,000円(中国茶と菓子付き)※別途、当日の観覧券が必要
時間など詳細はこちら
※呉研究員は、大きな動物が苦手です。(by 京博スタッフ)